「樫出先生ー
氣がめぐってないねー」
と、久しぶりにお会いした
大好きな漢方の師匠に
言われた言葉。
はっ、とした。
そうだよね。
ここのところ
忙しくて
ストレスも多くて
「氣」
めぐってなかったんだ
わたし、と
氣づく。
漢方の先生は
患者さんの
「氣」をよみとる。
「氣」がめぐっているか、
めぐっていないか、
それは、ほとんどすぐにわかる
研ぎ澄まされた、直感、
経験値を土台にして。
私も25年
漢方カウンセリングを仕事にして
たくさんの方の
「氣」をよみとるよう
漢方カウンセリングしてきた
はずだけど、
正直にいうと、
自分のことって、案外わからない。
「氣」がめぐっていなければ
「血」もめぐらず
「水」も動かず
自分そのものが、にっちもさっちも
いかなくなる
壁にぶちあたったように。
だから
やっばり、どんな人にも
客観的にまるっと、まるごと
みてくれる
聞いてくれる
養生法(食べ物・運動・こころの持ちよう)を
教えてくれる
そんな
漢方アドバイザーが
ひとりにひとり
いたらいいな、と切実に思う
さて、
季節は「秋」
漢方の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」によると、秋は
すべてのものの形(容)が
定(平)まるという意味から、
容平(ようへい)といいます。
草木も枯れ落ちて平らになり
稲刈りも終わり田んぼも平らに、
自然界は
落ち着いてきます。
人も早く寝て早く起きること、
心を安らかにして、
くよくよしない、
氣もちを落ち着かせて、
やたらと動きまわらないようにする
いらないもの、いるものを
整理する
自分のこころの中も同じように
整理する
そんな生活が、
秋の「氣」に相応しく
心地よく、しなやかに
めぐるのです
「氣」がめぐらないときに、漢方は力になります。
時には
「氣」がめぐらないこともある
それも自分
それでもいいじゃんと
認めてあげて 、の
次の一歩は
ちょっと歩幅を広げていこう
自然の贈り物である
漢方薬の力も借りて
わたしの場合の力の元は
〈補中益気湯(ほちゅうえっきとう)〉
〈双参(そうじん)〉
〈漢方のお茶・Kaon茶〉などを飲みながら
キャンドル灯してヨガを
ゆったりと。
あなたもご自分の力の元
もっていますか?
めぐる人は
人生もめぐり出す
氣もちのよい、秋を満喫してください
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
漢方カウンセリングルームKaon
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