3.医療用ウィッグを選ぶならアフターメンテナンスが決め手
医療用ウィッグを選ぶ場合、事前のカウンセリングやアフターサービスがしっかりしていることが一番の鍵。
肉体的にも精神的にもハードな時期を少しでも快適に過ごすには、使う立場にたったカウンセリング、ウィッグのお手入れの仕方のアドバイスなど、購入前はもちろん、購入後のサポートの充実度にが高いウィッグを選ぶことをお勧めします。
周囲に気づかれたくないなら、脱毛が始まる前に準備したいもの。なぜなら、レディメイドのウィッグでも一人ひとりに合わせてサイズ調整やカットするのが基本なので、同じウィッグでもフィット感、見た目ともにより違和感なく仕上がります。とくに、脱毛前後では、頭のサイズそのものが違ってくるので、快適に着用し続けるにはサイズのお直しがマストです。
このように、かゆいところに手が届くサービスがそろっているウィッグは、治療中のQOL(Quality of Life)を保つために不可欠な存在。アフターサービスも含めて選ぶのが正解です。

着用感や見た目の自然さが重要な医療用ウィッグ。ベースのショートレイヤーに手をくわえて仕上げる。EX202-B75C ¥270,000/スヴェンソン

終日着用していても疲れないウィッグに仕上げるため、頭部の11ヵ所を採寸。

スヴェンソンのセミオーダーウィッグは、手植えが基本

サイズ調整も手縫いで行うので、脱毛後や髪が生え始めてからも対応できる

ヘアスタイルに合わせてカット。最後に実際に装着して微調整