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https://ourage.jp/life/interview/193724/

成田凌さんは○○を食べればインフルエンザにかからない?! (インタビュー/後編)

成田さんの毎日は、とにかく大忙し。初主演映画『カツベン!』のプロモーションでは、100以上の媒体から取材を受け続けた。
他の作品にも次々出演、2019年だけで6本の映画が公開されたとか!
それでも体調を崩すことなく、毎日絶好調。
どうやらそのための作戦が、あれこれたくさん、あるそうで‥‥。
(成田さんが「身体で覚えたこと」について語った、インタビュー前編はコチラ

 

撮影/萩庭桂太 ヘア&メイク/宮本愛(yosine.) スタイリスト/伊藤省吾(sitor)  取材・文/岡本麻佑

成田凌さん

Profile

なりた・りょう●1993年11月22日、埼玉県生まれ。2013年に雑誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルオーディションに合格し、現在もモデルとして活動する一方、2014年からは俳優としても活躍。TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(16)、NHK連続テレビ小説『わろてんか』(17-18)、映画『キセキ -あの日のソビト-』(17)、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)、『スマホを落としただけなのに』(18)、『チワワちゃん』(19)、『翔んで埼玉』(19)、『愛がなんだ』(19)、『さよならくちびる』(19)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19)など数多くの話題作に出演している。

 

運動神経は良いみたいです

 

『カツベン!』では、ちょっとしたアクションシーンも披露している。

 

「俊太郎はヤンチャな男なので、逃げ回ったり襲われたりするシーンもあるんです。そこで僕から、“こうやったら面白いかもしれません” “もっとこうしてみるのはどうでしょう?”って、いろいろ提案させてもらいました。

アナログな現場で、みんなが一致団結して、せーの、で頑張ることが多かったので、僕も全力で臨みました。

この作品で気が付いたんですけど、僕、運動神経が良いのかもしれません(笑)。下駄履きで、走っているトラックの荷台に飛び乗るなんて、台本を読んだ段階では、そんなことできる人いるのかなと思ったけど、意外とね、やってみたらできるんですよ(笑)」

 

しかも、活動弁士は声が命。毎日大きな声を出すことで、身体の調子も良くなったとか。

 

「身体の芯から声を出していると、めっちゃ疲れます。特に背中がめちゃくちゃ疲れるんですけど、正しい発声をしているとそうなるらしいです。それに、大きな声を出していると、なんか元気になったような気がしますよね」

 

そんな成田凌さんの健康管理は、食がメイン。自分で料理もサクサクこなす。

「ミネストローネ・スープはよく作りますね。野菜を刻んで煮るだけなんで、簡単じゃないですか。ミニトマト、玉葱、ジャガイモ、人参、ピーマン。あとセロリとベーコンは入れれば入れるほど、うまいです!

“これを食べていればインフルエンザにかからない”って、子どもの頃、母がよく言っていたので、その根拠のない説を信じてます(笑)。実際に僕、インフルエンザにかかったこと、ないです!」

 

もうひとつ、実行しているのが、毎日湯船につかること。

 

「絶対毎日、風呂には入ります。気持良いし、皮膚ってこう、表皮・真皮・皮下組織ってあるじゃないですか。真皮レベルでキレイになりたいんです。

だから洗うだけじゃなく、しっかり汗をかいて不純物を身体の外に出したいんですよ。水を飲んで入ったり、飲まずに入ったり、いろいろ試して、その結果、毎日長風呂でふやけてます(笑)。あとはストレッチボールと、バランスボールですね」

 

さらに今、凝っているのが、健康器具の『骨盤職人』。

 

「寝っ転がって、身体の下に入れて刺激する器具なんですけど、気に入ったので母の日のプレゼントにしたり、いろんな人に配ってます。僕にはすごく、いいんです」

 

どうやら健康に関して、興味津々らしい。通っているスポーツジムでは、トレーナーさんを質問攻めにすることもあるとか。

 

「いろんな論文に目を通して最新の健康情報をチェックしている、熱心なトレーナーさんなんです。その彼に今注目の健康法とかトレーニングとか、いつも聞いています。そういう情報は日々更新していくから、教えてもらったことを全部鵜呑みにするのではなく、自分でもいろいろ試してみて、自分に合うものをチョイスして実行する、という感じです」

鍛えて、整えて、現場に臨む。健康管理は俳優という仕事に、不可欠なのだ。

 

「これは僕の変なクセなんですけど、撮影現場で“用意スタート”の直前、絶対にあくびするんですよ。きっと身体が緊張していて、それをほぐすために身体が勝手にやっているんじゃないかな。大きく口を開けて呼吸して、身体から無駄な力を抜いて、そのためのあくび、なんです(笑)」

 

これからもきっと、大事な場面ではあくびをしながら、俳優という道をまっしぐら。

 

「今回、主役をやらせていただいて、プレッシャーじゃないけど責任感は感じています。でもこの『カツベン!』は本当に面白いし、良い作品だと思うので、ひとりでも多くの人に知ってもらって、映画館に足を運んでもらいたいです。

ほめられるときって、面と向かってほめられるより、“あの人がおまえのことほめてたよ”って言われるほうがうれしいじゃないですか。だから僕が“面白い映画です”って言うより、観てくれた人が“良かったよ!”って友達に勧めてくれるほうが良さが伝わると思うので、観た人は皆さん、お友達に勧めて下さい!(笑)」

 

『カツベン!』

子どもの頃から活動弁士に憧れていた染谷俊太郎(成田凌)。だが今ではニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいた。そんな生活に嫌気がさし、一味から逃亡した俊太郎は、とある小さな町の映画館に流れ着くが……。

12月13日(金)より、全国ロードショー

配給:東映

監督:周防正行 脚本・監督補:片島章三

出演:成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 高良健吾 音尾琢真 竹中直人 渡辺えり 井上真央 小日向文世 竹野内豊 ほか

©2019「カツベン!」製作委員会

公式サイト:https://www.katsuben.jp/

 

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