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不安な閉経移行期、どんな状態なら婦人科に行くべきなの?/新しい「閉経」とのつきあい方(後)

閉経移行期の波は人それぞれ違うもの。その不安は婦人科医が解消してくれます。でもどんな状態なら婦人科医に行くべき? 目安を伺いました。

 

閉経へのプロセスは千差万別

たいていの女性は月経不順の期間を過ごし(中には突然閉経する人も)、やがて閉経を迎えます。ただ、月経の乱れパターンは個人差が大きく100人いれば100通り。予想がつかない周期、大出血、月経困難症を伴うこともあれば、うつっぽいなど更年期の不調が出はじめる人も少なくありません。閉経への移行期こそ、不安を解消してくれる婦人科医に相談を。

◆閉経移行期◆婦人科に行く目安

  • 仕事や家事に支障が出るほど強い月経痛がある
  • 仕事や家事に支障が出るほど経血量が多い
  • 月経痛に鎮痛剤などの常用薬が効かない
  • 貧血がある
  • 不正出血がある
  • 更年期症状と思われる不調がある
  • 下腹部のチクチクした痛みが長引く

新しい「閉経」とのつきあい方イメージイラスト

閉経パターン例

閉経パターン例

  • ●自然消滅型
    経血量も日数も周期も徐々に減少
  • ●しつこく続く型
    終わりそうで終わらない状態が長く続く
  • ●お久しぶり型
    2、3カ月に1回だけしかこなくなる
  • ●時々大出血型
    経血量が時々異常に多くなる
  • ●出血継続型
    月経のような出血がいつまでも続く
  • ●打ち上げ花火型
    なかなかこないのに最後にドバッとくる
  • ●ジェットコースター型
    経血量も日数も周期もバラバラ
  • ●ある日突然型
    特に変化のないまま突然こなくなる
  • ●強制終了型
    病気などにより子宮を摘出して閉経にいたる

閉経前後はかかりつけの婦人科医に出会うチャンス!

●「緩やかな閉経」が理想的

女性ホルモンが急降下することでさまざまな不調が起こる更年期。閉経後のほうがひどい不調が出ると思われがちですが、実はメンタルの不調を感じやすいのは閉経前のほう。

 

この時期は月経の変化も重なってストレス満タン。不調を増長させるのも当たり前です。ホルモンの揺らぎや急降下を緩やかにして、閉経前後をなるべく快適に過ごすには、やはり婦人科医の協力が必要。かかりつけ医がまだない人は、これを機に探しましょう。

 

「我慢しない」を合言葉に、勇気を出して婦人科へ!

 

 

お話を伺ったのは

対馬ルリ子先生

対馬ルリ子さん
Ruriko Tsushima

1958年生まれ。対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座・新宿理事長。産婦人科医、医学博士。女性の生涯にわたる健康推進活動に積極的。『「閉経」のホントがわかる本 更年期の体と心がラクになる!』(集英社)が大好評。

ホームページはコチラ

 

八田真理子先生

八田真理子さん
Mariko Hatta

産婦人科医。1998年、千葉県松戸市で女性のためのクリニック「ジュノ・ヴェスタクリニック八田」を開業。著書に『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』 (アスコム) など。

ホームページはコチラ

 

 

イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子

 

 

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