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実は40~50代女性に人気! 元サッカー選手がアスリートの便を集めて研究した腸活サプリ

中込久理

中込久理

なかごめ・くり/化粧品会社のPR担当から美容エディターに転職して20年。女性誌やウェブでビューティのページを企画・執筆するほか、化粧品会社のウェブマガジン等でも活躍。好奇心旺盛で、大人かわいいものが大好きな、永遠の乙女キャラ。趣味は宝塚歌劇とJリーグ観戦。公式ブログ

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免疫に関わることで注目度が高まっている腸活。OurAge読者の皆さんは、このテーマについてはとても詳しいかもしれませんね! でも、日頃の食生活がまるでダメな私はどうしたらよいのやら。そこで、今回はアスリートの腸内環境研究から腸活サプリメントを開発・販売しているAuB(オーブ)の研究統括責任者・冨士川凛太郎さんに腸活のお話をうかがいました。

 

中込さん 冨士川凛太郎さん

冨士川凛太郎さんは豊橋技術科学大学大学院で工学技術研究科博士後期課程を修了。企業の研究資源開発事業に関わり、2016年からAuBの立ち上げに参画しました。これまで950人以上のアスリートの腸内細菌を検査して、そのデータをもとに体をベストコンディションに導くための研究を続けています。

 

「人の腸内には100兆個以上の細菌が存在していて、その種類は1000種類以上に及びます。アスリートの腸内を研究してわかったことは、常在細菌の種類の多さ。アスリートを100とすると、一般の方は80くらいのイメージです。そこで、常に万全な体調を維持しているアスリートの腸内環境をモデルに、すべての人をベストコンディションにというのが私たちの考え。大切なのは腸内細菌の“多様性”なんです」。

 

のっけからレベルの高いお話! 乳酸菌などの善玉菌(プロバイオティクス)と、そのエサになる食物繊維やオリゴ糖(プレバイオティクス)を摂ればよいのですよね…?

 

「人が口から摂取できる善玉菌は、酪酸菌・乳酸菌・ビフィズス菌の3つしかないんです。乳酸菌とビフィズス菌はヨーグルトや醗酵食品から摂れますが、酪酸菌は食品から摂るのが難しいので、サプリメントに頼るのが早道です」。

 

常在菌が1000種類以上もあるのに、摂取できるのがたった3つとは! その他の善玉菌は、腸内に常在していることになります。これを育てて多様化するためには食物繊維などのエサが必要なのですが、生きている腸内細菌は種類によって好みのエサが異なるようで。

 

 

中込さん 腸活イラスト

腸内細菌が好む食物繊維はこのような野菜グループに大別されます。
*豆
*芋
*キノコ
*海草
*果物
*緑黄色野菜

 

お気づきかと思いますが、私たちが普段から健康と美容のためにと食べているサラダは水分が多く、腸活にはあまり役に立たないそう。オリゴ糖は玉ねぎやゴボウ、豆乳、はちみつなどから摂れます。

 

「たくさんの菌を増やすためには、多様な種類の食材から食物繊維とオリゴ糖を摂ることが重要。月100種類の食材を摂ることを目指して欲しいです。ヨーグルトひとつにしても、いつも同じものを食べるのではなく、いろいろな種類を変えて食べるといいですよ」。

 

 

中込さん 冨士川さんと中込さん

ここで私には研究に参加したアスリートは若いのではという疑問が。私たちOurAge世代になってもアスリートのような腸内環境が目指せるのでしょうか。

 

「私たちの研究では、50代までは腸内環境は若い年代と変わりません。60~70代になると、ビフィズス菌が減っていく傾向があります。そうなると悪玉菌を排除する機能が低下して、がんや歯周病などの病気や認知症のリスクが高まることに」。

 

むむ、これは今からきちんとした食事をとるようにしなければ! それと、私たちの年代が気になるのは更年期症状とダイエット。これも腸内環境が大きく関わります。

 

「更年期症状にかかわる代謝物質として知られるエクオールを産生するのも腸内細菌。エクオール産生菌は5種類ありますが、菌の多様性で作り出すことができるんです。大豆や大豆製品はもちろん、多様な菌と多様な食物繊維が必要なんですよ。また、ダイエットや免疫に大切な役割をする酪酸菌は、アスリートは一般の方の2倍以上も保有していることがわかりました。酪酸菌は腸内で作られ、エネルギーの源に。これを増やすと疲れにくくなるほか、食欲や脂肪の吸収を抑えることにつながります」。

 

ここまでお話を聞いて、私にできる食生活改善といったらヨーグルトの種類を変えることとサラダに豆や海草をトッピングすることくらいかも…。そこでサプリメントの登場なのですが、AuBは最初の菌活サプリメントを2019年12月に発売して以来、最も多いユーザー層は40代を中心とした大人女性なのだそう。

 

 

中込さん BASE

4年かけてトップアスリートの検体を研究して誕生した、菌を与えるサプリメント。「アスリート菌ミックス」と名付けられた酪酸菌を含む約30種類の菌を独自に配合したプロバイオティクスと、菌の栄養になるプレバイオティクス、その両方の特性を持つシンバイオティクスを採用しています。目安の摂取量は1日3カプセル。

 

*AuB BASE 90カプセル ¥5,918(単品価格。定期コースもあります)

 

 

中込さん GROW

50種類以上の素材を使用した3つのタイプの食物繊維ミックス。1,2,3とローテーションすることで、多様な菌のエサを日替わりで摂ることができます。香料・人工甘味料・保存料・着色料は不使用。緑茶フレーバーで飽きることなく、飲み続けやすいです。冬はホットで!

 

*AuB GROW 3種×10セット ¥5,918(単品価格。定期コースもあります)

 

 

さて、AuBを設立したのは元プロサッカー選手で日本代表でも活躍した鈴木啓太さん。サッカーファンの私、先日ワクワクしながら鈴木さんの腸活セミナーにも伺いました。

 

 

中込さん 鈴木啓太さん

スタジアムでその勇姿を見ていた鈴木啓太さんが大真面目な顔でウンチの話を! 形やにおい、排便後のスッキリ感で自分の体の状態がわかるという内容です。やや硬い~やや柔らかいウンチがGOOD、においは臭くなく、スッキリ感があるほどGOOD。頻度は1日1~2回が良い状態。鈴木さんは立派なものが出た時、奥様をトイレに呼んで見せるそう。こんな風に家族で健康を確認できるのって、とても素敵ですよね。お話を聞きながら、私はかつて看護師の友人が「患者さんのウンチは私たちにとっては宝物なの!」と言っていたのを思い出しました。

 

 

中込さん 鈴木啓太さんとGROW

鈴木さんは幼い頃からお母様に腸活の大切さを教えられてきて、現役時代は海外遠征に梅干しなどを持参していたそうです。AuBを立ち上げたきっかけは、所属していた浦和レッズの観客が減った時にサポーターから「Jリーグ開幕当時40歳だった自分も今は60歳、スタジアムに行くのがキツイ」と言われたこと。体の調子が良くなければ好きなことも続けられない、それならばすべての人を元気にしたいと考えて、アスリートの検体集めからスタートしました。

 

私もJリーグ観戦歴18年。今はまだゴール裏で立ったまま応援していますが、試合中に疲れて“座りたいな~”と思うことも。これからも元気でいるために、腸を整えなければ。「絶対に負けられない戦いが、ここにもある!」そう思っています。

 

●AuB(オーブ)
https://aubstore.com

 

 

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