夏はサンダルをはいて、ペディキュアを楽しんでいるミーナですが、年齢を重ねるにつれて、足の角質肥厚などが気になりだしました。せっかくの足元おしゃれ、素足もピカピカに仕上げたいですよね。今回ご紹介するようなグッズがあれば、ちょっと地味な足のケアも楽しくなりそう。
uka・渡邉季穂さんに教わる!
ペディキュア入門
若い頃はサンダルにペディキュアというおしゃれを楽しんでいたけれど、最近は足を見せる自信がなくて…というOurAge世代も多いのでは?
そこで、ペディキュアを楽しむ極意を、ネイリストの渡邉季穂さんに伺いました。
ペディキュア前に! フットケア
ペディキュアを美しく見せるには、事前のフットケアが肝心。
今回は、渡邉さんが監修した、使いやすいと評判のフットケア製品を使って、足と足の爪の整え方を教えていただきました。
渡邉季穂さん Kiho Watanabe
profile
1965年生まれ。ネイリストとして、サロンワークやファッション誌などで活躍。
トータルビューティサロン「uka」の代表取締役を務め、サロン経営、運営のほか、
ネイルグッズをはじめとするukaブランドの製品プロデュースも手がける。
2015年4月、大阪・梅田にフットケア専門店「uka for foot care」をオープン
1.角質を柔らかく
ヒールリムーバーとパッド、シールがセットになった、ヒールケアセットを使えば、かかとの角質ケアが簡単にできます。
使い方は、まずヒールリムーバーをしみ込ませたパッドでかかとを覆います。次にパッドを覆うようにシールを貼ります。5~10分おいて角質が柔らかくなったら、シールとパッドをはがします。
ヒールケアセット¥3,800/貝印(KOBAKO)
2.削って滑らかに
リムーバーで角質を軟化させたら、かかと削り用のヤスリを使って、角質をしっかりと削り、磨き上げます。
写真のフットスムーサーには、表と裏に、目の粗さが異なる2種類のヤスリがついています。
粗目面で角質を削り、フットエッセンスを塗ったあとに、細目面でかかとを磨き上げます。角質を取るだけではなく、保湿ケアもサポート。
フットスムーサー¥1,900/貝印(KOBAKO)
3.エッセンスで保湿
かかと削りで角質を落としたら、乾燥しがちなかかとをしっかり保湿するための足用美容液を使って。
フットエッセンスを塗ったあとに、フットスムーサーの細目面で円を描くように優しく磨き上げると、より効果的です。
つけたあとのべたつき感の少ない、肌にすっと馴染むテクスチャー。
フットエッセンス¥2,200/貝印(KOBAKO)
4.ミストで不快な汗対策
フットケアの最後は、リフレッシュミストで仕上げを。
パウダー入りのサラッとした感覚で、汗をかきがちな足も心地よく、メントールが清涼感を与えます。お出かけ前にシュッとひと吹きして馴染ませると、サンダルを履いた足もすっきり。
足だけではなく、ボディにも使えるので、首や脇など、汗をかいて不快になりがちなポイントにおすすめです。
リフレッシュミスト¥1,800/貝印(KOBAKO)
5.ネイルファイルで整える
両面に人造ダイヤモンドを施し、爪を優しいタッチで整えることができる、ステンレス製のネイルファイルが便利。
足の小さなつま先をスタイリングするため、細かい動きができるようにヤスリ部を短くし、厚い足の爪に合わせて、目の粗さを設定しています。
仕上げには、細目面のヤスリで一定方向に2、3回ならしてください。
ネイルファイル(ショート)¥1,600/貝印(KOBAKO)
6.爪表面を磨いてツルツルに
足の爪の大きさに合わせ、ヤスリ部を小さく設計したスティックネイルバッファー。持ちやすいスティックタイプで、爪の脇など細かいところまで磨けるようにしています。
また、小さい爪のアーチに対し、面で当てられるよう、クッション性をもたせ、ハンドル部分のしなりが、磨きやすさをサポートします。
ヤスリ部のレフィル付き。
スティックネイルバッファー¥1,000/貝印(KOBAKO)
撮影/鈴木康久(千代田スタジオ) 取材・原文/安部由津紀