コラーゲン生成・細胞再生をサポート~和歌山のカラフル柑橘~
東京のマーケットにもカラフルな柑橘類が並び始めました。この時期になると、そろそろ和歌山県へ行きたい・・・。と旅心がうずうずしてきます。その理由は、和歌山県で出会える柑橘類の種類が驚くほど豊富だということ。以前に熊野古道から龍神温泉を旅した際に立ち寄った農産物の販売所で、見渡す限りのビタミンカラー、見たこともない多品種の柑橘類がずらりと並ぶ様子に大興奮した記憶が今も鮮明に思い出されます。直売所で目新しい品種の説明書きを読んだり、試食用を食べ比べたり大忙し。どこの誰が作った○○と全て記載されているので親しみがわいてきます。田辺市周辺は日本で一番日照時間が長い地域、中でもみかんの里と呼ばれる秋津野エリアで作られる柑橘は60種類にものぼり、特に2月~4月は甘くてジューシーな美味しい品種が続々収穫されるのです。
そんな美味しい柑橘類に目がないわたしのために、今年は友人が農園から直送の柑橘セットを送ってくれました。エコファーマーの県認証を獲得している紀州原農園から届く柑橘類は、名前を手書きで貼ってくれているのもうれしい。名前の由来や特徴などが書かれた紙も入っています。柑橘類といえば「ビタミンC」の代名詞みたいな印象がありますが、実はそれだけじゃない!というのが柑橘の偉いところ。カルシウム、カリウム、葉酸、ビタミンA、B群、E、クエン酸、ポリフェノール、β-カロチンなどなどミネラルや栄養がぎゅっと詰まっています。ビタミンCはコラーゲン生成や細胞再生をサポート、植物性の栄養素は免疫力をサポートしてくれるヘルシースイーツなのです。
実はこんなに柑橘類について知ることが出来たのは、秋津野みかん教室「からたち」で勉強したから。一年中みかんが実る場所ならではの場所。みかんのヘルシーパワーのことや、おいしいみかんの見分け方、日本で栽培されている柑橘類の食べごろや特徴などが詳しく展示されています。
このみかん教室がある場所は「秋津野ガルテン」。旧小学校の校舎を活用した農業地域との交流施設です。農家レストラン「みかん畑」では、地元の野菜が山菜を使って地元のおかあさん達が作るスローフードのバイキングランチがいただけます。
30種類ほどの料理が並び、人気No1は揚げ鶏のレモン煮。もちろん秋津野のレモンです。ごぼうの甘辛煮や、農園野菜たっぷりのカレーや菜飯などを、ノスタルジックな木造校舎の風景を眺めながらいただくことができます。
葉付きでミニサイズのニンジンもカラフルなビタミンカラー。自家製の甘味噌をつけてぽりぽり。デザートのようにいただけてしまいます。
秋津野柑橘をそのまま搾った“俺ん家ジュース”も飲み放題。香りも甘味も秀逸で爽やかです。
エコファーマー紀州原農園(旬の食べごろ柑橘セット)
http://www.f-l-daiichi.com/8.html
秋津野ガルテン
石井宏子
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