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注目の「腸内フローラ」の真実①腸内細菌の最新情報

更年期の女性二人が実際に調べてもらいました!

私たちの「腸内フローラ」の真実とは!?

 

 

アレルギーをはじめ、さまざまな病気のカギを握っている腸。
最近では、腸内細菌の集まりである「腸内フローラ」も注目されています。

 

腸について「三番町ごきげんクリニック」院長の澤登雅一先生に取材し、実際にOurAgeスタッフのA美とB子が腸内フローラ検査を受けてみました。

 

今回は、二人の腸内の状態と腸の持つ機能や腸内細菌の最新情報などについてご紹介します。

 

 

 

 

 

消化・吸収器官であり、
巨大な免疫器官でもある腸

 

 

「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌が、納豆や豆腐などに含まれる大豆イソフラボンを、「エクオール」に変換することが解明されるなど、近年腸内細菌の働きが注目されています。

 

「エクオールは、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が、腸内細菌の力を借りて生まれ変わったもの。女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをすると言われており、更年期症状への効果が期待されています」

 

そんな腸の持つ機能や腸内細菌の最新情報について、さらに澤登雅一先生に聞きました。

「口と肛門を介して外と接している腸は、細菌・カビ(真菌)・ウイルスや化学物質など多くの異物にさらされています。これらから身を守るために発達したのが腸管免疫系で、人体の免疫システムの60%以上を占めます。

 

 

腸は食物を消化・吸収するだけでなく、バリア機能を持った巨大な免疫器官でもあるのです。また、腸脳相関といって、腸と脳は自律神経系などを介して密接にかかわり、影響を与え合っています。腸には独自の神経ネットワークもあり、〝腸は第二の脳〞とも言われます」

 

腸の表面積はテニスコート1面分。健康な人間の腸には、約100兆個の腸内細菌が存在しています。細菌の総重量は1・5㎏近くになり、これは人体最大の臓器である肝臓と同じくらいの重さ。なかでも小腸から大腸にかけての細菌群は、花畑(フローラ)のように見えることから「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。

 

腸内フローラの状態が悪くなり、免疫機能が過敏になるとアレルギーが悪化し、逆に免疫機能が落ちると病気にかかりやすくなるので注意が必要です。

 

 

 

 

今回、コレで検査しました

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A美 1963年生まれ 51歳(右)

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飲酒ほぼ毎日、1日3本の喫煙歴20年。

腸内フローラの結果は決してよくないだろうと予想していた私、A美。

悪玉菌がほぼ40%を占めるという結果に、ほら、やっぱりと苦笑い。

しかし「善玉菌が20%あるのは理想ですが、そういう人は全体の10%程度です。

毎日ヨーグルトを食べている、という人でも、

善玉菌が1%だったりする場合もあるんですよ」という、

澤登先生の言葉にほっと胸をなで下ろしました。

とにかく善玉菌の底上げが必要、とのこと。
アレルギーで乳製品が摂取できず、ヨーグルトが食べられない私は

「植物性発酵食品、つまり納豆、味噌、キムチ、ぬか漬けなどを食べ、

乳酸菌のサプリメントをとること。アルコールはなるべく控えめに」。

最近、ぬか床も買ったし、毎日ぬか漬けを食べるようにします!

 

 

 

 

 

B子 1963年生まれ 51歳(左)

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善玉菌が少なく、悪玉菌が40%近くもあってショックを受けました。
喫煙歴なし、お酒は少し、野菜が大好きという生活だったので、

正直もう少し善玉菌が多いかと思っていましたが。

「悪玉菌は甘い物の食べすぎでも増えますよ。

砂糖は悪玉菌のエサになりますから」と澤登先生。
ドキッ! チョコレートやクッキーなど、

小腹が空くとつい甘いお菓子をつまんでしまう私。

しかも運動は全然していません。

「できれば歩く程度の運動をおすすめします。

あと1日に1.5~2ℓを目安に水を飲むよう、心がけてください。

朝、起き抜けにコップ1杯の水を飲むのもいいですよ」。

今後の課題は、甘い物を控えることと運動、そして水を飲むこと。

日和見菌を善玉菌にすべく、頑張ります!

 

 

 

 

 

【腸内細菌は3種類】

 

腸内細菌は、その働きによって「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(中間菌)」の3つのタイプに分かれています。

 

善玉菌が増えると、整腸作用、免疫力や消化吸収力のアップ、美肌など、さまざまな効果が期待できます。反対に悪玉菌が増加すると、便秘、肌荒れ、疲れやすくなる、抵抗力の低下など、健康にマイナスの影響を及ぼします。

 

日和見菌は普段はほとんど活動しませんが、善玉菌・悪玉菌のどちらにもなる可能性があります。また、悪玉菌をなくすと善玉菌も機能しなくなるため、悪玉菌を消滅させればいいというわけではありません。

 

実は善玉菌優勢の腸内環境になるか悪玉菌が優勢になるかは、母体の影響を強く受けます。もちろんその後の食生活で腸内環境を変えることは可能ですが、傾向として最初に感染した腸内環境に左右されると言われています。

 

 

 

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善玉菌

ビフィズス菌、乳酸菌など。消化・吸収を助け、腸の働きを活発にします。ビタミンやホルモンを作り、免疫力を高める働きをします。

 

 

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日和見菌(中間菌)

バクテロイデス、プレボテラ(口中に常在する菌)など。普段はほぼ活動していない菌。善玉菌と悪玉菌どちらにもなる可能性があります。

 

 

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悪玉菌

クロストリジウム、ウェルシュ菌、大腸菌、ボツリヌス菌など。食物のカスを腐敗させ、有害物質などを作ります。便秘や下痢を起こします。

 

 

 

 

 

次回は、腸がなぜ不調になる原因や、健康な体を保つための重要なカギを握っている「腸内フローラ」について詳しくご紹介します。

 

 

 

イラスト/かくたりかこ 構成・原文/上田恵子

 

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