こんにちは、ミーナです。
大人ビューティ「美髪ステイ」で取材の、 星のや 軽井沢、
この回ではお部屋や温泉、そして夕食のことなど、ルポしますね。
小川が流れる山あいの集落がイメージの、星のや 軽井沢の全景。これはちょっと珍しい、名残り雪。新緑の季節、紅葉と、水辺の風景は四季折々楽しめそう。
小川に面しているリビングの大きな窓からは、気持ちいい景色と風が・・・この部屋のリビングは掘りごたつ形式でしたが、くつろぎスペースは部屋によって様々だそう。ここで外を眺めながらまったりしているだけでも、かなりしあわせですが、温泉にも行かなきゃです。
その前に、お部屋のバスもご紹介。小振りながら半露天風の檜風呂です。この日は金柑といったように、季節の果物などが用意されているので、香りと窓外の景色を楽しみながら朝風呂なんて気持ちよさそう。洗面スペースはセンスよくまとめられ、女性にはうれしい「THREE」のスキンケア製品もありました。
宿泊者専用の温泉施設が「メディテイションバス」。90センチとちょっと深め、そして39°とほどよい温度で、ゆったり入浴できます。何よりもおもしろいのが「光の部屋」と「闇の部屋」があること。ほぼ真っ暗な「闇の部屋」で、浮遊する幻想的な気分が好きです。「メディテイションバス」の名そのまま、心身ともに禅の境地に・・・?
また、「美髪ステイ」でご紹介した「温泉美養」のほか、「浮遊浴」が体験できます。浮きポールを使って全身を解放して浮いているのは、本当に壮快です。呼吸法をマスターして、ウォーキングなども。水温が高すぎず、浮力を利用するので、体に負担がかかりません。
エステやマッサージの時間が取れない人におすすめの、スパアクティビティもあります。「葉あわせ」は、コンサルテーションでぴったりの“草根木皮のお茶”を選んでもらって(もちろん、お持ち帰りできます)、好きな和精油でハンドマッサージをしてもらうというもの。お茶は、壮、睡、華、定の4種。私が選んでもらったのは、華=ビタミンC豊富で代謝をあげる美のお茶。生姜、ハマナスの花、みかんの皮入りで、ほんのり甘い香りが。こちらは3月中で終了ですが、4月からは「ツボとお灸のワークショップ」が始まりますよ。
温泉と同じくらい重要なのは、もちろん夕食。「山の懐石」は、地元の季節の恵みいただく洗練された日本料理です。演出も凝っていて、煙をあげる浅間山を模した器の中には、タケノコと山ウドの炭火焼というサプライズ。その場で切り分けてもらい、早春の恵みをいただきました。
焼八寸は、のどぐろ塩焼き、塩烏賊とセロリの香味和え、のびるとちぢみ蒟蒻のぬた和え、野沢菜としめじの田舎炊き。締めは、土鍋で炊かれたセリご飯に白菜のすり流し。春の香りに包まれ、満腹〜 でも、甘味が待ってます。自分で焼く百合根のお焼き、とこれまた楽しい演出でした。
- 最後は、私が一番好きな星のや 軽井沢の風景。棚田を模したランドスケープに、いつも心安らぎます。初夏、カルガモの親子が水路を行き交う様子は、ずっと見ていても飽きませんでした。その棚田の雪景色を見られたのはとても印象深く、また別の季節にぜひ訪れたくなりました。
- 星のや 軽井沢 http://www.hoshinoya.com/