桜満開、うっとり弘前公園
こんにちは、小暮美奈子です。
今年のゴールデンウィークはお天気に恵まれましたね。
みなさま、どのように過ごされましたか?
私はわりと東京で過ごす派です。
というのも一年で一番快適な季節、東京といえども新緑はきれいだし、花も街中あちこちで競い合うように咲き、空気はカラッとしています。家に居ても窓を開け放って、ふ〜〜〜〜っ、気持ちいい〜〜〜と実感出来る貴重な日々なのです。なので、大概は何日か家でゆっくりし、気になっていたこと(かたづけやら、植木の入れ替えやら、模様替えやら…)をすませ、近郊の山などにハイキングに行くことが多いように思います。
でも今年は弘前の桜を見たい!と、飛行機に乗って青森に行ってきました。日程の前半は桜、後半は新緑の白神山地と五能線の旅です。
今年は千鳥ヶ淵の桜から始まって、仕事で行った神戸、京都、奈良でもちょうど桜が見頃でした。こんなにいろいろな場所で桜を堪能できるなんて、滅多に無いというか初めての体験です。とても幸せな気分のまま弘前に行く日が近づいてきました。
しかし毎日お天気が続き、気温も上がってくると、弘前の桜、私が行く前に散ってしまわないか…と心配になってきました、ドキドキ…
青森空港から市内行きのバスの中から見える桜の風景は、あれれ、葉桜になっている。そうか〜、こんなに暖かいんだもの、間に合わなかったか…と気落ちしました。でもいざ弘前公園に行ってみると、、、、
ぅわ〜〜〜〜!!!!!というほどの桜!
まず目に飛び込んで来たのが、桜の花筏。
外濠を埋め尽くす桜の花びら!一瞬ピンクの道路?って思ったくらいでした。
弘前の桜は手を伸ばせば届きそうなくらい低いところにたくさん花をつけるので、よりいっそう桜感を感じることができます。それは農家の人がリンゴの木の枝と同じように剪定することでできているそうです。そしてもうひとつ、ひとつの花芽からいくつもの花が咲くので見応えがあります。なるほど、日本一の桜と言われるのがわかるような気がしました。
かなり歩いたのでリンゴのアイスクリームでひと休み。シャーベットみたいでおいしい! で、でもババヘラアイスって…(汗)
そして驚いたのがさくらまつり。広い園内の一角に露店のエリアがあって、今はもう殆ど見なくなった大きなお化け屋敷やマジックハウス、スマートボールやさん、オートバイサーカスなんてのもありました!食べ物やさんもいろいろあって楽しい。津軽100年食堂の三忠食堂から黒石つゆ焼きそば、十三湖しじみらーめん、塩こんにゃく、いちごあめなどなど、東京では食べられない珍しいものばかりでした。
夜、夜桜を見に再び弘前公園へ。
さてさて、本日のメインイベントです。ワクワクしながら追手門をくぐりました。む〜〜〜ん、昼間とはまた全然違う印象です。艶やかと言うか、花の色気満載というか…すばらしい!!!
桜のトンネル。昼間も素敵!と思いましたが、夜はその何倍も感動しました。
日本最古(明治15 年/1882年)のソメイヨシノだそうです。パーフェクトなお姿!
ひとつの花芽からたくさんの花をつけるのでボンボンみたいで可愛い!
天守の近くにある大迫力の御滝桜。
弘前の桜を見ることができて、ほんとうに良かった!
同じ場所でも桜の咲き具合によって日々印象が変わります。前から予定を立てて楽しみにしていても、その時々の天候などで残念なこともありますね。そんなことも考えると、とても贅沢な旅ができたように思えて感無量でした。
後半、五能線と白神山地の旅は次回に!