朝起きたときに「アイタタタ」と腰が痛む人には特にお勧めのアレが、目覚めにも効果大!
こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
日に日に寒くなってきました。
寒くなればなるほど、お布団の中でぬくぬくしていたい! 誰もが朝起きるのが辛くなる時期になりました。
そんな時、いつも続けていることがあると、すんなりと起きられるだけでなく、生活のリズムを整えカラダとココロの健康に役立つことをご存知でしょうか。
それが「朝のルーティン」です。
「朝〇〇をする」
何か一定の動作を気がつくと習慣化していることがありませんか?
例えばイチローさん。現役時代に朝はカレーを食べていたそうです。イチローさんといえばバッターボックスに入る、構えるなど毎回一連の動きを同じにすることで、普段通りの(それには積み重ねの努力と練習がありますが)実力や集中力を生み出すルーティンがありました。フリーキック前のルーティンで同じように有名になった五郎丸さんもいらっしゃいますね。同じ歩幅、同じ足から踏み込むなど、自分で編み出したルーティンはココロを落ち着かせ、普段の実力を安定して発揮できるということに繋がります。
爆音の目覚まし時計に起こされ、そのまま朝食作り&食事(食べない&食べられない人もいるかな)、慌てて身支度を整え、家を出る。確かにこれも一連の流れとなり、ある意味ルーティンかもしれませんが、もう少し「整える」部分を大事にしたいものですね。ではどうしましょうか?
目覚まし時計と格闘するよりも、ずっと効き目大!な、朝のルーティン。自分のパターンを見直してみるのもいいかも
何から取り入れていいのかわからないという方には、朝のストレッチから入るのがお勧めです。それも、ベッドや布団から出る前に、じわっと身体を動かすようなものなら、起き上がるための「勢い」を付けるのにも最適でしょう。
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目覚めたばかりはまだカラダも固まっていますし、自律神経も乱れがち。朝ヨガなどをやってみたいけど、そこまでの時間や元気がない、という人にも、起き上がる前のストレッチなら楽ちんです。
ゆっくり、ゆっくり、自分に問いかけるように行なって、カラダの目覚めのきっかけになればいいのです。
腰のストレッチをひとつご紹介します。
寝ている時、私たちのカラダには自重がかかります。その圧が一番重くかかるのが腰やお尻です。それゆえ朝にはどうしても腰が痛いという場合があります。その腰をそっと優しく伸ばしましょう。
●起きてベッドに寝たまま、仰向けで両膝を抱えます。そのまま前後にゆらゆらとして、自分が心地いいと感じるくらいのテンポでゆらします。(呼吸は止めないように、気持ちのいい範囲で行ってください)
できれば窓を開け外の光と空気を取り込んで行うと、より目覚めに効果がありますが、冬は寒暖差にご注意くださいね。
よく腰が伸びたら、続けてもうひとつくらいやってみたくなるかもですね。
●そのまま膝を離して万歳のポーズに両手両足を伸ばしたあと、手足をそれぞれ左にギューっと曲げて、からだで平らな「C」の字を作ります。(そんなに曲がらない方は「く」の字でもOK)。やはり呼吸は止めないように、気持ちの良い範囲でしてくださいね。こちらは脇腹のストレッチです。
気持ちよく伸ばしたら、今後は逆側に曲げて逆「C」の字(または逆「く」の字)に。よく伸ばせる方なら、外側になっている手を内側の手で引っ張ると、もっと脇腹が伸びます。
腰と脇腹のストレッチ、もちろん、どちらかだけでも、大丈夫です。カラダが目覚め、温まると、布団から出るのも楽になるはずです。どうぞお試しください。
そのほかの朝ルーティンについては次回またお知らせしますね。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ