埼玉県比企郡吉見町にある古墳時代後期の横穴古墳群【吉見百穴(よしみひゃくあな)】。
吉見百穴は飛鳥時代よりも前、古墳時代後期につくられた横穴墓群。丘陵や台地の斜面を削り、死者を埋葬する墓としてつくられたものです。1923年(大正12年)に国の史跡に指定され、現在、有料で一般公開されています。
太平洋戦争下の地下軍需工場建設のために破壊された十数基を除いても、現在確認できる横穴の数は219基で日本最大規模を誇ります。
各横穴は玄室・羨道の2部分からなります。
たくさんの穴に圧倒されました。
お土産を購入したお店を見ると、テレビでもご紹介されたようで、お土産屋さんの店内には芸能人のサインもいくつかありました。
一部の横穴の中には、国指定天然記念物「ヒカリゴケ」も自生しています。
乾燥している時期なのであまり見えませんが。。。
地下軍需工場跡。
崩落の危険性があるので、ここは立ち入り禁止です。
手すり付きの階段でのぼって、見晴らし台にある椅子でちょっと休憩。
お天気の良い日は見晴らし台からは武甲山や浅間山、富士山などの山々と桜の季節には桜並木も眺めることができます。
埼玉県比企郡吉見町は、いちごの生産量が埼玉県内でナンバー1なので、また、その季節にも訪れてみたいです。