今回ご紹介するシステムバスは、なんと肩湯や打たせ湯まで完備。温泉好きミーナには、たまりません。毎日が温全三昧!?
デザイン、材質、機能…システムバスをチェック。
うちのお風呂できれいになる!
ユニットバスが誕生して半世紀。お風呂は、より心地よくさらに美しくなるための機能空間へ。
毎日我が家でエステ三昧!
ここでは、4社の最新のシステムバスを隅々までチェックし、ご紹介していきます。
今回は、本格的なスパの入り心地が味わえる【LIXIL「SPAGE(スパージュ)」】です。
肩湯に打たせ湯、オーバーヘッドシャワー。
我が家で温泉三昧
LIXILのSPAGE(スパージュ)
自宅のシステムバスルームに
本格スパリゾートを実現
「スパリゾートの醍醐味を自宅に」というコンセプトで設計されたスパージュ。肩を優しく覆う肩湯、スコールのように天井から降り注ぐオーバーヘッドシャワー、リズミカルに落ちるお湯がコリをほぐす打たせ湯。温泉好きの日本人が満足する、本格スパの入り心地のバスルームを目指して、基礎研究期間も含めると6年もの時間を費やして開発されたのだそう。
厚み4㎜のお湯のベールが途切れずに流れ続ける肩湯「アクアフィール」は、半身浴との組み合わせで、全身浴よりも体への負担が少ない分、快適に血行促進でき、しかも温まり効果が持続。また、浴槽のお湯を循環させるので無駄なお湯は使いません。
足元から天井へと一本の樹木のようなシャワー「アクアタワー」で楽しめるのは、オーバーヘッドシャワー。どの向きで浴びてもお湯が体全体を包み込むボリューム感を実現し、しかも浴びはじめの冷水は、タワーの足元から排水する機能を搭載。ヒヤッとすることなく、最初から温かなシャワーが浴びられます。
また、天井高に制約のある自宅の浴室で、本格的な打たせ湯を実現するのに採用されたのは、エコフルシャワーで定評のあるパルス吐水技術。リズミカルに落ちてくるお湯が、頭や肩のコリを心地よくほぐしてくれます。
ステンレス調のスタイリッシュなフォルムも我が家のお風呂をグレードアップしてくれそうです。
CHECK!
浴槽の心地よさを試しました!
背面が高いハイバック浴槽に入ると、頭を優しく支えてくれるソフトな感触のヘッドレストがリラックス感をアップ。寝そべるというより、ゆったりとしたソファに身を預けるというイメージ。ショールームでは肩湯入浴が試せないのが残念!
【スパージュを体験した感想。(40代会社員)】
「アクアフィール」の肩湯に感動
まず、バスルームに入ったときのラグジュアリー感、サウンドの音質のよさは衝撃的。本当のスパにいるような錯覚に陥りました。そして、アクアフィールの肩湯の心地よさ。照明を暗めにして肩湯を浴びていると、心からリラックスできます。
そのうえ、意外にも温まり方がすごくて、お風呂から上がってもしばらく汗が止まらないくらい。お湯の温度はそれほど高くしなくても、十分に温まります。女性には、髪がほとんど濡れないところも、ポイントが高いです。
スパージュのようなお風呂があったら、もう温泉に行かなくてもいいかもしれません!
次回は、心地よさと美肌効果をもたらす機能を持ち、高級感ある浴槽が特徴の【TOCLAS「STORY(ストーリー)】をご紹介します。
撮影/矢部ひとみ 小山志麻 取材・原文/鈴木美穂