kyo先生の見立てでは、ダイエット倶楽部メンバーのサナ子さんは骨盤底筋のサボり癖のほかに、背面が使えていない、姿勢が悪く、お腹も二の腕も使わなくなっているとのこと。これらを改善する秘策を「家トレ」で行う宿題として提案してもらいました。
ボディワークプロデューサー
kyoさん
1962年生まれ。2005年よりオリジナルの自己骨盤調整メソッドを展開。’15年「b-i STYLER(ビイスタイル)」をオープン。骨盤や骨盤底筋に特化した著書多数。b-i STYLERのホームページはコチラ
第6シーズンメンバー
部員No.22 サナ子こと
西山早苗さん
1974年生まれ・パート
身長/153.7㎝
体重/58.2㎏
体脂肪率/35.9%
老廃物をもみ出す!
お腹の筋膜トリートメント
お腹の脂肪を絞るのに欠かせないのが筋膜ストレッチ。筋膜の滑走・ひきつれを整えて、老廃物を流すことにより、血流もよくなります。特にお腹に加えて二の腕も同様にケア!
あお向けになり、片方の脇腹の、肋骨と腰骨の間へ両手を入れ、ぐ〜っと力を入れながら反対側のお腹へ脂肪をずらす要領で両手を動かします。同時に、膝を倒しながら下半身を反対側へひねるのがコツ
骨盤底筋ももれなく締めて!
体幹を鍛えるプチ筋トレ
ポッコリお腹の引き締めにkyo先生が選んだのは、骨盤底筋を締めながら、体幹を使うトレーニングです。姿勢を真っすぐにキープしながらやるのが鉄則!
フロントブリッジ
肩の下にひじをつき、お腹とお尻を締めて頭からつま先まで一直線にしてキープ。15秒×2回、できれば30秒×2回
サイドブリッジ
こちらはサイドバージョン。お尻が突き出たりしないよう、頭からつま先まで一直線に。15秒×2回、理想は30秒×2回
うれしい、おまけ効果も!
振り袖にダイレクト!
二の腕ほっそりエクササイズ
サナ子さんの二の腕のために考えられたオリジナル。骨盤底筋を使いながら、二の腕の外側にダイレクトに効かせる動きのため、日常の動作にも変化が起きることを期待!
うつ伏せに寝て胸を上げ、肩甲骨を寄せるように手のひらを上にした状態から、二の腕を勢いよく上へ! 素早く高く、がポイント。腕は上がっても足が浮かないように注意。これを10回×3セット
スローな動きで背中引き締め
背面向上エクササイズ
サナ子さんは、背中からお尻まで後ろ側を使うのがとても苦手。そのため姿勢が悪くなっていました。ゆっくりした動きで背面を鍛えるのがこれ。姿勢を意識して丁寧に行います。
うつ伏せに寝て、指先がバストトップにくるように手のひらを床につけます。ひじの位置を変えずに、上半身をゆっくり起こします。背中が反りすぎないように気をつけて。8カウントで上がり、8カウントで下ろす。スローな動きで往復20回
目指せ下腹すっきり!
骨盤底筋でお腹引き上げ!
サナ子さんは柔軟性もあり、体はよく動くほうですが、骨盤底筋を使いながらの運動が苦手。ともかく「尿道・腟・肛門、尿道・腟・肛門」と意識しながら動くことが課題に。
動きながらのストレッチ。斜め上に伸びるようにストレッチしながらも、骨盤底筋の力を使ってお腹をぐーっと引き上げています
b-i STYLE®︎(ビイスタイル)
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全身の歪みを整える骨盤自己調整は、レッスン後に顔のむくみまで取れると大評判!
撮影/矢部ひとみ ヘア&メイク/井口直子 構成・原文/蓮見則子
次回は、kyo先生が、自撮り美ポーズダイエットを指導します。