もう7月も半ば。
あっという間に今年も半分が終わってしまいました。
まだまだ平常運転には程遠いのですが、季節のイベントは出来る限り参加したい。
6月30日の夏越の祓、半年分の穢れを祓いに茅の輪くぐりをしてきました。
行ったのは久しぶりの嵐山。
以前はどこもかしこも人・人・人…
それが今では嵐山も例外ではなく人もまばら。
京都の緊急事態宣言は解除されていたのでポツポツと観光客もいらっしゃいますが、こんな渡月橋見た事ありません。
Photoshopで加工したのではありませんよ!
前に来た時は、ここで外国人観光客の方に写真撮って貰ったような…
今は頼もうにも周りに人がいません。
嵐山駅周辺もまだお休みされているお店があり、半分ほど閉まってました。
それが反対にゆるっとした雰囲気を作り上げていい感じに。
ぶらぶらと川沿いを歩いていると立派な門構えのお店が。
こちらでお昼ご飯をいただくとしましょう。
豆腐料理 松ヶ枝さんです。
明治の日本画家、川村曼舟の邸宅だったところでお庭もとても素晴らしく。
美味しいお豆腐料理をいただきました。
お腹を満たした後は野宮神社へ。
途中にある竹林の小径、今はこんな感じです。
以前来た時は両腕を高く上げて、なるべく人が入らないような写真を撮るのに必死。
情緒も何もあったもんじゃありませんでした。
それが今ではほとんど人もおらず、ゆったりとした時間が流れています。
これぞ本来の姿ですね。
着きました!
野宮神社(ののみやじんじゃ)です。
逆光なのでわかりにくいですが、こちらの鳥居は「黒木の鳥居」と呼ばれ、クヌギの木の皮を剥かないまま使用された日本最古の鳥居なんですって。
そう人力車を引いてる方がお客さんに説明されてるのが聞こえたので、なるほどーと。
朱色の鳥居に比べると猛々しいというか、また違った迫力がありますよね。
野宮神社は源氏物語にも登場する、縁結びの神社です。
早速、茅の輪くぐりを。
左回り、右回り、そして左にぐるっと回って最後に拝礼。
神社によってはくぐり方を細かく説明してある所もありますが、こちらはシンプルに茅の輪が置いてあったのでなんとなく記憶を呼び戻しながら…
さ。
これで今年半年の穢れは祓えました。
青紅葉が綺麗な境内で、気分もスッキリです。
この後は先程、お昼ご飯をいただいた後に見つけたお店へ。
美味しそうなソフトクリームの看板があったのです。
昨年夏にオープンしたホテル「MUNI KYOTO」のブティックです。
焼き菓子とソフトクリーム、チョコレートなどが売っており、店内で焼き菓子の試食をいただいたら激ウマ!これは絶対買わないと。どれにしようか色々悩んだのですがまだ他にも行きたい所があるので、食後のデザートとしてソフトクリームにしました。
ピスタチオと苺のミックス。
普通のソフトクリームと比べると少しお高めですが、納得の美味しさ。
こちらにはレストランもあり、ランチだけじゃなくティータイムにスイーツも食べられるそう。今回はもうお腹いっぱいですが、スタッフの方の接客もとても良かったのでまた近いうちにお邪魔しよう!
そこから北へ移動して、大覚寺へ。
こちらも貸切状態。
もしかするとスタッフさんの方が多かったかも。
そのせいか、境内をぶらぶらしても全然印象が違います。
大覚寺の中に入ってから雨が降ってきました。短時間でしたがかなりの雨量。濡れなくて良かったーなんて思いながら、しとしと降る雨音を聞きながらゆっくりお庭を眺めてみたり…
お堂で開催されていた「四国八十八ヶ所 お砂踏み」にチャレンジしたり。
6月はとても忙しかったので、ゆっくりまったり過ごしてリフレッシできました。
いつもなら7月に入ると祇園祭。
山鉾巡行が終わったら梅雨が明けて夏本番だったのに、今年もまた去年同様、縮小されて神事のみ行われているようです(今年は技術継承の為、山鉾建てをする所もあるそうですが、観覧などはできないそうです)。
人が少ない京都もいいけれど、やっぱりちょっと淋しいかも。
来年くらいには色んな事が落ち着いて、もう少し賑わっていますように。