こんにちは!
GWに母、妹、娘と4人で熊本に旅行しました。父が2年前に他界し、しばらくは寂しそうな母でしたが、最近はもう生き生きと羽を伸ばしています。出かけられるうちに一緒の時間をたくさん楽しまないとね!
水の都として知られている熊本は、肥沃な大地に育まれた野菜や果物などの農産物、有明湾や天草灘でとれる新鮮な魚介類にも恵まれ、古くから独自の食文化が発展してきた所です。
初日の夕食は、郷土料理や山の幸、海の幸が楽しめる居酒屋にしました。ネットでみつけたお店ですが、感動するレベルに良かったのでご紹介します。
熊本の繁華街新市街にある『Japanese Cuisine 菜な』さん。
個室に通していただきました。まずお通しの大根と牛すじ煮込みを。これが絶品。
熊本と言えば“馬刺し”ですよね。熊本で“馬刺し”が食べられるようになったのは、熊本藩の初代藩主加藤清正が朝鮮出兵した際に食べるものがなくなった時、仕方なく“馬刺し”(乗馬の馬)を食べたら美味しかったことから熊本全域に広まったということ。
私は初めての“馬刺し”でしたが、あっさりなのに脂のコクと甘みがあり美味しかったです。手前の白い部位はタテガミ部分のお肉です(!)
熊本のご当地グルメ“からし蓮根”。揚げたてなのでサクサク!お土産でいただいた“からし蓮根”しか食べたことがなかったので、揚げてあることも知りませんでした。
“からし蓮根”は、身体の弱かった熊本藩主細川忠利の滋養強壮に作られた歴史があり、その製造方法は明治維新まで門外不出だったそうです。
こちらは郷土料理の“一文字(ひともじ)ぐるぐる”。一文字はわけぎの別称で、植えてある姿が「人」の文字に見えたとか。または、ねぎが「き」と一文字で呼ばれていた御所時代の女房言葉「一文字草」に由来します。一文字の白根の部分を青い葉でぐるぐると巻きつけ、酢味噌や辛味噌でいただきます。噛むとじゅわっと甘い汁が。
あか牛(褐毛和種)は阿蘇地方の特産品です。赤身と脂身のバランスが絶妙な牛肉。“あか牛の炙り寿司”を注文しましたが大当たり!トロける美味しさでした。
他にも高菜ご飯、エノキのサラダ等々、どのお料理も美味しくて大満足の夜でした。熊本旅行でお店に迷ったら、こちらでの夕食をおススメします。ぜひ行ってみて下さいね。