お正月の初詣や節分、厄除けで有名な川崎大師。
川崎大師は弘法大師を御本尊とした真言宗の寺院で、正式名称は【真言宗智山派大本山 金剛山 金乗院 平間寺】。
令和5年(2023年)はご本尊の弘法大師誕生1250年という記念の年。令和6年(2024年)は10年に一度の川崎大師大開帳で特別な護符「赤札」が授与されます。この「赤札」は無量の功徳を授かるといわれています。
最寄りの川崎大師駅から川崎大師まで続く参道には久寿餅屋や達磨屋、川崎名物のせき止め飴(とんとこ飴)屋など名物のお店が軒を連ねており、日を問わず賑わっています。
毎年300万人を超える人々が参拝に訪れる川崎大師。
まず思い浮かべるのは山門正面に見える大本堂や左手に見える五重の塔ですが、境内に「しょうづかの婆さん」と呼ばれる像がひっそりとお祀りされているのを知っていますか?
実はワタクシ、川崎大師の境内にある地図を見てもその場所を見つけることができず、警備員さんにお聞きしてやっと「しょうづかの婆さん」の前まで行くことができました。
*境内図にも「しょうづかの婆さん」の場所の記載がありません*
◇しょうづかの婆さんとは…◇
三途の川の渡し賃を持たずにやってきた死者から衣服を剥ぎ取る「奪衣婆」のこと。
奪衣婆~葬衣塚の婆さん~しょうづかの婆さんと呼び方が変化。
江戸時代末期には民間信仰の対象とされて、各地に「しょうづかの婆さん」を祭ったお堂が建立されたそうです。
こちらにお参りすると心身ともに美しくなり、歯の痛みが緩和され美容運がアップ! 芸能人やモデル、女性が多く願掛けに訪れる、密かに人気があるパワースポットになっています。
しょうづかの婆さんのご利益にあやかった「べっぴん守」も授与所で授かることができます。
わたしも「しょうづかの婆さん」のご利益に与かることができますように…。
*番外編*
帰路、大本堂を背に大山門をくぐろうとした私の目の前に奈良県界隈で見たことのある、似たような彼を発見!!!
「せんとくん」「ひらまくん」共に、キャラクターデザインは彫刻家の籔内佐斗司さんでした。
今回もMIZUHOの投稿をご覧いただきありがとうございました。