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昔から華やかな生活を送っています。私はお気楽のままでいいのでしょうか?

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

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<お悩み その26>

今回は、自分の生き方と世間のズレに悩むおふたりのお悩みにお答えします。さっそく最初のお悩みから!
昔から華やかな生活を送っています。私はお気楽のままでいいのでしょうか?

私は昔から華やかなライフスタイルを送っています。ですが、将来を考えると「いつまでもこの生活でいいの?」「私ってお気楽すぎるのでは?」と考えてしまいます。
それに、私は背が高いので、洋服は着こなせるし、小ぎれいにしているので華やかに見えます。でも、それは本当の自分ではないと思います。みんなともっと真面目な話がしたいけど、みんなもお気楽です。このままでいいんでしょうか?(42歳・会社員・東京都)

 

<お答え その1>

 

なんですか、この贅沢なお悩みは……。もうこんなお悩み、反対側の人から見たら嫌味でしかないですよ! あなたは、パリス・ヒルトンですか?(笑)

 

いま現在、具体的な問題がないのに、いくら悩んだって仕方ないじゃないですか。お気楽人生、最高! 今のままで大丈夫です。このまま突き進んでください(笑)。私もあなたの年齢くらいのときはそうでしたけど、還暦過ぎても楽しく過ごしています。きっと今のあなたは、仕事も落ち着いてきてお金も体力もあって、絶頂期なんです。

 

でも…人生すべて良いことと悪いことは表裏でセット。心配しなくても不幸は向こうからやってきます(笑)。『ババアはツラいよ! 55歳からの「人生エベレスト期」サバイバルBOOK』(集英社文庫)でも書かせていただいたんですが、50代、60代と年齢を重ねていくと、親の介護とか現実的な問題がいろいろ出てくる。嫌でも真面目に対処していかないといけなくなるんです。

 

まず、おしゃれから不調が始まります。いくら小ぎれいしていても、身長が高くても…不思議とこれまで着ていた服が急に似合わなくなります。〝キツい、重い、かたい”にも堪えられなくなる(笑)。さらに、おしゃれ以前にやる気スイッチが入らなくなってきます。仕事やプライベートでも求められることが変わってきたりして、これまで通りにはいかなくなるんです。もうね、それは根性でなんとかなるレベルを超えた、大きな山ですよ。まさに人生のエベレスト期。シリアスムーンライトツアーの始まりです。

 

それを乗り切る秘訣のひとつは、今のうちにお気楽パワーを溜め込むこと。「お気楽上等!」で思いっきり楽しんでください。

 

するとね、将来、現実的な問題にぶち当たって暗くなっても「そうだ、私はお気楽な人間だったんだ」と思って、気持ちが楽になります。たとえば、親の病院に行った帰りとか、憂鬱な気持ちになっていても「せっかくだから、あそこのホテルで2000円のお茶を飲んじゃおう」とか、仕事でいっぱいいっぱいになっても「次の休みは温泉にでも行ってリフレッシュするか」とか、お気楽スイッチをオンにして、うまく自分の機嫌を取れるようになる。

 

それに、お友達もお気楽なのは、「類は友を呼ぶ」だからです。みんな決して、地に足がついていないわけではないと思いますよ。みんなお気楽だったけど、いろんな問題にぶち当たる。今は浮いた話で盛り上がる仲でも、重〜い不幸話をし合うようになります(笑)。

 

『ババアはツラいよ! 55歳からの「人生エベレスト期」サバイバルBOOK』には、他にもクライシスの傾向と対策が書かれていますので、ぜひお読みください(笑)。

 


ずっと独身できました。子どももおらず、環境の変化にとぼしいので、年相応というものに少し鈍いところがあるかもと自覚しております。年相応のモノサシ、目安として、どんなことを意識したら良いでしょうか。(46歳・会社員・福岡県)

 

<お答え その2>

 

はっきり言って、今の時代「年相応」なんてものはありません。昔は何歳になったらこれをして、これを着て、というわかりやすい基準がありました。だけど、今回のコロナ禍で世間のルールと一緒にそういう外のルールも崩壊したんです。

 

これからは、年相応じゃなくて自分相応! 自分軸で生きていきましょう。あなたが「いいな」と思ったことをやって、取り入れていけばいいんです。おしゃれも、あなたがアガるものを選んで、いまの時代にシンクロした着こなしや、メイク術をすればいいんです。
たしかに、作られたモノサシに沿うほうが案外楽かもしれません。だけど、あなたは「年相応」という言葉にポジティブなイメージはありますか?

 

たしかに、20代、30代の成長段階の人たちにとっては、「年相応の腕時計を買おう」とか「高級バッグを買おう」って、「年相応」という言葉がプラスに使われることが多いです。だけど、40歳過ぎたら成長じゃなくて老化(笑)。途端に「年相応に落ち着かないと」とか「派手なものは避けないと」って、ネガティブな使い方に変わります。

 

40歳過ぎたら顔も着ているものも自分の責任です。50歳を過ぎて同窓会に行ったら、同い年のはずなのに、男も女も見た目だけで10歳以上違って見えますよ。それって結局、自分らしく生きているかどうかの差だと思うんですよね。自分軸を持って毎日をご機嫌に生きている人は表情が明るい。逆に、年相応を意識しすぎて縮こまっちゃってる人はどことなく表情も暗いもの。

 

それに、この歳になって思うんですけど、人にはそれぞれ、然るべき時期があります。100人が100人同じタイミングでライフステージを上がっていくわけじゃない。歩幅というのは人それぞれで、それを周りに合わせようとするところから不幸が始まるんだと思います。

 

 

イラスト/松元まり子

 


 

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