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思いやりのない夫 と別れたい・・・、看護師・僧侶の 玉置妙憂さんが 悩みにお答えします!/心の曲がり角ののりこえ方①

仕事や子育てで多忙だった頃には見て見ぬフリをしていたけれど、OurAge世代になるとそうもいかなくなってくるのが「夫のこと」。思いやりのない夫との関係をこの先どうしたらいいのか――。長年一緒に暮らしてきた相手だからこその愛憎劇。老後まで仲良く一緒に暮らすにはどうしたらいいのでしょうか?

 

Q 思いやりのない夫と別れたいが…

 

10歳上の旦那は、自分の親の家にはしょっちゅう行くのに私の親のことはほったらかし。私が体を壊しても優しい言葉もありませんし、旦那の実家の冠婚葬祭で私がこき使われていても、ねぎらいの言葉もありません。

 

娘も「人に関心のないお父さんが嫌い」と言っています。離婚に向けて、私も仕事を始めましたが、病気になり仕事もできなくなりました。

 

旦那はATMだと割りきって一緒にいたほうがいいという人もいますが、2年後は旦那が定年に。これから毎日、家にいるのかと思うと動悸が激しくなります。(54歳・専業主婦)

 

お悩みに答えてくれる人生賢者は

玉置妙憂さん
Myoyu Tamaoki

看護師・看護教員・ケアマネジャー・僧侶。夫の死をきっかけに出家。現在は看護師として病院で働きながら、「大慈学苑」を設立、院外でスピリチュアル活動も続けている。近著に『頑張りすぎない練習』

 

 

A どうしても愛せないのであれば、愛されようと思うな、です

 

本当でしたら、「別れちゃいなさい!」と申し上げたいところですが…。病気でお仕事もできなくなり、なかなかふんぎりがつかないというご事情もわかります。

 

でも、(ご病気の状況がわからないので軽々しくは言えませんが)もし頑張れそうであれば、違う道に進むことも可能性がゼロではありません。

 

私は今、看護学校でも教えていますが、50代後半の女性もいらっしゃいます。リストラされたり離婚したり、理由はさまざまですが、改めて職を探すことは珍しくない時代になりました。

 

今の生活スタイルをまったく変えることなく「夫だけなんとか変わってくれないかしら」というのは、難しいかもしれませんね。「夫が優しいか優しくないか」が決まるのは、あなたさま次第だからです。

 

世の中には、「病気、大変だね」「よしよし」とされることを「優しい」と考える方もいらっしゃれば、内緒で病気平癒のためお百度参りをする姿こそが優しいと捉える方もいます。

 

つまり、優しいかどうかは相手によるのではなく、そう思うかどうかの自分にかかっているのです。自分が期待する通りの優しさが得られなければ、当然不満が募ります。でも、その不満の出どころは旦那さまではなく、あなたさまなのです。おわかりいただけますでしょうか。

 

「いや、夫は子どもにも嫌われている」とおっしゃるかもしれませんね。でも、お子さんは、常々不満を抱えているお母さんのご様子を見て、気を遣ってくれているのかもしれませんよ。

 

 

「相手に自分のことを大切にしてほしい」という気持ちは誰もが持つものです。でも、大切にしてもらうには、まず相手を大切にしないと、そうはしてもらえません。夫のことを「ATM」だと思おうとしていらっしゃるようですが、さてどうでしょう。

 

ATMが人を大事にしてくれるでしょうか。愛されたいと思ったら愛さなければ得られません。どうしても愛せないのであれば、愛されようと思わないということです。

 

ただ、縁あってご夫婦になったわけですし、別れずにやっていくのであれば、ATMと思うより、このときを一緒に過ごしていくユニットと考えて、お互い協力していくというのはいかがでしょう。ケンカ腰の文句や苦情ではなくて、よりよい生活にするための対話をする。

 

でもユニットですから、個々は別々。たとえ相手が毎日家にいるようなことになったとしても、あなたには関係のないことです。そんなふうに前向きに割りきってみてはいかがでしょうか。

 

 

イラスト/坂本奈緒 取材・原文/佐藤裕美、本誌編集部

 

 

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