毎回趣向を凝らした演出が楽しみなポーラの発表会。この日は、世界的フラワーアーティスト東信(あずままこと)氏によるフラワーアートが私たちを出迎えてくれました。
ポーラの最高峰エイジングケアブランド「B.A」は、2015年から東氏のアートを起用。同ブランドが目指す生命美が植物で表現されています。
目もと、口もとの変化はその人の印象にどう影響する?
今回、「B.A」が着目したのは印象力。ことわざにもある「目は口ほどに物を言う」は実際のところどうなのか、加齢で変化したシミュレーション画像を作成して分析したそうです。
上のスライドのように、複数の女性の顔を合成した「基準顔」〈A〉に老化に伴う形状変化をプラス。〈B〉の目もとにはくぼみやたるみ、〈C〉の口もとには縦ジワや輪郭のぼやけ、そして〈D〉は目もと&口もとの両方に加齢の加工を施しています。
確かに、パッと見の印象がかなり変わっています。〈B〉はちょっと寂しそうで、〈C〉はちょっぴりとっつきにくい雰囲気が。〈D〉は一気に老け込んだ感じです。実際に400名の女性に評価してもらった結果でも
目もとが老けるとイキイキした感じや自信に満ちた印象が低下し、口もとが老けると親しみやすさや幸せそうな印象が低下
することがあきらかになったそう。つまり、この2つのパーツは年齢の印象を左右するだけでなく、その人の内面の印象さえも変えてしまうものだったのです。
◆目もとのハリ・立体感の決め手となっているのは?
眼球を中心にドーナツのように目を囲んでいるのが眼輪筋(がんりんきん)。若い頃はふっくら厚みがあってハリがあり、また目のまわりを取り囲む眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えているため目もとに立体感をもたらしているのだとか。この眼輪筋が薄くなると、ハリが失われてアイゾーンがくぼみがちになり、眼窩脂肪も支えきれなくなってたるみも生じることに。
研究の結果、眼輪筋を構成するたんぱく質が加齢によって減少してしまうことを新発見! 若々しい体型維持に筋肉が必要なように、目もとの衰え感にも筋肉が影響していたわけです。そこで、このたんぱく質産生に働きかけるエキスを新開発しています。
◆口もとにツヤ・血色感をもたらしているのは?
他の部位と比べると1/2〜1/3くらいと皮膚がとても薄く、外的刺激に弱い唇。今回、ポーラが新たに着目したのは「血管内皮細胞」。唇の色は皮膚の下の血管の色ですが、この血管内皮細胞が年齢を重ねることで消失し、血管が減ってきてしまうとか。唇は血管の専有面積が大きいだけに、栄養や酸素が行き届かない状態となってしまい、くすみ感や立体感など複合的な悩みを引き起こしてしまいます。
新たに発見したのは、細胞同士のつながりを促進する植物エキス。唇のヒアルロン酸を増やす植物エキスとともに、配合したそうですよ。
次のページで、新しく誕生したこの2つのパーツケアのアイテムについてご紹介します!
10月1日(月)発売 左から
「B.A アイゾーンクリーム」¥18,000(税別、以下同)
「B.A リップ バーセラム」¥6,800
目もと、口もとの印象力を高める新たなアプローチとして、どちらにもポーラ最先端の理論と成分、処方化技術を採用しています。
「B.A アイゾーンクリーム」は特殊な3層構造で、ハリ感と肌のボリューム感をサポート。肌になじませると濃密なコク感→浸透感→ハリ密着感と感触が変化します。
その感触が実感できるよう、上の写真のようにクリームを手の甲3箇所に置き、人差し指の付け根から手首の付け根に向けてストロークしてお試しです。なるほど、引き上げられるようなコク感がみずみずしく変化し、のばした後は肌がふっくらしたような♡
実際に使う場合は、目周りの6点に置き、目頭からこめかみに向かって引き上げるようにのばします。なじませた後、引き上げ感を記憶させるようにこめかみに置いた指を3秒キープさせるのもポイントです。
「B.A リップ バーセラム」は唇にするんとなじんで保湿膜を形成し、うるおいを閉じ込めながら浸透する処方に。ぷるんとした唇に導きます。
こちらは手で感触をお試しの後、実際に唇にも付けてみました。ん? ぼやけていた輪郭、血色感が戻ってきた!? 色付きリップを付けたわけじゃないけれど、若い頃の自分の唇はこういう色だったかも、と感じました。すっぴんとメイク顔に差が出てきたのは、唇の色や立体感も関係していたのだと納得です。唇って小さいけれど、やっぱり存在感があるんですよね。
今までありそうでなかった、印象ゾーンのケア。使うごとにケアの楽しみが大きくなりそうです。