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40~50代にとっての「適度な運動」とは? おすすめはウォーキング

適度な運動を習慣にするといいのはわかっていても、何をどれくらいすればいいの? と迷っている人も多いはず。そんな疑問に、スポーツドクターの中村格子先生と高尾美穂先生がズバリ回答します。

 

Q 適度な運動ってどんな運動?

自分の体力よりちょっと負荷が強めの運動

「運動は、自分が少しきつく感じるくらいの負荷をかけないと効果がないので、ややきつく感じる運動がその人にとって適度な運動です」(中村格子先生)。

 

「自分でしんどく感じるくらいに心拍数が上がる運動が◎。運動習慣とは1日30分以上を週2回が定義なので、それくらいは行うと理想的」(高尾美穂先生)

適度な運動ってどんな運動?

 

Q 適度な運動としてウォーキングがいちばんいいといわれる理由は?

最も手軽にやりやすい運動だから

「ウォーキングは最も手軽な全身運動で、誰でもやりやすいからです。後ろ側の蹴り出す足をなるべく大きく開いてお尻の筋肉を使い、速歩きするのがおすすめ」(高尾美穂先生)。

 

「まったく運動をしていない人は1日4000歩、健康維持目的なら5000歩、脂肪を落とすなら8000歩を目標に」(中村格子先生)

 

●歩数の目安

  • ▶︎まったく運動をしていない人は
    4000歩
  • ▶︎健康維持なら
    5000歩
  • ▶︎脂肪を落とすなら
    8000歩

 

Q ランニングはきつく感じるけれど適度な運動?

その人の体力によっては適度といえない場合も

「ランニングは、運動不足の人にとってはきつめの運動になり、逆にランニングの習慣がある人にとっては、速度を上げたりしないと負荷が上がらず、適度といえない場合も」(高尾美穂先生)。

 

「ランニングは、膝が悪い人にはおすすめしません。運動不足の人はウォーキングの間にジョギングを挟む程度に」(中村格子先生)

 

 

答えてくれたのは

中村格子さん 整形外科医

整形外科医
中村格子さん
Kakuko Nakamura

Dr.KAKUKOスポーツクリニック理事長。医学博士。スポーツドクター。日本オリンピック委員会(JOC)医学サポートスタッフ。日本体操協会専任メディカルスタッフ(新体操)。近著(共著)に『整形外科医がすすめる一生スタスタ歩けるフリフリ体操』(学研プラス)

 

高尾美穂さん 産婦人科医

産婦人科医
高尾美穂さん
Miho Takao

イーク表参道副院長。医学博士。スポーツドクター。ヨガ指導者。診療の傍ら、アプリstand.fm「高尾美穂からのリアルボイス」でリスナーの多様な悩みに回答し、510万再生を超える人気に。著書に『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』(日経BP)など

 

 

イラスト/いいあい 取材・原文/和田美穂

 

 

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