暖かな日も増えてきて、春の訪れを感じる今日この頃。「もうコートは暑いかな」となってきたら、足元のおしゃれも軽やかにしたいもの。フットカバーの出番です。
最近は、靴から見えない靴下、フットカバーは春夏にパンプスやスニーカーをはくときの定番スタイルですね。
でも、「脱げやすい」ことにイライラしていませんか?
歩きながら何度もかかと部分を引っ張って履き直したり、しまいには「もういいや」と足裏でゴロゴロしたままであきらめたり…。
実は、フットカバーが脱げた状態のまま歩いていると、体の不調を引き起こす恐れもあるのだとか。説明してくださったのは、東京医科歯科大学附属病院臨床准教授の高山かおる医師。
「フットカバーについてのモニター実験を行った結果、かかとが脱げた状態で歩くと、きちんとはけているときに比べ、歩幅がかなり狭くなることがわかりました」
さらに、脱げないようにと無意識に前のめりになって足先に力が入るため
指先が丸まって丸まり足指に。
これでは膝や腰に負担がかかる歩き方になってしまい、姿勢や歩き方が崩れ、全身の不調にも繋がりかねない、と高山先生。
実際にフットカバーが脱げた状態で歩いている女性の実験動画を見せてもらいました。目線は下がって猫背になり、前に傾いた姿勢で見た目にも美しくない歩き方でした。うんうん、確かにフットカバーが脱げた状態だとバランスの悪い歩き方になってしまうんですよね。
「ヒトの骨は206個あり、そのうちの56個が足にあります。足は、体を支えるために負荷のかかる、大切な部位なのです」
丸まり足指を放置していると、
ハンマートゥや足裏の横アーチの変形
悪い姿勢
といったトラブルを招く可能性が高まるのだとか。まさに負のスパイラルですよね。さらに足指をきちんと使えていないとふくらはぎにも影響し、
むくみ足
の原因にも。これはマズイですよ。「歩きにくい、不快だけど、まぁ仕方ない」とあきらめてる場合じゃないのです。
ではどうする? フットカバーをやめる? 解決策は、次のページで!
レッグウェアメーカーの岡本から「脱げない」をとことん追求したフットカバーが新発売しました。
岡本と言えば、OurAgeストアで販売中の「靴下サプリ」が大好評。足や繊維の研究にも力を注いでいるんですよ。
フットカバーに求められているのは〈薄さ〉や〈浅さ〉。従来のフットカバーにも滑り止め加工のストッパーが施されているものの、浅くなればなるほど脱げやすいという現状があります。そこで、靴の滑り止めとの相性も視野に入れて、新たなストッパーの形状を開発したのだそうです。
新発売のフットカバー「脱げない ココピタ」には、独自開発のコの字型ストッパー(特許出願済み)を採用。足の動きと生地の伸縮を研究し、最も強くかかとをつかむ角度としてコの字型にたどり着いたのだとか。実際に手で引っ張って脱げにくさを確認することができましたよ。これがすごかった! たしかに、強く引っ張っても脱げないんですよ!
こちらは、従来のフットカバー。指で軽く引っ張るだけですぐかかと部分が外れてしまいました。この感覚、わかりますよね〜。
3月1日(木)より新発売となった「脱げない ココピタ」は〈浅履き〉と〈深履き〉の2種で、それぞれベージュとブラックを展開。全国のスーパーマーケット及び量販店、下記の公式オンラインショップで販売中です。
おしゃれのつもりが、全身の健康に悪影響を及ぼすなんて避けたいもの。靴の中でゴロゴロしない、歩き方がヘンにならないフットカバーで、軽やかな春の足元を楽しみたいものです。