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ミモザは今日も咲き続けるから…! 国際女性デーの「次の日」から、したいこと

オチャリーナ

オチャリーナ

お茶好き、カフェ好きで、お茶のんで仲間とおしゃべりするのが至福。
コリ症、冷え性なので、鍼とかお灸で癒しています。
一番最近の担当は、翻訳のシリーズ本『こんにちは! 同意』&『こんにちは! 生理』。既刊の絵本『子どもを守る言葉「同意」って何?』も含め、「自分も相手も大切にする関係」に役立つ本を手がけたいと思っています。

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今年の国際女性デー、何かに触発されましたか? イベント、ショップ、お芝居、映画…etc.。上質な刺激が楽しめる機会としても充実中!

 

街に、お店に、SNSに、ミモザの花があふれた今週。「国際女性デー」は3月8日ですが、その日が過ぎてもまだまだ気持ちは浮き立って、幸せな気持ち。この女性デーのポジティブな空気は、たくさんの黄色い花が豊かに咲くミモザの人気とともにすっかり定着した感があります。

 

陽光を浴びてきらめくミモザは、明るすぎて露出が合わないほど! こんな明るさにパワーがもらえる気分

 

毎年、この国際女性デー前後にはさまざまに素敵なイベントが行われています。みなさんは何かご覧になりましたか?
いろいろと楽しんだ中でも、今年、ワタシが特に胸を熱くしたのは、過去に頑張って少しずつ明るい一歩を今に繋いでくれた先輩女性たちに思いを馳せるイベントでした。

 

そのひとつが、「ミモザウェイズ-わたしたちの道1910-2020」というお芝居(以下、「ミモザウェイズ」と表記)。少し前の2月末に、初の東京での劇場公演が、福生で行われました。

 

正直同じ東京とはいえ、編集部のある神保町から福生までは約1時間半と遠いので、前後の予定をどうするかな…、などと迷ったりしたのですが、観た後は「メゲずに来てよかった!」と心から思いました。とっても元気になれる、素敵な内容だったからです。

 

3人の日本人女性が、仕事帰りのパリの空港でたまたま出会い、女性としてひとりの人間として自分らしく生きる難しさをめぐって話を交わすうちに、あらら、タイムトリップへ〜!

 

2020年代、コロナ禍の中で海外出張や留学から帰国する、現代のクールな女たち。それが… *

 

過去にワープして、ルーツに出会う! こちらは1970年代・彼女たちの親世代の3人。なんだかハジけてて楽しそう! *

 

タイムトリップの先々で3人は、今では想像できないほど苦しい状況の中で悩み惑う、明治〜大正時代(1910年代)の女性たちや、雇用機会均等法もなく今よりずっと遅れているはずの70年代(50年前!)の女性たちに出会うのですが、その人たちの悩みや思いはまるで、今の私たちと同じ。
そしてなんだか彼女たち、けっこう元気だったり強かったり⁉︎
実はこの旅、3人の女性の「女系」ルーツを辿る旅でした!

 

え、100年以上前に、そんな事やってた女性がいたの!? という驚きは親近感とパワーに変わって…

 

過去の女性たちが影響を受けた当時の女性リーダーたちも、驚くほどパワフル。

明治末期〜大正時代に、『青鞜』を創刊するなどして活躍した平塚らいてうさんは、1910年代に既に、不平等な法律に縛られた「結婚」を否定していたり!

 

3人それぞれのご先祖女性(高祖母)たちは、明治〜大正時代をどう生きた? 彼女たちに影響を与えた女性といえば! **

 

70年代にも90年代(2023年東京公演から)にも、ウーマンリブや、女性を傷つけた過去を見つめ直すなど、それぞれカッコいい女性たちが当時の女性たちに影響を与えた様子がウィットいっぱいに描かれます。

 

70年代の女性たちは90年代に再会、ホテルのスパであれこれ語り合う **

 

昔の女性たち、やるじゃん! と驚き。でも、よく考えたら、「んー、今も別姓は選べないんだよね…、」とか、「ピル解禁は70年代よりずっとあとの99年だし、海外では手軽に入手できるアフターピルは今も手に入れるハードルが高いしさ…💦」と、意外とその後も変わり映えしていない現状に、トホホな気持ちもしてきたり。

 

それでも、はるか昔から同じような問題を共有していたことを知ると、過去の女性たちが身近に思えて、すっかり「仲間」な気分!

 

生き方、仕事、恋愛の迷いや、ジェンダー差別、セクシュアリティへの偏見などに苛まれ、いろんな悩みを抱える様子は、どの時代も共通。そうだよね、とウルウルしたかと思えば、「アッハッハ!」と笑える場面も次々と出てきて痛快です。

 

3人はもちろん、中央の「ガイド」役の「リョウコ」さんも、場面場面で姿を変えて、いい味を出す **

 

大笑いや涙の中で湧き起こるのは、時は移り存在は消えても、時空を超えて共感でつながる「シスターフッド」(女性たちの連帯)! 何度も胸が熱くなりました。

 

 

フランスで大ヒットの元祖4世代劇、「シモーヌ」を観た感激から1年、その作家から「日本版を作りましょう!」と言われて…!

 

この”学べて元気になる演劇”「ミモザウェイズ」は、元々「シモーヌ」というフランスの劇がオリジナル。

 

劇作家で演出家のトリニダード・ガルシアさんは、フランスの女性たちの歴史を踏まえた4世代の物語「シモーヌ」を描き、フランスで大人気のロングランになっています。数年前たまたまフランスでそれを観た翻訳家のリボアル菜巳乃さんは、勇気を出して感激をトリニダードさんに告げ、販売されていたフランス語の脚本を購入して日本に帰りました。

 

それを手元に置きながら1年ほど熟考した末、「脚本を翻訳したい」とトリニダードさんに申し出ると「せっかくなら日本の女性たちの物語を描く、日本版を作りましょうよ!」と言われて…! というのが、この「ミモザ・ウェイズ」ができた発端なのだそうです。そして、菜巳乃さんは、本作の企画・制作と翻訳、監修責任を担うことになったのです。

 

現在、昨年の京都公演をオンライン配信中。最新版の東京・福生公演は3月20日ごろより配信開始。いずれも72時間のオンラインレンタル¥1500 今後、国内外の各地で公演予定。「ここにも来て!という方はぜひ、サイトからご連絡ください」と菜巳乃さん

 

日本の女性の思いを広く知るために、何人もの女性たちに直接話を聞いたトリニダードさんは、それぞれの表現や共通する思いを丁寧により合わせ、ひとつの大きな物語に編み上げていったのでした。

 

日本各地の女性たちひとりひとりの「ささやかだけど大切な真実の言葉」が生かされているから、この劇は心に響くんだなあ、とすごく納得しました。

 

過去と現在、次世代が、言葉で、共感で、つながる楽しさ!

 

そこに感じ入ったのも、つい最近、ワタシも過去に触れた言葉が今に蘇る瞬間をを目の当たりにして「生の言葉のチカラってすごい」と思っていたから。

 

1980年代末に、入社後間もなく配属された雑誌『MORE』で、性とセックスについて深ーく尋ねるアンケート企画「モア・リポート」の第二弾を担当したワタシ。誌面で呼びかけた、記述式で数ページに及ぶ「性」についての深く分け入る質問に、答えを送ってくれたのは約2000人の読者のみなさん。

 

送られてきた手書きの回答は、性との出会いから、どんなセックスライフを送っているかや、マスタベーションやオーガズムの詳細などなど、答えにくいはずの質問にも誠実に向き合い、思いもよらないビビッドな言葉で表現した記述がいっぱいでした。どの回答もめちゃくちゃ新鮮で、読者と同世代だった自分も、仕事を超えていろいろ学んだり考えたり…。そのいろんな声を元に、次々と雑誌のテーマも湧いてきたのでした。

 

中央が初回の単行本。87年(左)や99年(右)の回なら、当時読んだ方、答えた方も、OurAge世代にいらっしゃるかしら? 今、当時をふりかえってのお気持ち、うかがってみたいです

 

少し前に、上野千鶴子さんが理事長を務める総合情報サイトWANで、その「モア・リポート」の40年あまり(初回は1980年実施)を振り返るオンライン・ブックトーク が開催されたのですが、その中で、約40年前に大胆な表現を書き送った読者の方々(主に、今60〜70代くらいの女性たち!)の進んだ性意識に、現代の『MORE』世代や30代の女性たちが驚き共感するのを見て「そう、かっこいい女性たちはいつの時代にもいたんだよね!」と嬉しくなりました。

 

その「モア・リポート」、当時から6度に渡ってアンケートが行われ、今もウェブでの連載が続いています。中身は毎回新しいけれど、実は歴史の長〜い「ご長寿企画」。女性たちの「生の言葉」は、ちゃんと過去から未来に引き継がれていくようです。ちょっと読んでみると、今どき女性たちの思いや行動がかいまみえて、面白いですよ!

 

女性関連の各種指数の低迷は、どうも政治と雇用がダメなせいらしいけど…

 

そんなふうに先輩から若者世代まで自由闊達な女性たちがたくさんいる、我らがキラキラJAPAN! …のはずですが、昨今の女性の活躍関係のランキングを見ると、日本の順位は軒並み下位に固定傾向に。各種新聞などを読む限り、低迷の理由は、政治分野では議員や閣僚に女性が少ないこと、経済分野では管理職に女性の登用が少ないことみたいです。

 

うーん、もしかして、生の言葉がそこには届いていないみたい? それもそこに女性が少なければ仕方がない。悔しいけど、それは、1日の「女性デー」だけではどうにもならないことですよね。

 

そう、女性デーに色々思うけど、それはきっかけ。その後こそ、いっぱい貯まった元気をエネルギーにして、「ここから何をしようかな?」と考えると良いかもしれません。

 

本を読んだり、女性の活躍を描いた映画や番組を観たりするのもいいかも? 好きな女性アーティストの音楽や美術、服や小物などを集めて、改めて深く味わって楽しむのもいいですよね。インスピレーションが湧いてくるパワー・コーナーになるかも?
ちょうど地方選挙もあるし、少しでも指標が「アップ傾向」につながるように、新たな目線で情報を集めて選択をしてみるのもいいかもしれません。

 

2年前のオチャ宅の、「アフター・女性デー」のパワー・コーナー。アメリカの最高裁判所判事として女性の権利のために尽力して尊敬を集める故・ルース・ベーダー・ギンズバーグのグッズを中心に、イエロー系のものを集めてディスプレイ。後方の額の版画は、現代彫刻家の故・宮脇愛子さんの作品

 

何か直接に、困っている女性たちを応援することも、もしかしたらできるかもしれない。参加できそうなグループを探してみるとか? いや、自分自身が何か始めても? もう、動き始めている人も、OurAge読者には多いかもしれませんね!

 

「何か始めてみたいけど、それを探すために、何をすればいいの?」という場合もあるかもですが、それこそいろんな人が、それぞれに「声」を発しているネット時代。あなたが共感できる「声」を辿ってみるのはどうでしょうか?

 

大切なのは、インスピレーション。「何かにつながるアフター・女性デー」の過ごし方、意外と小さなことから始めるのが良いかもしれませんね!

 

Good luck!

 

◆写真 *:©︎カルドネルルウ
**:© Chiaki Kano 東京公演2023

 

 

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