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情熱のスペイン一人旅 その1 バルセロナ(前編)街歩き

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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情熱のスペイン一人旅 その1 

バルセロナ 街歩き編

 

こんにちは、寺社部長の吉田さらさです。

先日、20日ほどかけて、スペイン+パリの一人旅をしました。

スペインは、バルセロナからマドリッドまで、南側をほぼ半周。

と言っても、完全な個人旅行ではなく、途中、日本の大手旅行会社のツアーバスで移動したり、現地の旅行会社が主催するミニトリップに参加したりも。

最近は、個人で旅する人も取り入れやすい旅のユニットが増えてきて、便利になりましたね。

 

今回は、まずパリに行き、空港近くのホテルで一泊して、翌日の朝の便でバルセロナへ。いきなり目的地に着くと、時差や疲れもあって、なかなか思うように動けなかったりしますが、パリでゆっくり体を休めることができたので、スペイン初日からバリバリ行動できました。

バルセロナと言えば、まず、ガウディ建築をはじめとする美しい建造物を一通り見学するのがお約束です。わたしはスペインに行くのはこれが初めてだったので、基本から見て行きました。まずは、もちろんサグラダファミリア聖堂です。サグラダファミリア聖堂の内部は、事前に公式サイトから予約しておくと待たずに見学できます。一階部分だけでなく、塔の上に登る予約も別途できます。

この教会は、1882年に着工し、1883年にガウディに引き継がれました。以来、現在に至るまで建設中。ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指して、急ピッチで工事が進められています。地元のガイドさんによれば、「最近は一週間見ないと様子が変わっているほどだけれど、2026年に本当に完成するかどうかはわからないね」とのこと。

内部はだいぶ完成に近づいたようです。

ステンドグラスから差し込む光が柔らかく美しい。

地下には、ガウディが残した聖堂の模型、スケッチなどさまさまな資料が展示されています。

西側の「受難のファサード」には、キリストの死までの物語をテーマにした彫刻を見ることができます。

 

昼間も美しいけれど、夜のサグラダファミリア聖堂も一見の価値があります。ライトアップが始まる時間は季節によって変化します。初夏~初秋は日没時間が遅いので、21時すぎにならないと、こうした姿は見られませんのでご注意。

手前に池があり、水面に映る逆さサグラダファミリアの写真を撮ることもできます。

 

もうひとつの定番、グエル公園にも行きました。

こちらも、チケットは公式サイトで事前購入しておく方がいいです。あまりに人気が高いため、直接行ってしまうと、何時間も待たないと入場できないということもよくあるらしいです。

チケットを予約すると、もよりの地下鉄駅から無料の連絡バスに乗れます。グエル公園はかなり高いところにあり、歩いて坂道を上るのはとてもたいへん。なので、地下鉄で行く人には、このバスがとてもありがたいです。人数が多ければ、街の中心部からタクシーで行くのもお勧めです。

敷地は広大で、無料ゾーンと有料ゾーンに分かれています。予約時間が来るまで、無料ゾーンを散歩して過ごします。

こちらは守衛小屋。お菓子の家のようです。

大階段の途中にある有名なトカゲのオブジェ。大人気で撮影待ちの列ができています。

広場からは、バルセロナの街が一望できます。

 

 

次は、カサ・バトリョ。繊維業を営む富豪のバトリョ家のためにガウディが建てた邸宅です。曲線で形作られたユニークな内装が見どころ。集合住宅として建てられたカサ・ミラも人気で、時間が許せば双方見たいところですが、今回わたしはカサ・バトリョのみにしました。

カサ・バトリョもカサ・ミラも、事前に公式サイトなどから予約ができます。ピークシーズンは大行列になることもあるそうですが、地元の方の話では、「入場料がかなり高いから、普段は、サグラダファミリアやグエル公園ほどは混みませんよ」とのこと。わたしも今回予約せずに行きましたが、10分ほどで入れました。

内部は、海の底のような不思議な雰囲気です。

こちらは屋上。バルセロナでなければ見られないユニークなオブジェが青空に映えます。

今回訪ねた建造物の中でもっとも気に入ったのは、カタルーニャ音楽堂です。こちらは、ガウディではなく、モンタネールという建築家が建てた音楽ホールで、今もコンサートが行われています。昼間は、見学ツアーが行われます。毎日ではありませんが、ピアノやオルガンがついたツアーもあります。これも公式サイトで事前予約できますが、やはり、そんなに混む感じではなく、わたしは当日窓口でチケットを購入しました。

階段からすでにこんなに美しく、ホールの内部はどんなだろうと期待が膨らみます。

ベランダの柱は、ひとつひとつ違うデザインのモザイクが施されています。

ホールの内部に入りました。息を飲むほど見事な空間です。ヨーロッパのオペラハウスやコンサートホールはいくつも行ったことがありますが、ここほど個性的で美しいところはほかにありませんでした。

天井の装飾が世にも華麗です。

ステンドグラスも他では見たことがないほど繊細で優美。

 

 

これ以外にも、モンジュイックの丘、ピカソ美術館など、いくつものスポットを訪ねました。バルセロナは、2~3日ではとても回り切れないほど見どころが多い街です。

ただ歩いているだけでもアートや音楽に出会えます。

こちらはカテドラルの前にあるピカソの壁画。この建物は「カタルーニャ建築協会」。上部の壁3面にピカソのデザインをもとにした彫刻がほどこされています。

 

こんな素敵な光景にも出会いました。

ゴシック地区(旧市街)には、魅惑的な路地が張り巡らされています。

 

バルセロナの一人歩きは本当に楽しいですが、世界中から観光客が集まる街のため、スリやひったくりの数も多いと言われています。以下、地元の方や経験者に聞いたスリの被害を防ぐ方法です。

 

1.注意すべきは、まず、地下鉄の中です。乗り降りの際に狙われやすいので、、乗ったらすぐ奥に行くこと。スリはまるで魔術師のように、知らない間にバッグのファスナーを開けて財布だけ抜き取るので、地下鉄や人込みの中では、常にバッグの口を押えておくこと。簡単には抜き取られないように、財布はバッグの底に入れて、上にものを重ねておくこと。

 

2.サグラダファミリア教会、グエル公園などには、観光客になりすましたスリがたくさんいます。おしゃれな若い女の子数人のグループが近づいてきたら、それはスリである可能性が高いそうです。むやみに話しかけてくる人は無視すること。

 

3.街中では、なるべくスマホを出さないこと。写真を撮っているとひったくられることもあります。

 

4.ホテルのチェックインの際も、バッグやスーツケースに注意すること。泥棒たちは、お金持ちの観光客ような服装をしてホテルのロビーで獲物を待っていて、気づかないうちに持ち去ります。一流ホテルほど危ないという話も聞きました。

 

5.パスポート、クレジットカード、高額の現金などは、外から見えない小さな袋などに入れて身に着けておくとよいです。以前、スペインで首絞め強盗に遭ったという知り合いがいます。そういう場合は、命の危険もあるためおとなしくバッグを渡した方がいいので、バッグには少額のお金しか入れないこと。

 

6.夜遅くなったら、地下鉄で帰ろうとせず、なるべく明るい場所でタクシーを拾うようにします。ほかの国では、ぼられたり、遠回りをされたりということもありますが、スペインのタクシーでは、そうした問題はまず起きないとのことですし、料金は日本よりずっと安いです。わたしも何度か乗りましたが、行先を告げると、すぐにスマホで道順を表示し、その通りに行ってくれました。おつりもきっちりくれますので、その中からチップを適当に渡せばいいようです。

 

完全ではないでしょうが、これだけでも、かなり被害を防ぐことができると思います。周囲に注意しながら、安全に街歩きを楽しんでください。

 

 

吉田さらさ

公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

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