通勤電車で、何か聞いてますか?
音楽? ポッドキャスト? 今は、小説も聴けるみたいですね。
私は、通勤時、99%音楽を聴いてます。唯一のんびりと音楽が聴ける大事な時間です。
できるだけいい音で聴きたい。できるだけ好みの音色で聴きたい。
今までは、そこをポイントにイヤホンを選んできたのですが、コロナ禍になって、もう一点加えたい機能が出てきました。
ノイズキャンセリングです。
ちなみに、ノイズキャンセリングとは、ノイズ(雑音)をキャンセル(打ち消して低減させる)機能のこと。
今、電車の窓がすこーしだけ開いてますよね。私の乗っている電車は、たいていは窓が少し開いています。感染症予防のためだと思うのですが、地下鉄通勤の私は、イヤホンで音楽を聴いているときに聞こえてくる雑音が、増えたな~と感じてます。
周りの音が聞こえていることが大切なこともあるので、まぁこんなもんかと我慢してきたのですが、雑音に負けじと音量を大きくしていたら、私の耳が危ないのでは?と、思ってしまいまして。
現に、私のiPhoneちゃんは、ヘルスケアのアプリでイヤホンの音量を自主的にチェックしてくれていて(多分、設定がそうなっているだけ)、たまにアプリを開けると「先週より、音が大きかったですよー」と注意してくれます。
それなら、ずーっと仕方ないかなぁと思っていた雑音対策に、ノイズキャンセリング機能(長いのでノイキャン機能と略します)の高いイヤホンを手に入れようと思いいたりました。
調べてみると、ノイキャン機能の高いイヤホンはたくさんあって、お値段も目が飛び出るようなものもありましたが、結局、Appleユーザーとして、AirPods Proの第2世代を選択。一世代前のモデルより、最大2倍の雑音を消すノイキャン機能を搭載、というところに惹かれました。
衝撃に強いiFaceというブランドのドラえもんの絵が付いたケースに入れてみました。かわいい。
このイヤホン、ほかにも空間オーディオ(すぐそばで、アーティストが歌ってくれているような感覚に陥るサウンド体験ができて、これもすごいんです)など、いろんな機能があるのですが、それは置いておいて~。
高機能ノイキャン、初体験です。
手元に届いた日、家の比較的静かな部屋で、耳に装着してみます。
ブォンとiPhoneとの接続音がした後、水の中にいるような静けさに。目の前の机をペンで叩いてみると、明らかに音が小さくなり、かすかに聞こえてくる音の音質がもとの音と違います。
ドンドンが、コンコンとなるイメージです。
ノイキャン、おもしろいっ。
こりゃ、期待できます!
次の日、意気揚々と、いつもの通勤電車で装着。
ブォンと接続したら、
まずは、サカナクションの『プラトー』を聴いてみます。
次に、シエナ・ウインド・オーケストラ『ファイナルファンタジー メインテーマ』。
次に、ドラマサントラ『MIU404』。
良い。
バンドも、吹奏楽も、心象風景的な音楽も全部いけます。
地下鉄特有のゴーーーという音が消えて、ゴーーーという音を作っている中のいくつかの音だけがかすかに残りますが、聴きたい音は、しっかり聞こえて音楽に集中できます。
雑音の多いところでこれだけ静かになるとしたら、もともと静かな場所なら、ほぼ無音になるかも。カフェで、何かに没頭したい時も、隣の人の声が消えてくれるので便利ですね~。
ビバ! 高機能ノイキャン!
おかげで、同じ曲を聴いていても、いつもより音量を落として聴くことができます。
明らかに耳のためにもいいはず。
そろそろ、聴力も大事にしていきたい年頃ですよね。
そして、普段からうるさすぎる!耳がやられる!と辟易していた雑音(騒音かも)にも、使ってみました。
通勤で必ず通る駅に、耳を塞ぎたくなるほどの大きな音で、電車が走行するホームがあるんです。
対決。AirPods Pro (第2世代)VS ●●駅ホーム騒音
結果、ほぼAirPods Proの勝ち!
残念なことに線路に車輪が擦れるような音が、ノイキャンをすり抜けて少しだけ残りました。
AirPodsProの性能を持ってしても消しきれぬ音。恐るべし、●●駅の騒音。
とはいえ、聴いていた曲の1番良いところが、ゴーーーーーとかき消されたり、ラジオを聴いていて、盛り上がっているところをゴーーーーーと邪魔されたりすることはなくなったので、ヨシとします。
新しいイヤホンを手に入れて、今年も素敵な音楽をたくさん聴いていきますよー。
通勤で音楽を聞いているみなさん。一緒に、ノイキャン体験しませんか。