sponsored by 日本杜仲研究会
40代~50代の更年期世代の悩みのひとつとして挙げられる、高めの血圧。
原因としては、塩分の摂りすぎや肥満、運動不足、ストレスなど。加齢も影響しているそうです。
高めの血圧と血管の機能に関する「負のスパイラル」は、下記のような形に。
血圧が高くなることによって、血管の機能が低下
- → 多様な代謝が下がる
- → 血圧の上昇
- → さらに、血管の機能が低下
その結果として“老化が加速”するとか!!
この負のスパイラルを見ると、血圧の上昇を抑えることはもちろん大事ですが、血管の機能の低下(=血管の老化)を防ぐことも重要なことがわかります。
女性は
40代から血管の老化が加速する!?
セミナーに登壇された、上原誉志夫先生[日本杜仲研究会理事・元共立女子大学教授]によると、血管の若さを示すしなやか度は「FMD(血流依存性血管拡張反応)」の数値にあらわれ、心血管リスクの高い人は、そうでない人に比べて1%ほど低下するそう。
※FMDとは、血流量が増加したときに、血管内皮から「NO(エヌオー/一酸化窒素)」が放出されることで起こる血管の拡張反応のこと
下のグラフによると、女性は心血管リスクがある方は45歳以降から、健康な人でも55歳以降でガクンと低下しています。
40代~50代のOurAge世代は、血圧の上昇を抑えて、血管の若さを積極的に保とうとすることが大切になってくることがわかります。
最新研究でわかった!
「杜仲茶」と血管年齢の新しい関係性
では、血管の若さに関係する「FMDの数値」を改善するには、どうしたらよいのでしょうか。
「血管内皮から放出されるNO(一酸化窒素)は、血管の拡張に重要な役割を果たしていますが、この機能が低下すると、血管が収縮し血管のしなやかさが低下するなど健康リスクがあがってしまいます。
FMDの数値の改善、つまり血管の若さを保ち血圧の上昇を抑えるためには、血管内皮からのNO(一酸化窒素)の産生が、重要です」と、上原先生。
この“NOの産生”に関わっているのが、杜仲茶に含まれる「ゲニポシド酸」です。
最新の研究で、杜仲茶に含まれる「ゲニポシド酸」が、「NO」の産生に働き、血管の柔軟性を維持して健康的な身体をキープできることがわかったそうです。
実際に血管が硬めの20歳~64歳の健常男女(女性は閉経後の方のみ )に、杜仲茶を3ヶ月間飲用してもらったところ、飲んでいない人と比べて血管がしなやかになったという研究結果が示されました。その効果は前記のグラフに当てはめると、血管年齢が 10歳程度若返ったことになります。
試験方法
グリーンの「被験食品群」は、杜仲葉エキス配合(ゲニポシド酸85mg/日)の杜仲茶を飲用したグループで、グレーの「プラセボ食品群」は、杜仲葉エキス無配合のお茶を飲用したグループの血管拡張量を示したグラフです。グリーンの杜仲茶を飲用したグループの方が明らかに血管拡張量が改善していることがわかります。
実際の血管の画像でも、血管の拡張した様子が分かります。その血管拡張率は11.8%というから大きいですよね。
日常的に
「杜仲茶」を取り入れることのメリット
「NO」が産生されると、血管のしなやかさが保たれて、身体のいろんな部位で機能を維持する働きがあります。
杜仲茶に含まれるゲニポシド酸により、様々な機能が期待できるかもしれません。
肝臓では
NOは、肝臓の微小血管の血流に重要な役割を果たしています。
肝臓の微小血管は、肝臓で作られた中性脂肪やコレステロールなど、脂質の運搬を担っているので、スムーズな流れを維持することが大切です。
筋肉では
最近の研究で、血管の老化が筋肉のエネルギー消費を妨げることがわかりました。
これはホルモンバランスが崩れて、末梢の血管を通じて筋肉にとどくエネルギー量が低下することが原因のようです。NOで、しなやかな血管を維持することが必要です。
お肌では
肌は水分を外へ逃がさないようにバリア機能を発揮しています。機能維持のためには肝臓で合成された脂質を補充しなければなりません。
ここでもNOが抹消の血管を拡げて栄養分を肌細胞へ補充します。
また、血管の健康や若さをキープするだけではありません。食生活・運動・睡眠という健やかな生活のために大切にしたい三本柱に、「杜仲茶」を取り入れることで、結果として、血圧の上昇を抑えることが期待できるとのことでした。
40代以上の女性にうれしい
さらなる杜仲茶の効果
平田哲也氏[小林製薬中央研究所 担当課長]によると、杜仲葉由来の「アスペルロシド」が、胆汁酸の分泌を高めることによって肝臓・筋肉・褐色脂肪組織のスイッチがONになって代謝が高まり、脂肪の燃焼を促進することもわかってきたそう。
40代以降の正常な血圧維持に、
日常に杜仲茶をとりいれることがおすすめ
では、正常な血圧維持や、血管を若々しく保つためには、どのくらい杜仲茶を摂取すればよいのでしょうか。
ここまでご紹介してきたような効果を期待するには、「ゲニポシド酸」と「アスペルシド」の量がカギになってきます。
1日にティーバッグの杜仲茶2袋を1.5Lの水で煮出したものを飲むと、二つの成分の必要な量がとれるそう。
水分補給が重要になってくるこれからの季節。食事の時や外出先で、杜仲茶を飲むことを習慣にしていきたいですね。
こんな工夫で目指せ1日1500ml
◎食事毎に飲もう!目安量:200ml
胆汁酸は、3つのスイッチを押す役割を担っています。
杜仲茶を食事の前に飲むと、胆汁酸の分泌が増え効果的に食事の脂肪を燃やしてくれます。
◎外出時や運動に持ち歩きながら飲もう!目安量:500ml
NOは血管をしなやかにしてくれるので、酸素を筋肉に届きやすくしてくれます。
杜仲茶で水分補給をしながら、疲労感の少ないウォーキングを試してみましょう。
◎熱い杜仲茶を飲んでリラックス半身浴!目安量:400ml
身体をゆっくりほぐしながらリラックスが楽しめる半身浴。そんなときに温かい杜仲茶はいかがですか?
血流促進とリラックス効果を期待して、1日の疲れを癒すのに役立ててみては?
◎お酒のチェイサーとして!
お酒と相性がよい杜仲茶。アルコールを薄めにした杜仲茶割りで、飲み心地をやわらか。
二日酔いになりにくいとの声も寄せられています。
毎日無理なく飲みつづけるために、みなさんの生活にあった工夫をしてみましょう!
お問い合わせ先/日本杜仲研究会
取材・文/上野涼子