大人になると新しいことへのトライってちょっと躊躇したり、これまでの経験で失敗する痛みを思い出したり、「いや、ま、別にやらなくてもいっか」とすんなり諦めることを受け入れたりするもので、やるかやらないか、出来るか出来ないか、ぼんやり一年ほど悩んでいたのですが。
ある時突然嘘のように話がスルスルと動き始め、「ここを逃したら一生やらないって知ってる!」とこれまた人生経験上の嗅覚が反応し、ついにこの春から『加藤紀子畑チャンネル』YouTubeを始めました!
(番組タイトルロゴは鹿児島在住のイラストレーター江夏潤一 @kokajunichi 作)
私と畑メイトさんが畑師匠の指示を仰ぎながら種や苗を蒔いたり植えたり(まだまだ迷うことばかりの畑8年生)、クワを振る音、葉や土、虫、鳥の音を感じてもらいながら、その中で旬の野菜を知ってもらいつつ、作業中のなんて事のないいつもの会話(たいていは野菜についての食べ方を語り合ってばかり)や畑でのお弁当風景、もしくは「野菜作りに興味はあるけど、仕事も家事も忙しくてなかなか手が出ない!」という方の代わりとして観て楽しんでもらえるといいな〜なんて、やりたいことがいっぱいのこのチャンネル。
ではなぜ、しばしの時間悩んだかというと。
YouTubeというとどこか若い方のツールのような気がして、
「そこへ長靴はいた大人がクワ持ってノコノコ出かけていくのはどうなんだろう?」
「長年編集される側だった人間が、おいそれと急に動画の撮影&編集なんて絶対出来るわけがない!」
「種まきから成長収穫まで、実になるまでの時間をどう繋いでいけば良いか?」
「だったらその野菜を使って料理シーンも!って必ずなるよね・・(これはフランス留学経験ありというと、ペラペラに話せるもんだと思われた過去と同じ流れ)」
「人気YouTuberみたいに危険も顧みず目を見張るような面白いことなんかやらないよ・・(そうじゃない人気の方もいっぱいいるけど)」
次々と頭に浮かぶのは楽しんでもらいたい野菜の成長の喜びよりも、うまくいくのかな?の心配ばかりで
「絶対無理、できっこない、あきらめたほうが楽〜」と逃げる一方、
「野菜のことを知ってもらう配信がやりたい!」の気持ちが消えたわけではなかったので、テレビの作家をしている方に相談ともなく呟いてみたら、
「じゃ、やりましょう!やっちゃいましょう!まだタレントさんで畑のYouTubeやっている人いないと思います!」と一瞬で解決。
結果『トーン』っと勢いに押された・・いや、押してもらったといいますか、ありがたくもあっという間に環境が整い、配信をスタートすることとなりました。
と、喜んだ矢先、新型コロナウィルス感染拡大に伴う自粛要請発令でスタッフさんに来ていただいて撮影することが出来なくなる事態に。
それでも野菜はロケに合わせて成長を待ってくれるわけでもなく、他にも育てていかなくては、ここに書けるお話もなくなってしまうわけで・・。
自撮りの他に・・・どうするか・・・顔を上げるとそこに・・・!
なんと夫がカメラマンに!!
ターンテーブルじゃなく、カメラを回す時がついに!!
(TOKYO No.1 SOUL SETというユニットのDJを担当しています)
YouTube素人の私と畑メイトさん、そしてカメラのプロじゃない夫のユニットでお送りする
『加藤紀子畑チャンネル』
毎週金曜の夕方配信予定です!
お時間合う時、是非遊びに来てください!
そしてもちろん、読む畑としてこちらもしっかり耕していきますので、引き続きお付き合いのほど宜しくお願いします!
加藤紀子
YouTube 「加藤紀子畑チャンネル」 https://www.youtube.com/c/katonoriko
公式ブログ 「加藤によだれ」 https://ameblo.jp/katonoriko/
「加藤紀子のエスプリ カフェ プラス」 http://www.ellebeau.com/electore-journal/n_kato/