11月18日(金)~11月20日(日)まで、『東京銀座画廊美術館』にて「寒玉逕翠会(かんぎょくけいすいかい)東京会員展」(書道展)が開催され、出展させていただきました。
書道を始めたばかりの頃は、毎月の課題提出に追われ、とにかく必死。この数年で少しずつ落ち着いてきて、自分のペースで書に向き合ったり、先生や先輩方の書道展を鑑賞する機会が増え、私もいつか出展できたらいいな…とぼんやりと考るように。
そんな時に出展のお声がけを頂き、不安と感謝とワクワクと!準備を進めてきました。
会場になった東京銀座画廊美術館は銀座中央通りに面していて、古き良き銀座の雰囲気が残っている美しい美術館です。
書道展もよく開催されているそう。また訪れたい!!
エレベーターを降りた瞬間、こんなに素敵な美術館に展示頂いたなんて! とテンションが上がりました。
そして、私が出展したのはこちらです。(お目汚し失礼致します……)
粘葉本和漢朗詠集を臨書しました。
『粘葉本和漢朗詠集』とは、平安時代、藤原公任が撰した漢詩と和歌の詩歌集です。
気品があり、『仮名のお手本』と言われている字形、そして色彩豊かで型文様の入った料紙……以前本で見て一目ぼれ。いつか書いてみたいと思っていた憧れの美しい古筆です。
私は一部の臨書ですが、目標は全臨! これからも精進していこうと思っています。
初日は仲良くしている友人がいらしてくださいました!
お二人共今は書道を習っていないそうなのですが、年賀状やバースデーカードなど、ペンで書かれた文字がとっても美しいので、お時間ができたら是非書道を始めて欲しいなーと思っています。
夕方からは書学院のクラスメイトの友人も、会社を早退していらしてくださいました。
お忙しい中感謝です。
私の師匠である鈴木華水先生にもご紹介させていただきました。
先生の美しい作品の前で、一緒に写真も撮っていただきました。記念になりました。
大きな作品も憧れです。
翌日も書学院の友人がいらしてくれて。
皆さんお忙しい方ばかりなのでお時間を作っていただき、感謝で一杯でした!
そして、次回はもっともっと素敵な作品が出展出来たらいいなと思ったのでした。
素晴らしい経験をさせて頂き、ご指導いただきました鈴木華水先生はじめ、会の皆様、有難うございました。