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タイを釣りたいなら、最低限、自分がエビになる必要がある

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説あまたあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載では先生の数多くの名言から、特にOurAge世代向けの言葉をピックアップ。込められた”愛とムチ”の意味を、解説いただきます!

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「海老で鯛を釣る」ということわざがありますよね。少ない労力や品物で、たくさんの利益を得ることのたとえです。「バレンタインデーに2千円のチョコをあげたら、ホワイトデーのお返しに1万円のストールをもらった」なんていうのは、まさにエビタイ。

 

でも、考えてみたら、海老って結構なご馳走なわけで、鯛を釣るには、海老くらいにはならないとダメってことです(笑)。

 

あたりを見回すと、海老にもなれないくせに鯛を欲しがってる人が多いけど、それは欲張りってもんです。童話を読んでもそうですよね。『シンデレラ』にしろ、『白雪姫』にしろ、貧しい女の子が王子をつかまえられたのは、すごい美貌があったから。どちらも王子の一目ぼれですからね。つまり恋愛にしろ、仕事にしろ、自分に何か光るものがなければ、鯛は食いついてこないんですね。

 

しかもシンデレラのように、最初から美貌があれば苦労はないけれど、たいていの人はそんなものは持ってないから、見た目を磨くとか、技術を身につけるとかして、海老になる努力をしないといけないってことです。釣りたい相手が何を欲しがっているのか、何が好きなのかを調査・研究することも大事ですね。

 

そして相手が欲しいものを持っている唯一無二の存在に自分がなることができたら、それは最強の海老です。きっとお目当ての鯛が釣れますよ!!

 

 

一条連載_ill

「一条ゆかりイラスト傑作集」1979年10月号刊表紙

 

取材・文/佐藤裕美

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