第2シーズンも3回目を迎えたダイエット倶楽部。
今回は忙しい部員4人の生活と体調に合わせたエクササイズに挑戦です!
エクササイズを開始する前に、自分自身を知るためにも、体力テストを実施してもらいました。これができれば、いつでも楽に動ける体だということ。合格できなかったものは結局、日々の練習課題になりました。ご紹介する3つのテスト、あなたはできるでしょうか?
指導してくれるのは…
清水 忍さん
Shinobu Shimizu
profile
フィジカルコーチ。パーソナルトレーニングジム「IPF」ヘッドトレーナー。有名アスリートの指導から、メタボリックシンドローム、高齢者などの指導、ボディメイクの専門家として活動。雑誌やテレビなどメディアでも活躍中。
http://www.s-s-instructions.com
Check 1
踏み込み戻り
最初のチェックは、脚力と体幹の強さが試される動き。
片足を上げ、背筋を伸ばして立った姿勢から、大股で1歩踏み込み、膝が床につくまで腰を落とします。そこから元の姿勢に戻ってこられたらクリア。よい姿勢を保ったまま、というのが難しく、体幹がしっかりしていないとぐらぐら。また、脚力がないと戻ってこられません。
背筋真っすぐ。ぐらつかない
ぐらぐらしたり、前のめりは×
Check 2
10mを13歩で歩く
普段、どれだけ大股で歩いているかのチェック。いつものスピードで歩き、10mの歩数を測定します。平均身長の女性だと13歩で歩けたら合格。でもこれ、けっこうレベルが高いかも。意識して早歩きすればできるようになる証拠に、2カ月後はメンバー3人がクリアしていました。
最後のテスト、そしてファーストトライの部員4名の結果は、次のページで!
Check 3
片足椅子立ち上がり
「ロコモ度」テストなどでも見かけますが、それとは違うのが清水流。立ち上がる際、クッと反動をつけてはならぬと言うのです! 反動に頼らずゆっくり立ち上がることのなんと難しいことか!メンバー4人も2カ月間、椅子から立つたびに練習していました。反動をつけないとお尻を上げることさえできなかった人も、徐々にできるように。
反動をつけないと、よろける人は×
◆はたして4人のメンバーの成績は?
見た目は単純で簡単そうなのに、やってみると大違い! 初回、全部クリアできた人は誰もいませんでした。特に椅子から立ち上がるのは想像以上の難しさ。この3つはクリアすべき「基本動作」として練習必須に。
次回は、今回の判定をもとに、さらに4人それぞれの課題が指示されます!
撮影/矢部ひとみ ヘア&メイク/渡辺真由美 運動指導/清水 忍(INSTRUCTIONS) 構成・文/蓮見則子