閉経世代のOur Ageスタッフ&素敵女医にアンケート
「かかりつけ婦人科医」が必要な理由
体が変化していく時期に、頼りになるかかりつけ婦人科医。
皆さんがどんな医師とどのようなかかわり方をしているのか、詳しく聞きました。
編集関係者、医師に聞きました。
「私の かかりつけ婦人科医」
飛嶋佐斗子さん
50歳。フィラークリニック 恵比寿院院長。
美容外科
かかりつけ医は、
医師の紹介で 見つけることをおすすめします
●あなたのかかりつけ婦人科は?
某大学病院の女性腫瘍センター・婦人科の医師にお世話になっています。
●いつ頃からかかっていますか?
4年くらい前から、1年に2回程度の頻度でかかっています。子宮内膜増殖症だったときは1カ月に2回でした。ほかのクリニックの医師から紹介していただきました。
現在は、子宮内膜増殖症、および婦人科系の腫瘍の検診、更年期障害について相談しています。
●かかりつけ医に求めることは?
診断の内容をはっきり伝えてくれること。適切な診断と治療が受けられること。そして女性の身になって話を聞いてくれること、などでしょうか。
●定期的な検診を受けていますか?
受けていません。
●今後、見つけたい科の医師は?
消化器内科の医師ですね。最近お腹の痛みがあるのですが、以前、とあるクリニックで胃と大腸の内視鏡検査を受けたら、とても乱暴でつらい思いをしました。今は丁寧で上手な医師を探しているところです。
●その他、思うことは?
新規でかかるクリニックへは、できれば知り合いの医師の紹介で行くことをおすすめしま す。
Point!
女性の身になって話を聞いてくれる
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水野久子さん
54 歳。旭川皮フ形成外科クリニ ック院長。
皮膚科・形成外科
異変を見逃さずに
経過観察してもらえます
●あなたのかかりつけ婦人科医は?
「東京慈恵会医科大学附属病院ウィメンズクリニック(婦人科)」の岡本愛光先生。
●いつ頃からかかっていますか?
6年くらい前から、3~4カ月に一度。北里大学北里研究所病院の婦人科から紹介されました。腫瘍関係に強い先生です。
●かかりつけ医に求めることは?
子宮がん罹患後のフォローアップなので、きちんと異変を見逃さずに経過観察してくれること。もしものとき、次の手を打てるだけの医学的な経験値。子宮がんだけでなく、手術 後の合併症(リンパ浮腫や医原性の更年期障害)について、細かくアドバイスをくれると安心します。
●定期的な検診を受けていますか?
子宮がんの既往があるため、年に一度、PET-CT検査。
●今後、見つけたい科の医師は?
歯科。咀嚼機能が低下すると認知症につながりやすいので、そろそろ。
Point!
もしものときに、次の手を打てる経験値
岡本愛光さん
次回は、保険診療で診てくれることがポイントだという方の、かかりつけ婦人科医をご紹介します。
取材・原文/上田恵子