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何歳になっても高められるのが筋力。さっそく挑戦したのは…

山本圭子

山本圭子

出版社勤務を経て、ライターに。『MORE』『COSMOPOLITAN』『MAQUIA』でブックスコラムを担当したのち、現在『eclat』『青春と読書』などで書評や著者インタビューを手がける。

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これを書いているのは、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が解除されてしばらく経った時期。
再び感染が拡大することも考えられますが、とりあえず最初のヤマは越えたようです。

 

私も元の生活…ではなく、新しい生活に馴染んでいかなくちゃと思っているところですが、そんななかで感じているのが自粛中の運動不足のツケ。

 

よく寝ているので体調は良好ですが、カラダがさびついたような気がするというか、じゃっかん重いというか。
「何か手を打たねば!」とモヤモヤしていたとき、この本のことを思い出しました。
早稲田大学スポーツ科学学術院教授の樋口満さんが書かれた新書『体力の正体は筋力』です。

書評_photo

『体力の正体は筋肉』 樋口満 集英社新書 ¥700(税別) 体力とはなにか、体力をつけるのになぜ筋肉は重要なのか、そして筋肉にとって最適な食生活とは? わかりやすい理論と効果的なトレーニングをレクチャーした1冊

 

実は2年ほど前に読んだのですが、当時はジムに通っていたので、「トレーナーさんの話はこういう理論に基づいていたんだ!」と納得。それだけで満足して、本棚にしまっていました。

 

今回読み返して改めて感じたのは、健康な生活を送るためには体幹と下半身の筋肉トレーニングがいかに重要かということ(わかっていたつもりだったのに、サボっていた……)。

 

ただ、何歳になっても高められるのが筋力。
そのために有効なのがローイング(ボート漕ぎ)運動で、エクササイズチューブや伸縮性のあるゴムバンドがあればすぐにできる!ということで、さっそく実践してみました。

 

本に書かれているやり方はこうです。

①床に敷いたマットの上にひざを曲げて体育座りをする。両脚をそろえ、チューブを足の甲から足の裏に二重に巻いてから(もしくは足の裏にひっかけてから)、肘を伸ばしてチューブの両端を持つ。(手のひらに巻き付けたほうがしっかり握れてほどけにくい)
②「いち」のかけ声で両脚を前に蹴り出し、両肘をうしろに引く。
③「に」の掛け声で力を抜き、両肘がのびるまで両腕を前に戻す。
④「さん」の掛け声で両ひざをおなかに引き寄せるように両脚をまげる。

 

これを1分間に20回、5分続けるのが1セット。
毎日2セット行うのが理想だそうです。

 

最後に両ひざをおなかに引き寄せるとき、腹筋を使うと効くのを実感!
ものすごく動いているわけではないのに汗が吹き出し、かなりの“やった感”がありました。

 

もう1冊ご紹介したいのが『調子いい!がずっとつづく カラダの使い方』です。

書評_photo

『調子いい!がずっとつづく カラダの使い方』 仲野孝明 サンクチュアリ出版 ¥1300(税別) 座るときは足を組まない、本や資料を読むときは顔を正面に向ける、飛行機や新幹線のリクライニング機能は使わないなど、目からウロコの“疲れないカラダの使い方”を紹介。ちょっとの違いが大きな違いにつながりそう!

 

ふだん私は本や資料が入った重いトートバッグひとつで移動することが多いのですが(ふたつにするとひとつを置き忘れるから)、利き手側(右)で持つことがほとんど。
「左でも持たなくちゃ!」と思っていても忘れてしまうので姿勢がゆがみがちで、肩凝りは長年のお友だち。
「どうしたものやら」と思っていたので、この本に飛びつきました。

 

著者の仲野孝明さんは、大正時代からつづく治療院「仲野整體」の4代目で東京青山院長。
今まで0歳から108歳まで、18万人以上の方々の体を治療してきた実績の持ち主です。
その仲野さんいわく、

 

「無意識に立っているから、立っていると疲れる。
無意識に座っているから、座っているのに疲れる。
無意識に歩いているから、歩くだけで疲れる。」

 

逆にいえば、ちゃんと意識して正しいからだの使い方をすれば「調子いい!がずっとつづく」というのです。

 

この本の特徴は、生活の中のさまざまな動き――立つ、座る、持つ、デスクワークなどの「疲れる例」「疲れない例」が大きな絵と文で説明され、パッと見ただけで理解できること。

 

ちなみに私の悩みだったバッグの持ち方は、左右交互に持ちかえるのはもちろん、「荷物を胸の前で抱える」という方法でかなり解消されました。(びっくりするほど軽く感じられる!)

 

もうひとつ、即座に実行してみたのが疲れない歩き方。

 

「みぞおちから脚が生えているように歩く」とのことで、散歩にときにやってみたら、いつもよりスピードが加速。調子に乗って距離を伸ばしたので、ちょっとした運動になりました。

 

この本のすべての「疲れない例」を体得するのは大変そうですが、とりあえず自分の改善したいところからやってみては?

 

からだになじませるには時間がかかるかもしれませんが、やってみる価値は大いにあり!だと思います。

書評_photo

 

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