この夏ハワイから帰国する飛行機の中で、パートナーのAがトイレに立った時にキャビンアテンダントの女性に呼び止められました。若くて、美しい女性から声をかけられ、思わず「あれ、逆ナンパでもされるのかな?」「電話番号でもきかれるのかな?」と内心かなりドキドキしたそうです(まったく?)。ところが彼女から「お二人ともすごく会話が弾んでいて、とても楽しそうですね。機内で大人のカップルの方に接する事は多いのですが、みなさんほとんど口をきかず、シラけた雰囲気です。私はまだ独身ですので、お客様のように何年も経っても会話のあるカップルになりたいと思いました。」と言われて、ビックリしたそうです。
確かに私は小さい頃からおしゃべりでした。息子がアメリカンスクールの小学校のとき、通信簿に「後ろを向いて、おしゃべりするので気をつけましょう」と書かれると「お母さんの子だから、おしゃべりは仕方がない、治らないわ。でも人に伝えたい事がたくさんあるって素晴らしい事よ。」と言って、自分のおしゃべりを正当化?したほどです(笑)私と小学校の同級生だったAも「君は小学生の時からおしゃべりだったから、仕方ないよね」と、半分諦めの境地でおしゃべりを受け入れているというのが実情です。
私たちはバツイチ同士、一番大変な子育てや両親の介護と言う作業を一緒にしなかったから、この関係が成り立っているのかなと思います。反面絆が浅い分、お互いに縛るものや精神的な貸し借りがないので、甘えは許されません。多くの事を共有して、長く連れ添った2人が会話を弾ませるのは容易なことではありません。でも人生の後半生が伸び、パートナーとの関係性はより重要になっています。より良い時間が持てるよう努力し合あえると良いですね。