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何を着てもどこかおかしい! 似合う服がなくなりました

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

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<お悩みその22>

似合う服がなくなった。どんな服を着てもどこかおかしいと感じるようになって、服が買えなくなってしまいました。自分に合う服はどのように見つけたらよいですか?(59歳・自由業・兵庫県)

40代以降によくある「去年OK、今年がっくり」現象

<お答え>

この「似合う服がわからない」というお悩み、本当にたくさんの方からいただいています。そんなあなたはまず、50代になったらこれまでとは違う自分で、違う人生を送り始めたと思ってください。

 

もし、今も20代30代のときの「似合う」の基準のままだったら、はっきり言って似合う服なんかほとんどありません。「どうしても昔の好みから抜け出せない」という方も多いんですが、1回、全身を鏡でよく自分を見てみよう! この年代になると、体型だけじゃなくて顔や体全体の雰囲気も変わってきます。本当にたま~に、20~30年前の服で似合うものもあるかもしれないけど、そんなのは100枚に1枚以下です。時代も自分も変わったから、それはもうしょうがないことなんです。

 

昔のモノを大事にするのはサスティナブルでいいことかもしれないけど、似合わない服を着てずっと不機嫌でいるほうが損だし、まわりにも迷惑です(笑)。だから、自分に似合う服のベクトルや基準を、ここで1回、見直しましょう。今、自分がどんな気持ちで、どんな服が好きでどんな服はイヤか、どんな自分を目指しているかを一度リセットすること。

 

そして「新しい私」となって、新たな自分に似合う服を探す。まずそれが第一です。

 

そのためには、私の著書の中でも何回か書いたんですが、まず、自分の持っている服で、似合わない服、「足を引っ張る服」をどんどんリストラしていくこと。去年似合っていても今年イマイチ、と思ったらそれはもう処分。40代以降になると、この「去年OK、今年がっくり」現象がよく起こります(笑)。だから、「ギャッ…こんなはずでは~!」とか落ち込んでいないで、「もうこの感じの服は卒業したんだな」と思っていさぎよく捨てましょう。

 

次に、新たな自分としてこれから服を見つけるにはどうするか。

まず、自分の予算内の服屋さんに行きましょう。リッチな人ならグッチに行ってもいいし、低予算に抑えたいならユニクロでもZARAでも。その中で、あなたが「あ、この人の格好好きだわ」とか「この人いい感じ!」というスタッフや販売員さんを見つけましょう。いなかったら次の店に行く。

 

そして、「いい感じ!」と思った販売員さんに相談してみるんです。すると、その販売員さんの目でおすすめのものを出してくれると思うんですね。それをとりあえず着てみる。「え~!?」っていうぐらい似合わないのもあるかもしれないけど、中には「あれ? 今までこういう服は手に取ってこなかったけど、なんだかちょっとかわいく見えるんじゃない?」っていう服が必ずあるはずです。

 

そうして他人の目を1回借りてみると、そこが糸口となって、あ、今の私にはこういう服が似合うのかも、ということが見えてきます。実際に買う買わないはあなたの自由。もしちょっと迷ったときは、いったんそこを離れてお茶でもしてみましょう。それで忘れちゃったら、それはあなたの網に引っかからなかった服だから忘れてよし。

 

こんなふうに、もう1回、人の手を借りて、自分の好きな服探し、自分を助けてくれる服探しの旅に出ましょう! めんどくさいけど(笑)。

 

私自身も最近、このメソッドはよくやっていて。例えば、くるぶしまでの長いワンピースや細いジョギパンなんかは、昔だったら絶対買わなかったけれど、今はヘビロテしています。年齢とともに雰囲気が変わってくると、思わぬもの、以前は買わなかったような服が似合ったりするので、そこはぜひお楽しみに。

 

あなたもきっと、新たな道が拓けるはず。新しい時代が始まりました。新しい自分に似合う新しいスタイルを見つけてくださいね。

 

 

 

イラスト/松元まり子

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