疲労回復や整腸作用、抗菌作用などで知られる、酸っぱい成分クエン酸。これを含む食べ物として、有名なのが梅干し。
忘年会などの飲む機会が増えるこの時期、二日酔いの朝は梅干しおにぎり、飲み会の席では梅肉和えのおつまみに梅酒、なんてウメづくしも良さそうとふみっちーは考えているのですが、皆さんはいかがですか?
強いお酒を好むふみっちーが、なぜ梅酒や梅にこだわるようになったのか。じつは先日、梅酒の発表会に参加したからです。
ナント「梅酒ヌーボー」です!
先月、ボージョレー・ヌーボー解禁で新酒の赤ワインを楽しんだ人も多いと思いますが、「梅酒ヌーボー」は12月5日が2014年の解禁日!
今年6月に収穫されたウメを漬け込み、12月に実を取り出して瓶詰めしたという、できたてほやほやの梅酒の新酒です。
※通常の梅酒は、実を取り出した後半年以上熟成させています
6月6日が日本記念日協会で認定された「梅の日」なので、この日から仕込みを始めたんですって。
「梅酒ヌーボー」を作っているのは、和歌山の酒蔵「中野BC」。
ウメの生産地として日本一を誇る和歌山の代表品種 “南高梅”での、こだわりヌーボーづくりを2011年から始めています。
これが、今年の梅酒ヌーボー「中野梅酒 NOUVEAU 2014」。
上の段が、ワインサイズの720ml 1404円(税込み、以下価格はすべて税込み表記)
真ん中が一升瓶サイズの1.8L 2160円
そして下が、各200mlの2本セットで2160円です。
梅酒もワイン同様、ウメの収穫年によって味わいが異なるそうで、天候に恵まれた2014年はしっかりと酸味があるキレのいい味わいに。
2本セットは、新酒と7年熟成の梅酒が飲み比べられるというもの。
ふみっちーも、早速飲み比べさせていただきました。
左が7年熟成、右がヌーボーです。全然色が違いますよね。熟成させることで琥珀色になり、深みのある味わいになるそう。たしかに、味もぜっんぜん違うっ!
7年熟成は濃厚で、香りもふくよかで、何だかバーボンのような。ヌーボーはさわやかで、キレのいいほどよい甘さです。
2本セットをアップでご紹介。瓶詰めされた状態でも、色が全然違いますよね。
左が7年熟成の「中野梅酒 AGED2007」、右が「中野梅酒 NOUVEAU 2014」です。
発表会では、梅酒ソムリエ、金谷優さんからのレクチャーもありました。
一般社団法人「梅酒研究会」の専務理事で、梅酒文化を広げるための活動に従事。薬剤師の資格もお持ちだそう。
「梅酒の人気は、アジア以外でも飲みやすいリキュールとして人気が高まってきています」と、金谷さん。
「新酒の味わいを楽しめる今年のヌーボーは、ほどよい酸味でのどごしも良く、とてもバランスのいい仕上がりです」
たしかに、その通りでした♪
今回のイベントは東京・飯田橋にある「梅酒ダイニング 明星」で行われました。
こちらでは2015年1月31日(土)までの期間限定で、取り出したウメの実を活用したタレで楽しむ「福幸(ふくゆき)豚のしゃぶしゃぶ鍋」(2100円)と「せいろ蒸し」(2100円)を用意しているそう。
これがしゃぶしゃぶ鍋。
ウメのさっぱりした酸味と同時に、漬け込んだウメというだけあって、凝縮感がすごいです!
ふみっちーの顔がほんのり赤くなってきたのは梅酒飲み比べのせいなのか、このしゃぶしゃぶ鍋のせいなのか?
お野菜にお豆腐、豚肉しゃぶしゃぶでカロリー控えめ、そしてクエン酸の「ウメ」のタレですごくヘルシー!
「中野梅酒 NOUVEAU 2014」は全国の酒販店で販売されていますが、「近所に売っていないわ」という人はホームページで通販も受け付けています。
「梅酒ダイニング 明星」でも、梅酒ヌーボーとヴィンテージ梅酒の、「飲み比べセット」(500円)を期間限定で用意しているので
こちらも要チェックですよ!