旅行に行った先で現地の市場やスーパーマーケットに行きたくなりませんか?私は大好き。現地ならではの食料品やスパイス、雑貨類など見ているだけでも楽しいですよね。
遠い南米ペルーのスーパーマーケットってどんな感じなのか知りたくないですか? 日本と結構違うの?何を売ってるの?
お任せください! ペルーの首都リマで潜入してきたスーパーマーケットのレポートをお届けいたします。
訪れたスーパーはペルーでも一二を争うメジャーなスーパーマーケット「Wong(ウォン)」。
中国系ペルー人エルネスト・ウォン氏が1942年にリマ市サン・イシドロ区に開いた小さなボデガ(雑貨店)がウォンの始まり。現在はチリ資本のCencosudグループ傘下でリマを代表する大手チェーンです。
生鮮食品や日用品全般、書籍、文具や雑貨、衣類、家電に加え、店舗によっては薬局や各銀行のATM、旅行代理店や化粧品店、イートインコーナーなどもあるそうです。
野菜と果物のコーナー。
ペルーは野菜の種類がとても豊富。
カット野菜も大きなサイズが色々。
便利だなー。
こちらは肉のコーナー。
日本では見かけないような大きなソーセージなどたくさんぶら下がっていてなかなかの迫力です。
お願いすれば、スライスなど色々加工してもらえるようでした。
サルサ(ソース)のコーナー。
ペルー料理は辛さがマイルドなメキシコ料理みたいなイメージです。塩などの味付けもそんなに強くなく、食べやすく日本人にはあうような気がします。
そんな中で、私がはまったのがサルサクルダ(生サルサ)。みじん切りの紫玉ねぎとトマトにコリアンダー(パクチー)や青唐辛子やオリーブオイルを混ぜたソースのことですが、さすが本場!それ以外にも作り立てのものを量り売り。便利でいいなあ。手前の列中央がサルサクルダ。
お惣菜コーナーでは、ロモ・サルタードやアヒ・デ・ガジーナなど、ペルーを代表するさまざまな料理も量り売りで販売しています。
穀物?のコーナー。
トウモロコシや米、麦など色々な種類が売っています。そう、こういう穀物を多用する料理であることも日本人には馴染みやすいような気がする理由のひとつかもしれません。
日本では高価なキヌアもキロいくらのレベルで売っていて、うっかり大量購入してしまいそうになりました(笑)
もちろんパンもあります。パッケージのものもあるけど、こうやって選んで購入できるコーナーも。
面白かったのが、私が訪れた店舗では一階が雑貨類、二階が食料品のフロアになっていたことです。日本とは逆ですが、お国柄なのでしょうか。機会があれば知りたいものです。
というわけで一階も探索。
丁度シーズン前でもあり、ペルーのサッカーチームデザインのウェアやグッズがたくさん売られていました。どれも手ごろで、Tシャツが30ソル程度。1ソルが33円くらいなので、千円くらいでしょうか。好きな人ならそれこそ宝の山なのでしょうね。
最後にレジでの支払いルールを簡単にご説明しましょう。
ペルーではスーパーマーケット以外の個人商店でも、基本的にペルー通貨ソルだけでなく、米ドルやクレジットカードで支払いできます。
ただしカード類を使用する際には、身分証明書の提示が必要な場合がほとんど。コピーはまず不可なので注意してくださいね。ソルは日本ではほとんど換金できません。レートにもよりますが、ドルの現金やクレジットカードを上手く使いたいものですね。
いかがでしたか?想像より普通だったでしょうか、それともイメージとは違ったでしょうか。
異国で見る生活の場は、なによりその国の食生活や生活のことをよく知ることができる場所だと思います。ペルーは貧富の差が大きく、これが全てではないと思いますが、それでもペルーという国をさらに身近に感じられたひとときでした。
スーパーマーケット「Wong(ウォン)」