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無難な色の組み合わせしか思いつかない…どうすれば、イタくなく“大人ピンク”が取り入れられる?

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

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<お悩み24>

無難な色(ネイビー、ベージュ、白、グレー)の組み合わせしか思いつきません。ピンクに挑戦したい気持ちもありますが、どうやって使えばいいのかわかりません。イタくなく、上手にコーデに取り入れる方法を教えてください。 (53歳・専業主婦・北海道)

地曵さん連載イラスト 24

<お答えその1>

今回は、自分にしっくり、ぴったりくるものを探すおふたりのお悩みにお答えします。さっそく最初のお悩みから!

 

お尋ねしますが、あなたはどんなピンクが好きですか?

 

一口に「ピンク」と言っても、淡いピンクとかラベンダーがかったピンクとか、いろいろなピンクがありますから、その中から自分の好きなピンク、仲良くできるピンクを見つけるのは結構大変! ピンク探しの旅は、本当にピンクを好きな気持ちがないと大変だと思います。

 

あなたがピンクにトライしたいなら、お財布やバッグなど小さいものからピンクにしてみましょう。持った瞬間に「印象が華やぐ」とか「気分がアガる」とか、そうやって自分と相性のいいピンクを探していくんです。

 

最初から思い切ってピンクのブラウスを一着買っちゃうのもいいんですけど、なかなかね。勇気がいりますよね。それでも大きく失敗することはないと思いますよ。なぜなら、私たちは髪が真っ黒じゃなくなってきてるから(笑)。白髪染めしてても、真っ黒じゃなくて少し明るめの髪にしてる人が多いでしょ。

 

だから若い頃よりピンクとの相性がよくなっています。ですが、はじめは小さいものから始めることをおすすめします。それから徐々にストールなど大きいものに挑戦していきましょう。

 

いちばん手っ取り早いのは、ネイルから挑戦することです。なぜなら、手元って一日中目に入りますし、いちばん肌に近いからピンクとの相性がすぐわかるんです。「uka」のネイルはいろいろなピンクを出していますのでおすすめです。

 

「自分で探すのはめんどくさい!」っていう人は、一回ネイルサロンに行ってネイリストさんに相談してみましょう。肌が白いとか焼けてるとかも関係あるかもしれませんが、自分に合うピンク、合わないピンクというがあるもの。ネイリストさんの意見を聞きながら、試しに塗ってもらったり、チップをあててもらったりいていくと、あ、私にはこういうピンクが似合うんだ、というのが見えてきます。

 

繰り返しですが、まずは自分が好きなピンク、自分の肌が綺麗に見えるピンクを探しましょう! そこから入ってください。それから大きいものに挑戦する。ちっちゃいところから侵食していく感じです(笑)。
それがイタくない“大人ピンク”を取り入れるコツです。

 

・・・・・・・・・・・

いろいろな美容院に行っていますが、なかなかお気に入りのお店が見つかりません。どうすれば自分にピッタリの美容院を見つけることができますか?(46歳・専業主婦)

 

<お答えその2>

気に入った美容院を見つけるのってすごく難しいですよね。それでも、探究心を持っていろいろな美容院を探してるというのは、素敵なことです。

 

そんなあなたに! 自分にピッタリ合う、いい美容院を見つける方法があるんです。その名も「友達大作戦」!

 

あなたの周りに、髪質や量、クセの感じがだいたい似ていて、かわいい髪型をキープされている方はいませんか? すぐには思い浮かばないかもしれませんが、よく思い出してみると、一人くらいは見つかるのではないでしょうか(職場仲間とかママ友とか、なんなら友達の友達、知り合い、くらいのレベルの人でも!笑)。

 

その人に思い切って「どちらの美容院にいらっしゃってますか?」って聞いちゃいましょう。そういった生の情報はネットの口コミよりも確実です。担当の美容師さんの名前も必ず聞いてくださいね。美容院と美容師さん選びはセットですから。指名料を払ってでも同じ美容師さんに担当してもらいましょう。

 

それと…もしかしたら美容院に何を求めているのかわからなくなっちゃってるのかもしれません。

 

「忙しくて3ヶ月に1回くらいしか通えないから、ケアが簡単な髪型にしてくれるところ」がいいのか、逆に頻繁に通える方なら「自分ではスタイリングできないけど、とびきりかわいくしてくれるところ」がいいのか。「とにかくイケメンの美容師さんがわんさかいるところに行きたい!」っていうことだってありますよね(笑)。

 

こうやって自分にとって何がいちばん重要なのかクリアにしておくと、さらに絞りやすくなります。

 

ちなみにいま私が通ってる美容院は、髪型をリクエストしてもその通りにはほとんどしてもらえません(笑)。でもそれでもいいんです。私がほとんどケアしないのを知っているから。ヘアクリームを塗るくらいでまとまる手入れいらずの髪型にしてくれることがいまの私にとっては重要なんです。

 

カミングアウトすると、50歳過ぎたあたり、すごく忙しかったときに1000円カットに通ってた時期がありました。意外ですか?(笑)凝った注文さえ言わなければ、上手に切ってくれるんですよ。そのときの私は「安い」「早い」が重要だったんです。

 

そのときどきの、自分の要求によっても合う美容院が変わってくるので、まずは目的意識をもって、あとはトライ&エラー! とにかくいろいろな美容院に行って試しまくる。なんか違うなと思っても髪はすぐに伸びてきますから。ダメだったら前に通ってた美容院に戻ればいいんです。

 

美容院は、浮気して帰ってきても許してくれる優しい男みたいなものですから(笑)。

 

イラスト/松元まり子

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ホーム社の文芸サイト「HB」で地曳さんが連載した1年半のエッセイが一冊に。

 

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