テーブルに座った私たち参加者の目の前に運ばれてきたのは、この「おもてなし」?
羊羹に冷茶、そしてお皿やコップ、コースターまでもが金箔入り。さらにまわりを見渡しても
キラキラした金箔づくし!
この日訪れたのは、金沢箔(金箔)づくりをしている「箔一」の銀座ショールーム。下の写真は建材で、銀座ヤマハビルの外壁、東急プラザ銀座6階「キリコラウンジ」のスタイリッシュなシルバーの壁面も箔一のものが使われているのだとか。金沢箔には、金箔だけじゃなく銀箔や錫箔などもあるのです。
金箔は、金を薄〜く延ばしたもの。10円玉の約半分の金を畳一枚分と極限まで薄くしているんですって。高温で溶かした金を帯状に延ばす、カットして和紙に打ち延ばす、和紙を移し替えてさらにたたき延ばすなど、多くの時間と職人の技を駆使した工程を繰り返すことで、均一な厚さで破れにくい金箔が出来上がります。
そんな金箔を建材や食器などの工芸品、また食用にと展開している「箔一」は、金箔コスメにも取り組んでいます。
金箔あぶらとり紙は
他とは何が違う?
江戸時代、金箔をつくるときに間に挟んでたたく和紙の打紙が、柔らかくて肌に優しく、化粧後のあぶら浮きを抑えるとして京都や金沢の芸妓さんたちに重宝されていたのだそう。それを商品化したのが、金箔打紙製法を活かして作った「箔一」のあぶらとり紙です。
特許も取得した独自の製法でつくられたあぶらとり紙は、昭和51年に登場して以来、アレンジを加えたタイプなども増えロングセラーとなっています。写真の水色のパッケージは、ハッカの涼しげな香りをプラスした季節限定品の『あぶらとり紙「梅雅」(薄荷入・香り付)5冊セット』(1,700円、税別以下同)。※今季の販売は終了しています
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金色のパッケージは『あぶらとり紙「金箔入り 梅雅(うめみやび)」5冊セット』(1,700円)。1冊は20枚綴りとなっています。
お目汚しの画像で失礼します(汗)皮脂が減少してくるOurAge世代とはいえ、メイクをしているとTゾーンがテカってくるもの。そんなときにティッシュで抑えるとファンデーションも一緒に取れてしまったり、紙のケバケバが肌に付着して顔がかゆくなってしまったり。
それがこの金箔打紙製法のあぶらとり紙を使ってみると、ファンデはそのままで余分な皮脂だけがこんなにも取れました! 繰り返し何度もたたいて繊維の密度を高くした和紙のため、こすらなくても多くの皮脂をしっかりと吸着してくれるんですって。また、金箔入りというところもポイントです。
「金」の美容パワーをお手軽に!
「金」には、抗酸化や美白、ターンオーバーの働きを正常化する作用があり、エステのパックなどにも使われていますよね。「箔一」は、あぶらとり紙だけではなく「金」のチカラを活かした金箔入りコスメ「KINKA」シリーズも展開しています。写真は、8月31日(金)に新しく仲間入りした「KINKA ゴールド シャルム オールインワンジェル」(1,800円)。
保湿成分としておなじみのヒアルロン酸のほか、コメ由来の美肌原料、サクラ葉エキス、チャ葉エキスなど、日本原産の美容成分を厳選、そして金箔がプラスされています。金箔美容をもっと手軽に試して欲しいという思いから、洗顔後はコレひとつでOKのオールインワンジェルが誕生したそうですよ。
「箔一」のあぶらとり紙、「KINKA」シリーズは下記の公式オンラインストアなどで販売中です。