信楽のアトリエから作品が届きました。
轆轤を回して、赤の釉薬をかけ、焼いた大、中、小(片口)の鉢と1.5cmの高台の付いた完全フラットで色調が備前風の平皿4枚です。
いや、初めての作品としては大満足。鉢は我が家のギンガムチェックのテーブルクロスにピッタリです。平皿は今回は焼き魚に使いましたが、2つ、3つと繋ぎ合わせてオードブルを乗せても素敵です。汁が垂れないように、表面に茅の繊維で微妙な凹凸がつけてあります。作陶合宿自体も最高でしたが、作品も日々の生活で大活躍しそうです。
ところで合宿の仲間の一人(芸大の彫刻卒の鉄のアーティスト)がシカゴで開かれる「ゴジラフェスティバル」(世界中から『ゴジラおたく』が集まる)で何と「ゴジラ茶会」を開催します!
半年かけてゴジラの風炉釜(ふろがま)、国会議事堂の水差し、東京タワーの柄杓(ひしゃく)立て、ミニラの棗(なつめ)を作り上げました。
シカゴに出発する前にこれらの力作をお披露目しようと銀座SIXのオフィス棟で「ゴジラ茶会」(仮称)を開き、大勢の友人が押し寄せました。
私もゴジラ色?の単衣の紬で参加。ともするとキッチュになりがちな題材を流石芸大出の一流彫刻家は高い威厳とクオリティーで見る者を圧倒しました。
それにしても年を重ねて、どんどんチャレンジする我が友人たちの姿に感動を覚えます。
「恐れずに、頑張るぞ〜」という気にさせてくれる仲間に心から感謝ですね。
P.S.
刺激を受けた結果ではないのですが、11月頃に青山学院大学ジェロントロジー研究所主催の公開講演会で私が講演します。
詳細は決まり次第お知らせしますが、無料ですので是非ご参加くださいませ。
素敵に年を重ねるための最新、最高の情報をお届けいたします。