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スイカの季節 八色西瓜を買いにすっ飛んで行きました

林檎

林檎

東京浅草から雪深い新潟県魚沼の旅館に嫁いで早25年。女将という仕事柄、壮大なおでかけには縁がありませんが、地元ならではのコアな情報をお届けします。

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私の実家は浅草で果物屋を営んでいました。 ハンドルネームの’林檎’もウチの屋号から拝借。

 

小さい店でしたが、  果物の品質にかけては、たぶん某高級フルーツ店には劣ってない。 だって、  同じところから同じものを仕入れていたんですからねぇ。  子供の頃からそんなわけで、事、果物に関してだけは 美味しいものを口にしてきました。

 

そんな私も知らなかった驚きの西瓜が、 ここ新潟、魚沼地域にあるのです!

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その名は’八色西瓜’

 

八色もあるの?まさかのレインボーカラー!? などと、とよく聞かれますが  これは’やいろ’と読みます。  八色原というだだっ広い地域があり、 そこで栽培されるスイカは 土壌がよほど西瓜に適しているのでしょう、本当に甘いんです!

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果物屋のくせしてその存在を知らなかったとは!

 

でも、それもそのはず。  関東の店舗にはほとんど並ぶ品物ではなかったのでした。シーズンになると、通称’スイカ街道’には 農家さんが直売所をオープンさせます。

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さて、  彼と知り合ったのは3年前の夏。 お客様に、おいしい八色西瓜を食べてもらいたいと思い、 どこで買ったらいいのかと悩んでいたところ、 フェイスブックで出会ったのが、清水農園の若き農業人でした。

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あれよあれよという間に仲良くなり、 その年から西瓜を仕入れることになりました。

今年も7月上旬から始まった小玉スイカを皮切りに、  現在は、  八色西瓜の本領発揮というべき甘さを誇る、大玉スイカの収穫が 最盛期を迎えています。

 

シーズン中は何度となく、直売所にすっ飛んで行く私です。

 

目印はこの看板。

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直売所の店長は清水農園のお母さんです。  15キロある西瓜を抱えて記念撮影!

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これからお盆までは 大玉スイカが最盛期です。  大きければ大きいほどいい、と言われるくらいだから  その収穫は本当に骨の折れる作業です。

 

八色スイカを見かけたら、  是非一度味わってくださいね!

 

ところで、  新潟はまさにうまさぎっしりの県。  茄子の作付面積も日本一らしいのだけれど 出荷量になるとどんと落ちる。 そして、枝豆もまた 種類も豊富ですごく甘いのが多いのだけれど、 これもまた、市場にはあまり出回らない。 なぜかというと、茄子も、枝豆も  ほぼ県内で消費されてしまうからなんです!

 

だから、都会のスーパーで見かけたら  それはかなりすごいことかもしれませんよ!

 

◆清水農園

http://shimizunouen.com/

 

 

 

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