HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/more/228262/

新型コロナ&インフルエンザの流行に備える!石原新菜先生の免疫対策・食生活

「新しい生活様式」を明るく前向きに送るための、読んでトクする情報をお届け! 今回は、医師であり健康ソムリエでもある石原先生に、新型コロナとインフルエンザのダブル流行対策についてうかがってみました!

冷え込む日も増えてきて、いよいよ冬本番!インフルエンザシーズンに突入したこの時期、今年は新型コロナウイルス感染症の同時流行もあるのでは?と不安になってしまいますよね。

 

どちらも対策するには、体の免疫力を高めることが大切。そこでまずは、医師であり健康ソムリエも務めている石原新菜先生に、普段実践している、免疫力をキープする生活習慣を教えていただきました!

 

石原新菜先生

2006年帝京大学医学部卒業。同大学で2年間の研修医を経て、イシハラクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたる。わかりやすい医学解説と親しみやすい人柄で、公園、テレビ、ラジオ、執筆活動と多方面で活躍中。

 

 

【免疫力をキープ!石原新菜先生流ライフスケジュール】

 

◆朝食時

・リンゴ1個とにんじん2本をジューサーにかけたリンゴにんじんジュースを飲む

マヌカ蜂蜜スプーン1杯を喉全体に行き渡らせる、ゆっくりなめる

 

◆診療時

・患者さんの診察が1人終わるごとに、医療設備や手指を消毒し、スプレータイプのプロポリスを喉にスプレー

 

◆昼食時

玄米おにぎりなどとともに、皮ごとすりおろした生姜紅茶を2~3杯飲む

黒糖をひと口かじりながら生姜紅茶を飲むことも

 

◆診療後

・5㎞ランニング

・ランニング後はスーパー銭湯でじっくり入浴

 

◆夕食

・刺身や焼き魚、根菜の煮物、みそ汁、玄米、など和食中心の献立

・簡単に作れる蜂蜜メニューを必ず1品添える

 

 

ちなみに石原先生の蜂蜜メニューは、ほうれん草の黒ゴマハニー和え」(ゆでたほうれん草を黒ゴマペーストとはちみつで和える)、「豚肉の蜂蜜生姜焼き」(豚肉の生姜焼きのたれに蜂蜜をプラス)、「トマトの蜂蜜がけ」(生のトマトに蜂蜜をかける。チーズを加えてカプレーゼ風にしても)などをつくっているんだそう。

 

診察の合間に体にいい食事を取り入れたり、運動を習慣化したりと、健康的な生活をされているのがわかりますね。それでは、具体的にどのようなメカニズムで免疫力をアップするのか、ポイントごとに見ていきましょう!

 

 

【ポイント1】体を温めて免疫機能を活性化する

 

ウイルスの侵入や増殖を防ぐために重要な働きをするのが、マクロファージをはじめとする免疫細胞。これらの働きは、体温と深く関わっており、体温が高くなるとマクロファージが活性化するのだそう。また、ウイルスと戦う免疫細胞の働きを助ける酵素は、37~38度で働きが活発に。平熱が低い人は特に体を温めることを意識することが大切です。

 

☑入浴はシャワーで済まさず、40℃以上のお湯に肩までしっかり浸かる

☑ウォーキングやトレーニングで活動量を増やし、筋肉による熱産生を促す

☑24時間いつでも腹巻をして内臓を保温する

 

 

【ポイント2】旬の食材などからビタミンやミネラルなどをバランスよく摂る

 

体の免疫力を高めるには、食事も大切です。漢方では体を冷やす陰性食品と、体を温める陽性食品があります。ごぼう、にんじん、れんこんなどの根菜類、黒砂糖、玄米など未精製のものといった陽性食品を摂るのがおすすめ。また、生姜に含まれるシンゲロールは体を温める効果があるなど、香味野菜を摂ることで体を整えることができます。さらに、免疫機能を調整する働きがあると注目されているビタミンDをしっかり摂るようにしましょう。

 

☑体を温める陽性食品を摂る

☑生姜、にんにくなどの香味野菜を多めに!

☑きくらげや青魚でビタミンDを摂取

 

 

【ポイント3】腸内環境を整える

 

腸は最大の免疫機能なので、常に調子を整えておくことが大切。小腸に多い乳酸菌には強い免疫増強因子があり、それが腸内のリンパ球などの免疫を刺激してくれます。また大腸に多いビフィズス菌は、食物繊維などを分解することで短鎖脂肪酸を産生。この短鎖脂肪酸は、粘膜面で病原体が体の中に侵入するのをブロックするIgA(免疫グロブリン)を作り出す作用があり、腸管だけでなく喉や気管支などの粘膜も感染から守ってくれます。

 

☑食物繊維やオリゴ糖の多い食品を摂る

☑乳酸菌やビフィズス菌を含む食材を取り入れる

 

 

\石原先生注目!/
蜂蜜とプロポリスが免疫力アップのカギに⁉

 

健康ソムリエの石原先生が今、最も注目しているのが「蜂蜜」と「プロポリス」。

 

「蜂蜜にはビタミン類、ミネラル、各種ポリフェノール類、オリゴ糖など180種類上の栄養成分が含まれている上、殺菌効果や抗菌効果も高いもの。インフルエンザ対策にぴったりですね」と石原先生。なかでも特に抗菌活性が高いのが、マヌカ蜂蜜。抗菌活性の主成分がメチルグリオキサール(MG)で、MG値が高いほど抗菌性が高くなります。

 

プロポリスにも強い抗酸化作用があり、体のだるさを軽減して風邪の治りを早めたり、インフルエンザに対する抵抗力を高める作用も!

 

「毎日摂ることが大切です」(石原先生)とのことなので、例えば次のようなアイテムを生活に取り入れて、ダブル流行対策をするのがよさそうです。

 

 

なめらかな食感で食べやすいクリームタイプ。クセが少なく、初めての人にもおすすめ。MGはマヌカ蜂蜜の抗菌活性成分・メチルグリオキサールの量を示すもので、一般的に「MG100+」(蜂蜜1㎏に100㎎のメチルグリオキサールを含む)以上のものが抗菌活性が高いと言われています。マヌカ蜂蜜MG100+(クリームタイプ) 100g ビン入り 1,500(山田養蜂場)

 

プロポリス特有のピリピリとした刺激が、イガイガをサポート。マヌカ蜂蜜とローズヒップ、ハイビスカスなど40種類の天然由来成分も配合。有用成分のアルテピリンCを多く含む、ブラジル産バッカリス由来のプロポリスを使用。プロポリスリッチスプレー 30㎖ 3,700円(山田養蜂場)

 

どれも、生活の中で取り入れやすい習慣ばかりですね。体を温めることや食生活を意識しながら、蜂蜜とプロポリスの力を活用して、この冬を元気に乗り切りましょう!

 

◆資料提供/山田養蜂場

 

構成・文/倉澤真由美

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
<前の記事

<前の記事
第27回/【チェックテスト付き】50代の3人に1人が固いものを思い切り噛めない⁉歯を支える…

次の記事>

次の記事>
第29回/40代50代肌の悩みの連鎖をストップ!必要な2つのたんぱく質とは?

この連載の最新記事

「食べる投資」で季節の変わり目も快適に!免疫力をアップする食べ方とは?

第111回/「食べる投資」で季節の変わり目も快適に!免疫力をアップする食べ方とは?

サウナ以外でも「ととのう」かも?! 旬野菜サラダの効果と作り方<レシピ付き>

第110回/サウナ以外でも「ととのう」かも?! 旬野菜サラダの効果と作り方<レシピ付き>

結婚45年の勝野洋・キャシー中島夫妻に学ぶ「理想のパートナーシップのあり方」★アニバーサリーウェディングのすすめ

第109回/結婚45年の勝野洋・キャシー中島夫妻に学ぶ「理想のパートナーシップのあり方」★アニバーサリーウェディングのすすめ

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル