なんと先週、85歳の母が大腿骨を骨折、即入院となりました。翌々日に骨盤と大腿骨を金属でつなぐ手術をするはずが、38度の高熱で手術が延期に。発熱の原因ははっきりしませんが、患部の炎症の影響、または貧血気味で輸血をしたせいとのことでした。結局手術ができたのは骨折の1週間後。高齢で1週間寝たきりだったのは痛い。今後のリハビリが心配です。
実は、私もこの春人間ドックで、骨密度が急激に落ちていることを指摘されました。ずっと骨密度優等生だったのに、3年連続で下がり、ついに劣等生に。「まずい!」と思い、女性専門の内科クリニックを予約。
初診で、まず聞かれたのが「お母さんは骨折したことがありますか?」でした。その時点ではなかったので、自信満々に「ありません。祖母ふたりもありませんでした」と答えたのですが…。
次の質問は「お母さんは、背中が曲がっていませんか?」でした。あ~!とそこで察しました。10年ほど前から母の背中は曲がっていったのです。それは骨がスカスカになっていたせいだったのか! そして骨粗しょう症は母娘で似るものなのか~!と。よく母に「ほら、もっと姿勢よく!」などと言ってごめんなさい。早い段階で気づいて専門医に行くように勧めればよかった、とつくづく後悔しました。同時に、娘の私はその反省を生かさねば、とひしひしと感じました。
人間ドッグの骨密度検査で調べるのは前腕部だけでしたが、専門医では大腿骨と腰椎の検査も命ぜられました。その結果…大腿骨の数値がかなりまずいことに!? 腕は最盛期30代の91%だったのですが、大腿骨は、さらに10%低い81%でした。腕だけでは骨粗しょう症の進み具合が判断できないという医師の話がよくわかりました。
このままにしていては骨粗しょう症に突入待ったなし!ということで、医師からカルシウム剤等を処方され、運動のアドバイスも受けました。さらに、食事でもカルシウム(とビタミンD、ビタミンK)の摂取を指導され、今や、それが私の生活の最大関心事です。
食事や運動の話は、また別の機会にと思いますが、おやつの話を少々。
先日、デスクで仕事をしながら、おいしいイワシスナックをバリバリ食べていたら…!
バキッと音がして、なんと奥歯が欠けた!?
すぐにかかりつけの歯科クリニックに飛び込んだら、欠けたのは歯ではなくクラウンで修理可能と判明。最悪の事態は避けられたのですが…。とほほ。
そこで「50代あるある(かもしれない)川柳」を一句。
骨密度に 負けじと小魚 歯が負ける