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〝親戚づきあいで困っていることは何ですか〟(読者の声を集めた「隣の50歳⑯」)

ギリコ

ギリコ

新型コロナウィルス感染拡大の影響で学校がお休みになったという近所の小学生に本をあげたら、お礼の手紙をもらいました。一文字一文字丁寧に書かれた素直な筆跡に、自分の悪筆が恥ずかしくなります。そこでそのお手紙を毎朝必ず目にする卓上カレンダーの横に置き、見るたびに「字は丁寧に書かないと」と戒めています。

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「親戚づきあいで困っていることは何ですか」です。

 

自分の親戚、夫の親戚、結婚している子どもがいればその配偶者であるお嫁さんやお婿さんの親戚もできますよね。

一般的には生きていく上で私たちはそういったたくさんの親戚たちと何かしらお付き合いをしていかせざるを得ないものです。

 

生活環境や風習、価値観の違いなどから生じる悩みも合わせて、今回もいろいろな声が寄せられましたよ。

 

ではさっそく結果発表へといきます。

気になる結果はいかに!

 

じゃじゃ~~んッ

 

 

1位 冠婚葬祭(とくに法事とお葬式)が多いなど

145票

「田舎ならではの、遠い親戚との付き合いがいまだあるため、冠婚葬祭が多くて大変です」(44歳・専業主婦)、「法事が多くて困っています。去年も法事があり、今年の夏も遠方での法事があります。家族で参列すると交通費だけではなく宿泊費も相当な額になります」(50歳・その他)、「困っているというか、どのような対応をすべきか迷っているのは冠婚葬祭、とくに葬儀への参列です。叔父や叔母たちが高齢化し、住んでいる場所が遠方の人もおります。両親のかわりに参列する際、だんだん多くなるばかりの葬儀への参列は親戚のどこまでするべきか迷う」(58歳・会社員)、「親戚というだけで冠婚葬祭にあれこれと出ねばならないこと。会っても話すこともないし、息苦しいし、できれば参加したくない」(54歳・会社員)、「葬式などの冠婚葬祭で席順などいろいろ気にかけないといけないこと」(46歳・パート・アルバイト)、「困ったのはお葬式のときお焼香の順番でもめたことです」(64歳・専業主婦)、「冠婚葬祭の際に包む金額が私の実家と主人の実家で差があること」(55歳・その他)、「ふだんお付き合いがないのに冠婚葬祭のときは参加しないといけないこと。またこちらも呼ばないといけないこと。面倒だし時間やお金の無駄」(56歳・会社員)、「冠婚葬祭はその土地により習慣が異なるので、すべてお伺いを立ててこなしていかないといけないこと」(56歳・専業主婦)、「葬式などはどこまで血縁関係のある人なら付き合うのがいいのかがわからず困ります。行き来がある人のものだけでいいと思うのだけど」(57歳・専業主婦)、「遠距離に住む親戚の冠婚葬祭は参加するかどうかいつも悩みます」(59歳・会社員)、「法事に出ても黙々と出された食事を食べるだけ。かといって出ないわけにもいかずつらい」(50歳・会社員)

 

 

2位 お年玉、お祝い金の相場など

125票

「困るのはお年玉やお祝い金。貰うよりこちらがあげることの方が多いのでいくら包めばよいのか悩む」(53歳・パート・アルバイト)、「子どもがいない私には甥や姪の子どもにまでお年玉やお祝いをあげるのが苦痛。あまり生活に余裕もないのに……」(53歳・その他)、「甥っ子や姪っ子たちにあげるお年玉の額やお誕生日祝いの相場がわからないこと」(49歳・パート・アルバイト)、「お年玉やお祝いなど、金銭的なものをいつまであげればいいのかがわからない」(51歳・専業主婦)、「入学祝いが重なって出費額がすごいことになり悩んだ」(55歳・専業主婦)、「多額の結婚祝いを請求された(姪の結婚祝いに20万円)。他にも甥や姪がいるので、お互い負担のない額にしたいものです」(42歳・会社員)、「姪っ子の七五三のお祝いやお年玉……」(45歳・会社員)、「ご祝儀の金額にはことあるごとに迷います。親しさの度合いや習慣で包む金額は異なってくるので、詳しくきける関係でもないため困ります」(52歳・パ-ト・アルバイト)、「法事や葬式の出費がかさむというのに、それ以外にも出産祝いや入学祝いに卒業祝い、結婚式。ご祝儀にはキリがありません。友達関係なら3万円で済むところが、親戚だからという理由だけで10万円単位に。お祝い金で家計が圧迫されかねません」(48歳・会社員)

 

逆にもらう立場からはこんな意見も。

「遠い親戚なのに毎回子どもたちにお年玉、お祝い、お土産をたくさんくださる方がいる。うれしいけど、正直お返しが大変」(35歳・会社員)

 

3位 滅多に合わない親戚や遠い親戚との付き合い方がわからないなど

80票

 

「息子のお嫁さんの実家との付き合い方」(54歳・会社員)、「親しい親戚ならともかくそんなに付き合いのない親戚からお金を貸してほしいといわれ、どうしたらいいかと悩みました」(50歳・専業主婦)、「俳句が趣味だという母方の遠い親戚のおじさんが何か俳句の賞をとったとき、受賞を祝うパーティの招待状が届いて困った。場所も遠方。大人になってからは法事のときに顔を合わせる程度のおつきあいだったので」(51歳・パート主婦)、「夫の親戚とはふだん付き合いがないので、お葬式のときなどは誰が誰だかわからない」(51歳・専業主婦)、「親が健在なうちはいいが、親が亡くなった後高齢の親戚とどう付き合えばいいのかわからない。親たちは親しくしているが私自身はふだんお付き合いがないので」(47歳・専業主婦)、「田舎の遠い親戚とのつきあい。あちらも代替わりしているうえ価値観も違うので、会っても話題に困った」(58歳・パート・アルバイト)

 

 

4位 帰省の際の手土産やお中元、お歳暮に悩むなど

42票

「年末年始などに帰省する際の手土産に毎年困っています。関西から関東に持参するのですが、お菓子や日持ちする漬物など持参できるものに限りがあります」(49歳・専業主婦)、「年末年始の贈り物や母の日などの贈り物。なにをあげればいいのか毎回気を使います」(50歳・専業主婦)、「毎年のお中元とお歳暮。とくに主人の親戚に贈るもの」(50歳・その他)、「甥っ子、姪っ子の入学祝いや就職祝いに何を贈ればいいのかわからず、毎回悩む。自分には子どもがいないので」(53歳・会社員)、「帰省した際のお土産の渡し合い」(44歳・専業主婦)、「お歳暮やお中元をいつまで贈り続ければいいのか。もう30年くらいやっている。お返しを買いに行くのも面倒。憂鬱」(44歳・パート・アルバイト)、「お中元などを贈っても相手が喜んでくれているのかわからず不安」(61歳・専業主婦)、「お歳暮やお中元を贈るのをもうやめたいが、こちらから言うわけにもいかず、一人暮らしの叔父に何を贈ればいいのかとても悩んでしまう」(56歳・専業主婦)、「一人暮らしになった私に届くお中元やお歳暮。いろいろもらっても食べきれない」(62歳・パート・アルバイト)

 

5位 遺産相続、財産分与でもめている

24票

「祖父母が亡くなった際、遺産相続で揉めて10年近く親類と絶縁することになった」(42歳・公務員)、「伯父の後妻と遺産相続におけるトラブルがあった」(46歳・パート・アルバイト)、「遺産相続。泥沼化しました」(44歳・学生)、「遺産相続で親戚同士の仲が悪くなった」(43歳・専業主婦)、「子どものいない伯父夫婦が亡くなったとき、親戚みなが遺産でもめた。祖父がなくなったときも相続でもめた。自分の親が亡くなれば、またもめごとが起きるのだろうと今から覚悟している」(50歳・会社員)

 

ランキングには入りませんでしたが、他にはこんな回答も。

 

「悩みは義姉との関係。義両親の介護をきっかけに最悪の状態になり、今は絶縁状態」(57歳・会社員)、「義母の介護について今後は誰が面倒を見るのかという話になると、必ず途中で長男が話が終わらないうちに帰ってしまう。そのため具体的な話ができない」(42歳・専業主婦)、「子どもがいない叔父や叔母の世話。介護するまではいっていないが定期的に様子を見に行かないと心配なこと」(57歳・会社員)、「旦那の親戚が何事にも干渉してくる人たちで疲れました」(43歳・専業主婦)、「根ほり葉ほりいろいろ訊いてきたり、干渉してくる親戚がいてつらいです。でも付き合いは続けていかないといけないので相手の気分を害さないよう、当たり障りなく接してなるべく近づかないようにしています」(43歳・公務員)、「地方に暮らす親戚の方言に困った。何を言っているのかわからず、会話が大変だった」(47歳・専業主婦)、「夫婦仲の悪い叔父叔母から毎年別々に年賀状が届くこと。こちらとしてはふたり連名で送っていいのか、別々に送るべきか迷う」(50歳・専業主婦)、「叔母たちが新興宗教にそれぞれはまっていること」(60歳・その他)、「認知症になった独身の叔母の世話のことで揉めた」(53歳・会社員)、「田舎の親戚が何かと東京に出てくるのだが、そのときホテルをとらず私の家に泊まること」(42歳・会社員)、「いとこの夫が生命保険会社に勤めており、仕方なくそこの保険に入ったことがある」(47歳・会社員)、「親戚が電気屋さんをやっていて、家電はそこから買わざるをえない。量販店で買ったほうが安いのに」(50歳・専業主婦)

 

 

「隣の50歳」、いかがでしたか?

 

「うちの親戚にもこういう人いる!」など共感したコメントがあったのではないでしょうか。

 

そして回答を寄せてくださったみなさん、本当にありがとうございます。

 

このたびの新型コロナウイルスの感染拡大で私たちの生活は大きく変わりました。

不安な気持ちを抱え、新たに生じたさまざまな不便に耐え、それでも家族や大切な人のことを思い毎日頑張っているみなさんが少しでも穏やかに過ごせますように。

 

 

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(記事の下に「コメント」というところがあります)

「隣の50歳」は読者のみなさんの声でつくられています。

記事を読んでふと思ったことや、「自分の場合は○○です!」などお題に対することなど、気軽にあなたの声をお寄せください。

 

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