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横森理香『コーネンキなんてこわくない』刊行スペシャル★アンチエイジング旅①「不老ふ死の湯へ」

4月末に発売された横森理香さんの『コーネンキなんてこわくない』。

更年期の心身の不調解決に次々チャレンジしたエッセイは、新聞、女性誌や、ラジオ、テレビなどでも話題に!! 

そんな横森さんが、「コーネンキ」の先にあるものを追い求めて、青森県の、その名も「不老ふ死温泉」へ。

 

 

Ourageで一年半続けた更年期チャレンジ連載コーネンキなんてこわくない』が一冊にまとまった頃、私は閉経を迎えた。たぶん。

 

一年ないと閉経だというが、最後にあったのが二月。その前が11月。だんだん生理周期が伸びているから、ぼちぼち閉経、というところだろうか。

 

体感としては、もうホルモン状態も安定している気がする。体調は常に良く、体力もついて来た。無駄に元気な五十代である。

 

「コーネンキ渦中は大変だけど、やがて終わるから大丈夫」

 

というのが、『コーネンキなんてこわくない』のメッセージだ。その間、色々チャレンジして乗り切ろう!というガイドブックである。ぜひお手元に置いてみてほしい。

 

横森理香青森IMG_2229

4月に出版してからは、新聞・雑誌のインタビューを受けたり、テレビ、ラジオに出演したり。セミナーで大阪や福山にも行き、大忙しでした。さらに青森の高校に講演会に行くことに・・・

 

 

さて、コーネンキが終わり、閉経を迎えたら、どうなるか?  これからは、めくるめく老化との戦いだ(笑)。ここからが、アンチエイジングの「本番」といってもいいだろう。

 

フンドシの紐を締め直していた頃、私と編集者Kは、財団法人一ツ橋文芸教育振興会が主催する「高校生のための文化講演会」で、津軽に派遣された。

 

「五所川原で一講演、鰺ヶ沢で一講演」

 

「って、どこ?」

 

青森は二十年ほど前、秋田に住んでいた母と義父と、私と夫で訪ねたことがある。当時三十代で子宮筋腫と不妊に悩んでいた私は、仏ヶ浦と恐山に行ってみたくて、ゴールデンウィーク、桜満開の青森を旅した。三内丸山遺跡にも行った。秋田からだって、遠かった。

 

「津軽・・・」

 

「津軽、といえばりんご」

 

「不老ふ死の湯があるよ」

 

Kはおもむろにガイドブックを取りだした。見ると、日本海に沈む夕日がひょうたん型の露天風呂から見える、黄金色の温泉だった。

 

横森理香露天不老不死

夕日も温泉も黄金色に染まり、素晴らしい絶景!!
「不老ふ死温泉」の露天風呂に入れば、元気で長生き♡と一目惚れ

 

 

 

「す、素敵✨」

 

日本海ぎりぎりに設えてある露天風呂もそそられるが、ネーミングが良い。

 

「不老ふ死」なんて、アンチエイジングの極みではないか!!

 

青森市内に前泊してから翌朝車で移動の予定だから、二講演終わったあと在来線に乗れば、一時間半で「不老ふ死の湯」近くのウエスパ椿山駅に着く。

 

こんな機会でもなければ、気軽には行けない距離だ。行かないでか!!  若返りのためだ、エイエイオー!

 

 

 

いよいよ「不老ふ死の湯」への旅が始まります!

 

青森から延々と田園風景の続く津軽平野をドライブし、五所川原と鰺ヶ沢で二つの高校、全校生徒150人に向かって体育館で講演を行ったあと、我々は五能線「リゾートしらかみ」に飛び乗った。

 

横森さん 電車

こちらが、橅(ブナ)。白神山地のブナをイメージしたデザイン。他に「青池」「くまげら」という車両がある。鉄子でなくても、列車の旅ってワクワクします♪

 

横森さん 車内

シートもオシャレ。大きな窓から日本海や山々を見ながら向かいます。

 

 

「リゾートしらかみ」は三種類あって、まず乗ったのは「橅」(ブナ)だった。中はゆったりと、足元にスーツケースも置ける作りになっていて、壮年の旅行客で宴会状態になっていた。

 

窓は広く、風光明媚な日本海沿いを走る列車である。中にはバーもあり、おみやげ物も売られている。

 

私は早速、娘に「わさお」のつみぐるみを購入した。テレビで全国的に有名になった”ぶさかわ犬”「わさお」は、もはや鰺ヶ沢(あじがさわ)の売りとなっている。同じく鰺ヶ沢出身の舞の海を追い越して、駅の看板にもなっているぐらいだ。

 

横森さん 白神山地

講演を終え、列車に乗ったのは、鰺ヶ沢(あじがさわ)駅。どーんとこんなわさおの看板が!

 

今回は時間がないので、「わさお」には会えないかな~と思っていたが、こんなに近くまで来たんだし、どうしても会いたいと言って、一瞬だったが、講演前に立ち寄ってもらった。

 

そしたら、いたよ、いましたよ!!  おばさんの経営するお店の犬小屋に。

 

「わさお」が!!!

 

 

横森さん わさお

わさおだぁ~、かわゆし~♡ 奥にいるのが、わさおの妻。ジュニアも生まれたそう。

 

 

横森さん わさおと横森さん

会えてうれしくて、朝からテンション上がりまくり~!! 七里長浜きくや商店さんにて

 

 

かわいかった~♥

 

とまぁ全国から観光ついでに会いに来る人が沢山いるというのだから、テレビの力はスゴイ。

 

 

 

「リゾートしらかみ」は、絶景スポットで観光タイムが・・・・!?

 

「リゾートしらかみ」には途中、十五分の停車がある。

 

ここは「千畳敷海岸」という憧憬地で、十五分下車し、乗客に観光させるのだ。

 

江戸時代、お殿様がここの平らな岩の上に、畳を千畳敷かせて宴会をしたという言い伝えがあるとか。

 

千畳は大げさだろっ、と突っ込みたくなるが、そんな風景を想像させるダイナミックな景色だった。

 

横森さん 海岸

200年ほど前の地震で隆起してできたという隆起海岸。奇岩があちこちに。

 

横森さん 海岸 鳥

鳥たちも観光客を迎えてくれているよう・・・。

 

 

しばし千畳敷海岸を散策し、また乗り込む。

 

日本海を眺めながらバーで地ビールを、ホヤの燻製をおつまみにちびちびやっていると、「ウェスパ椿山」駅に到着した。

 

この列車、このまま乗っていくと秋田に行くらしい。なのでお土産物屋さんには、秋田名物の「いぶりがっこ」も売られている。

 

「列車の旅もいいよね」

 

「うん、乗り遅れさえしなければ手放しで楽しめる」

 

着いたところは白神の高原地帯で、宿のバスが迎えに来ている。

 

そのマイクロバスに乗り込むと、山を下ってものの五分で、「黄金崎不老ふ死温泉(こがねさき ふろうふし おんせん)」に到着した。思ったより、大きな観光温泉ホテルだった。

 

絶景露天と、「不老ふ死」のネーミングに魅了され、全国からアンチエイジングを求める人が押し寄せたか、どんどん増築を繰り返して、五つ星の宿となったらしい。

 

横森さん 宿

部屋からも日本海が一望。岩場もすぐそこに見える。

 

横森さん タオル

お部屋にあるタオルも温泉宿の雰囲気満点、いいかんじ。

 

 

「よしっ、まずは温泉だね」

 

「エイエイオー!」

 

疲れも見せず、すぐさま浴衣に着替えて、海っぱたの露天風呂に赴く。

 

横森さん 露天風呂

岩場に作られた露天風呂に宿から2、3分歩いて向かう。混浴のひようたん大露天風呂と女性用露天が。

 

 

「夕日、見えるかなぁ」

 

写真のひょうたん型風呂は混浴だから、オジサンたちと一緒。なので、バスタオルを巻いて入るよう、宿から巻く用バスタオルも提供される。

 

しかし、かなりたくさんのオジサンが入っていたので、この日は隣の女風呂に入った。

 

お湯はまろやかな、金気の強い塩水である。保温、保湿効果が高く、殺菌作用もあるので傷の治りも良くなるとか。

 

美肌効果のあるメタケイ酸と、炭酸イオンが豊富に含まれ、美肌の湯として有名。

 

一生懸命洗って、全身にクリームなど塗らなくても、浸かっているだけでもれなくキレイにしてくれるのが、温泉のいいところだ。

 

横森不老不死IMG_5892

夕陽の黄金色の絶景は見られなかったけど、それは「また来るように」というメッセージとか。翌朝早くに、混浴のひょうたん大露天にて。こんなに海に近い露天風呂、開放感たっぷり、気持ちいい~!!

 

 

 

日本海の岩場に設えてあるので、

 

もうほとんど海に入っているような開放感。

 

宿のお姉さん曰く、この辺りは潮の満ち引きに水位が影響されないから、温泉のお湯が持ってかれることもなく、保たれるのだと。

 

横森さん 表

メタケイ酸たっぷりの美肌の湯。鉄分も含まれているから、独特な湯の色に。芯から温まる。

横森不老不死

今回は見られなかったけれど、これが、夕日が綺麗に沈む時の黄金色の絶景。湯も一段とキラキラ黄金色に。

 

 

 

 

 

我々だけでなく、入っているご婦人方はみな、夕日を楽しみに長湯をしていたが、残念ながら、曇っていて夕日は見られなかった。

 

しかし、このお湯の再生力で長旅の疲れはすっかり取れ、腹も空いて来た。お昼のお弁当を食べた時間が遅かったから、夕飯、おなか空かないかも、なんて言っていたのに、順調に。

 

温泉の後は、お楽しみの夕食❤

 

宿のお食事処は、壮年のお客様で盛り上がっていた。

 

「いや~、食べ過ぎちゃうね」

 

「うん、食べ過ぎちゃう」

 

と言いながら、隣のオジサンたちも海の幸を肴に、軽快に飲んでいる。聞けば、やはり東京から来たようだ。温泉の若返り効果は疲労回復のみならず、食欲にも即効性がある。

 

マグロの胃袋酢味噌和えとか、サザエのつぼ焼き、お刺身、キンキの塩焼き、海鮮鍋、アワビの柔らか煮、めかぶ和えと、地元深浦で採れた魚貝と海藻が目白押しだった。

 

おったまげたのは、活鮑の踊り焼きだ。そんな残酷な、でも美味しい、みたいな・・・。

 

横森さん 貝

新鮮な日本海の恵が次々に。と゜れもこれも立派。サザエなどまるでオブジェのよう。

 

横森さん あわび

アワビの踊り食い・・・こんな立派なアワビは初めて。漁師町ならではのダイナミックな食べ方に興奮!!美味しかった!!

 

 

蒸し焼きにされた鮑は思ったより柔らかく、味も淡白だった。

 

最後のご飯は、錦糸卵の乗ったいくらごはん、お吸い物はわかめで作った麺の入った「つるつるわかめ蕎麦」。

 

 

横森さん つるつるわかめ

わかめで作った麺がさっぱりして気に入ったので、土産としても購入。

 

 

「これ、美味しい~。グルテンフリーじゃん。買って帰ろう」

 

美味しいダイエット麺としても使えそう。

 

「も~、おなかいっぱい」

 

と言いつつ、デザートの深浦町産すずあかね苺アイスまでしっかりいただいて、この晩はなんと、パックを顔にはっつけたままバタンキューだった。

 

 

横森さん シートマスク

青森市内のねぶたの家「ワラッセ」で買った「ねぶたフェイスパック」

 

横森さん シートマスクの横森さん

こちら、つけるとこんな感じ(笑)。なんか強そう!? 家でも家族の笑いを誘いました。

 

 

 

朝、日の出とともに起きると、顔に思いっきり枕の跡がついていた。

 

温泉効果のもう一つは、「熟睡」にある。

 

ぐっすり眠れるというのも、アンチエイジング効果大なのだ。

 

温泉の撮影は早朝のみ許可されていたから、我々は四時半に起きて露天風呂に向かった。

 

青森は、夏になっても冷房をかけることが数えるほどしかないという。どこにいてもちょうど涼しく、心地よいのだ。

 

朝晩など肌寒いぐらいだが、朝、露天風呂に入っても寒くなかった。

 

海風が心地よく、まさに若返りのエネルギーに満ちていた。

 

横森さん 露天風呂の横森さん

入っていると海と温泉と自分が溶けて一体化するような気分に。たっぷり新鮮な空気を吸い、新鮮な湯に浸かってパワーチャージ。不老ふ死も夢じゃない。

 

本文/横森理香

 

・・・・・さて、温泉でパワーチャージし、「白神十二湖トレッキング」に挑戦!

次回をお楽しみに!!

 

◆黄金崎不老ふ死温泉◆

〒038-2327  青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15

TEL:0173-74-3500 (代)

http://www.furofushi.com/

1泊2食12,570円~。白神十二湖トレッキングプランなどもある。

日帰り入浴 600円

ご利用時間

★海辺の露天風呂/ 8:00~16:00 (最終受付 15:30まで)

★本館内風呂/ 8:00~20:00 (最終受付 19:30まで)

★新館内風呂/10:30~14:00 (最終受付 13:30まで)

 

※価格は税込み、データは2017年8月10日現在のものです。

 

 

★OurAgeの大好評連載エッセイに書き下ろしも加えて充実の
『コーネンキなんてこわくない』、ただいま、大好評発売中です。

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横森本カバーおびあり

作家・横森理香が更年期の不調解決のため、空中ヨガ、イケメン太極拳、コルギ、観光ウォーキング、グルテンフリーなどに次々チャレンジ。読むだけで気持ちが前向きになる一冊です。

(集英社 定価 本体¥1,400+税)

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