青山学院大学Gerontology研究所のフェローになったのは昨年の12月。実質的な研究活動は4月からです。ですので今、新プロジェクトについて話し合いを重ねています。これまで講演や執筆のためにいろいろな方にお目にかかったり、資料を検索した事はありますが、長期に渡る研究、調査に取り組むのは初めてです。十分にMatureな私に素晴らしい機会を与えてくれた母校に感謝すると共に、真摯に取り組み、成果を出したいと思っています。
我がチームが取り組むテーマは「Urban Gerontology=都会で年を重ねる」です。
青山学院は東京の中でも華やかで洗練されたイメージの地にあり、幼稚園から大学まである教育機関です。この特性を生かした研究が大切と考えました。
東京の人口一極集中は皆様ご存知と思いますが、東京には若者だけでなく、今後膨大な数の65歳以上の人が流入してきます。人口全体(つまり分母)が大きくなると65歳以上の数(つまり分子)が増えてもパーセンテージがあまり変わらないので一見ピンと来ないのですが、数を聞くとビックリ!2025年までに30万人、2035年までに70万人増と言われています。
東京には高度医療が完備した病院が数多くありますが、これからは深刻な病院不足が予測されます(現在も人口10万あたりの病床数トップは高知2,522、東京948)。地価や物価が高く、マンション生活が当たり前で、地縁、血縁が薄い東京で人はどういう風に日々を重ね、尊厳ある一生を実現しようとしているのでしょう。様々な「幸せの鍵」を青学校友会や渋谷区の協力を得て、見出していきたいと思っています。
また今回研究所に対する寄付活動にも参加します。大変意義のある研究活動ですが現役の教授の皆様は授業や学校のことで側で見ていても全く時間の余裕がありません。アメリカでは一般的に研究所も含め、組織の長は資金を調達するのが最大の役目です。ここが日本とは全く違うところですね。今回は法人組織なら100%損金になる基金を通じて寄付をしていただくでので、青学または日本の未来を大切に思う方のご協力が得られればと思っています。初めてのことですがまずはトライ!勉強しなければならないことが山積みです。
全く別件ですが、先日グラミー賞最優秀MVに知り合いのご子息Hiro Murai さんの監督するThis is AmericaのMVが選ばれました‼️ 大坂なおみさんに次ぐ最高の快挙。
彼の監督テレビ作品Atlanta もNetflix で見られます。
息子曰く本物中の本物。
This is America MV
https://youtu.be/VYOjWnS4cMY