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更年期世代の手指の不調。初期症状段階からの治療が始まっています

昨年夏にお届けした全4回の「手の痛み、しびれ、こわばりをなくしたい!」の記事が今もランキング上位に登場するほど、「手の不調」についての情報を求めている人は多いようです。

手指セミナー1

そんな「手の不調」に関するセミナーが開催されると聞きつけ、参加してきました。会場入り口には今後行われる学会案内などがズラリ。実はこの日は、日本手外科学会による医師たちのための学術集会。手外科の最新医療や研究発表などが2日間に渡って行われる場だったのです。

 

 

拝聴したのは、そのうちの1つ「更年期以降の女性の手指の不調」というセミナー。会場は満員で、私たちOurAge世代にも、医師たちにとっても注目度が高いテーマなのだとあらためて感じました。

手指セミナー2

まずは「女性の健康とメノポーズ協会」(メノポーズ=更年期)の理事長を務める三羽良枝さんによる講演です。

 

 

「設立してから22年になる当協会では、女性の生涯を通した健康づくりと、ワーク・ライフ・バランスに関する啓発、推進、サポートに取り組んでいます。活動の1つとして、協会認定の〈女性の健康相談対話士〉が応対する健康電話相談を週2回実施しています」

手指セミナー8

健康電話相談は20年前から始め、5万5千件以上の相談記録ファイルデータがあるのだとか。そんな中で、「手のこわばり」に悩む相談も数多く寄せられているそうです。

手指セミナー3

事務職に就く女性(50歳)からの相談ケースでは、手指のこわばり・痛みで仕事に支障を来しているとのこと。整形外科、皮膚科、内科といろいろ病院を回っても「仕事を変えたら」「気にしすぎ」などの診断しかなく、治療法が見つからないとして電話をかけてこられたそう。

 

 

「離婚していて子育てと母の介護もあるため仕事は辞められない。痛みが治まらない辛さから不安感やパニック感も出てきてしまうほど追い詰められているというご相談でした。内科医からは、神経過敏になっているので精神神経科での受診を勧められたとのこと。健康相談対話士は、エビデンスに基づいた医療・健康情報としてエクオール成分『エクエル』の摂取と、手外科外来・更年期外来の受診を勧めました。

 

 

更年期症状は多様ですから、女性ホルモンの視点を持たないと各科を訪れることになってしまいます。女性が働くようになった現代、長く働き続けるために女性自身はもちろん、男性も職場も、女性特有の健康課題についてもっと知識を持っていただきたいと願っています」

 

 

次のページで、手外科の専門医による講演についてご紹介します。

手指セミナー4

次に登壇したのは、「四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター長の平瀬雄一先生です。

手指セミナー5

「更年期症状というとのぼせやほてり、ホットフラッシュと思いがちですが、実はしびれ、関節炎の症状が出ている人も多く、外来でも50歳代女性が一番多い。エストロゲンが急激に減る時期と重なっているわけです」

手指セミナー6

「手指の変形性関節症発症のピークは60代ですが、これは症状が出始めた50代に適切な治療が受けられず、未治療でいたために関節の変形が進んでしまったと言えます」

手指セミナー7

そこで必要となってくるのは、女性ホルモンが大きく変化する更年期世代に発症を予防する治療。そのアプローチとして、エクオールの効果が期待されているのだそうです。

 

 

「エクオールの化学構造はエストロゲンと非常に類似しており、エストロゲン同様の作用が確認されています。エクオールを自分の腸内で産生できるのは日本人では50%しかいないとされていましたが、最新の調査では40%と言われています。手の関節が痛いと病院に来る患者さんには、エクオールが産生できない人が多く含まれているのです」

 

 

2016年から、代替療法として大塚製薬のエクオール含有食品「エクエル」が臨床現場で使われている治療法年鑑「今日の治療指針」に掲載されるようになったのだそう。

 

 

「ヘバーデン結節だけで450万人以上も患者がいます。こんなに患者がいる病気はほかにあるのでしょうか? エクオールでの治療は初期症状段階での予防のため、エビデンスを積むのはなかなか難しいものの、今後の課題として取り組む必要があります」

 

 

手指の不調、変形というと外科的な処置しかないと考えてしまう人も多いと思いますが、医療の現場では、症状が深刻になる前の解決法としてサプリメントでの緩和が模索されていたのです。多くの女性が抱える「更年期以降の女性の手指の不調」。新たなアプローチが始まっています!

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