OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

総額表示についてのお知らせ

OurAgeは、2021年3月1日配信の記事より掲載商品の価格を消費税込みの総額表示に変更いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。

OurAge

全力応援! 40〜50代の美とからだ

総額表示についてのお知らせ

OurAgeは、2021年3月1日配信の記事より掲載商品の価格を消費税込みの総額表示に変更いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。

https://ourage.jp/column/karada_genki/doctor/239475/

新型コロナにかかりにくい体になるには?/根来教授の特別講座⑧

コロナ禍での生活のなか、なんとなく体の調子が不安定…。新型コロナにかかりにくくするために出来ることって何でしょう? 根来秀行教授に詳しく伺いました。

 

Dr.negoro_根来先生写真

 

 

根来秀行さん
Hideyuki Negoro

1967年生まれ。医師、医学博士。ハーバード大学医学部PKD Center Visiting Professor、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、信州大学特任教授、事業構想大学院大学理事・教授、社会情報大学理事。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など。最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。本連載から生まれた『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業「毛細血管」は増やすが勝ち!』『ハーバード&ソルボンヌ大学 Dr.根来の特別授業 病まないための細胞呼吸レッスン』(ともに集英社)が好評発売中

 

昼と夜の呼吸法を使い分け、自律神経のメリハリをつけて

 

生活習慣を正し、自然免疫が高くなる状態をキープすることで、感染や重症化を一定程度は防ぐことができるはず。何より大事なのは、副交感神経が優位になる状態をできるだけ増やすことです。

 

コロナ禍にいる私たちの体は交感神経が上がりやすい状態で、体内時計が乱れ、副交感神経へのスイッチが入りにくくなっています。そのせいで毛細血管が収縮している時間が長くなり、全身の毛細血管への血流が低下し、体の中心に血液が集中。

 

血流が悪化して全身の細胞に酸素や栄養が行き渡りにくくなり、細胞呼吸の効率が低下。細胞を取り巻く内部環境が悪化しています。

 

この状態が続くと、血圧も高くなり、血管の内皮細胞も傷つき、新型コロナの感染リスク、重症化リスクが高まります。実際、糖尿病や高血圧など、内皮細胞が傷む持病があると新型コロナに感染しやすく、重症化しやすいという報告があります。

 

そこでおすすめしたいのが、昼夜で呼吸法を使い分け、自律神経のメリハリをつける呼吸法。日中は、交感神経の上がりすぎを防ぐ「4・4・8呼吸法」を。これによって毛細血管への血流を増やすことが出来ます。

①ラクな姿勢で腰かけ、お腹の動きに意識を向けやすいように、おへその上に軽く手を置きます。準備として、腹式呼吸を2〜3回繰り返し、鼻から息を吐ききります。

②4秒かけて鼻から息を吸います。

③4秒息を止めます。

④8秒かけて鼻から細く長く息を吐きます。お腹を絞るようなイメージで。②〜④を4回繰り返します。

 

 

 

寝る前には、まずリンパの流れをスムーズにする「リンパ呼吸法」を行います。
お腹の真ん中あたりにある、全身の約8割のリンパ液が通る「乳び槽(にゅうびそう)」が刺激され、どろどろリンパがさらさらに変化します。
精神科医の名越康文さんにご紹介したら、毎晩の習慣にしてとても調子が良くなったそうで、朝の目覚めが全然違うとおっしゃっています(ハーバード大学Dr.根来の体内向上プロジェクト 〈第113回〉)。

 

続けて「10・20呼吸法」を行うことで、深い眠りに誘います。睡眠中の副交感神経をしっかり上げることで、リンパ球が優位になりウイルスやがん細胞を攻撃、自然免疫を向上させて自然治癒力を高めることにつながります。

①まずはリンパ呼吸法。あお向けに寝て膝を立て、「乳び槽」があるお腹の真ん中あたりに手を置きます。鼻から息を軽く吐き出してから、鼻から息を吸い込みます。

②お腹の力を緩め、細く長くゆっくりと同じペースで息を吐いていきます。
①と②をしばらく繰り返すと、乳び槽に程よい圧がかかって、ドロドロだったリンパがサラサラになり流れがスムーズに。

③続いて10・20呼吸法。下腹をゆっくり絞るようにして、鼻から息を吐ききったあと、下腹と肛門の力を抜いてゆっくり10数えながら、下腹を徐々にふくらませ、自然に鼻から息を吸っていきます。

④首から胸にかけて、ゆっくり力を抜いていくと、自然に鼻から息がもれます。
そのまま肛門をやんわり閉じていき、ゆっくり20数えながらさらに鼻から息を吐いていきます。下腹を徐々に絞っていき、最後は息を吐ききります。③・④を20回ほど繰り返します。

 

 

 

皆さん今日も素敵な一日を!

 

いしまるこ

コロナ禍でも、相変わらずだらだらしているぐうたらライター。毎年梅見を計画するも、気がつけば桜の季節に突入。

 

撮影/森山竜男 イラスト/浅生ハルミン 取材・原文/石丸久美子

 

 

今すぐチェック!

人気歯科医師・石井さとこさんと娘さんたちの贅沢時間に! 何飲む?話題のスパークリング清酒

人気歯科医師・石井さとこさんと娘さんたちの贅沢時間に! 何飲む?話題のスパークリング清酒

PR
<前の記事

<前の記事
第127回/新型コロナにかかりやすく重症化しやすい人の共通点は?/根来教授の特別講座⑦…

次の記事>

次の記事>
第129回/免疫を上げるためには、どのような食事がいいの?/根来教授の特別講座⑨…

この連載の最新記事

免疫を上げるためには、どのような食事がいいの?/根来教授の特別講座⑨

第129回/免疫を上げるためには、どのような食事がいいの?/根来教授の特別講座⑨

新型コロナにかかりにくい体になるには?/根来教授の特別講座⑧

第128回/新型コロナにかかりにくい体になるには?/根来教授の特別講座⑧

新型コロナにかかりやすく重症化しやすい人の共通点は?/根来教授の特別講座⑦

第127回/新型コロナにかかりやすく重症化しやすい人の共通点は?/根来教授の特別講座⑦

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル