今日は、最近の私的大ヒットな3本のお酒をご紹介します。
いずれもお店で出されて美味しかったので後で自分で買ってみようとしたら「えっ、意外とお手ごろ!」と驚いたもの。今やすっかり家飲みの定番となりました。それぞれ2000円以下(2021年2月現在)という嬉しいお値段です。
では早速。
1本目「トッレゼッラ プロセッコ エクストラドライ」(イタリア)
泡はやっぱり外せない。私のようなワインをよく知らな人間にも、それなりにいろいろ飲んでる方にも、広く受け入れられるバランスのいいプロセッコです。
生産者のトッレゼッラ社は伝統的に栽培されるブドウの特徴を存分に表現したいと日々努力を重ね、自然を敬いながら生産を続けているそうです。この地域では高品質ワインの産出を実現した素晴らしいワイナリーと認められています。お魚料理やパスタはもちろん、和食にも意外と合いますよ。
2本目「サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ」(イタリア)
2019年にベルリン ワイン・トロフィーで金賞を受賞した、今大人気のハイコスパ赤ワイン。太陽と大地の恵みがいっぱいのイタリア プーリアで作られ、製造元のサン・マルツァーノでは、回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しているそう。
さらにプリミティーヴォぶどうは皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しているとのこと。飲みごごちの良いフルボディで、いつの間にか1本空いてしまいそう!
3本目「獺祭(だっさい) 純米大吟醸45」(日本)
近年ブームを巻き起こした獺祭。山口県の旭酒造株式会社が作っています。社員総出で栽培した自社保有田の山田錦の稲穂を見ながら、「これで日本最高の精米歩合の酒を造ろう」と思い立ったのが最初のきっかけだそう。幅広いラインナップには3万円以上するものもありますが、この45は一番お手頃なもの。「美味しくなければ意味がない」という獺祭のスタンダードです。山田錦を45%まで磨いた、米由来の繊細な甘みと華やかな香りの、晩酌にぴったりな1本です。
いかがでしたか? きっと皆さんも色々な家飲みのお気に入りがあると思います。おうちで飲む日々はまだもう少し続きそうですが、家で美味しいお酒が飲めて美味しいご飯がいただける幸せを噛みしめながら、お出かけできる日を楽しみに過ごしたいですね!