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https://ourage.jp/column/life/weekly-encouragement/209413/

ケチとエコの違いは…地球サイズでケチを考えるのがエコです

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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私はずっと自分のことをケチだと信じていたんですよね。家が貧しくて、小さい頃から苦労してたから、すっかりケチになってしまったんだと。

 

でも、大人なって、温泉に行ったときのこと。浴場で体を洗っていたら、隣りのおばさん二人がペチャクチャとしゃべりながら、お湯をずーーっと出しっぱなしにしているのよ。それを見ながらイライラしてたんだけど、ハッと気づいたら、手を伸ばして勝手に蛇口を止めてたの(笑)。

 

びっくりして私を見るおばさん。気まずいわよね~。「水が出っぱなしだったので」と言うと、怒ったように「入浴料、払ってるんだから」と。「いくら使おうが私の勝手でしょ」みたいなことを言うので、「でも、もったいないですから」と言ってしまいました。

 

そのあと、温泉につかりながら考えました。私は、自分が損するわけじゃないのに「もったいない」と思った。ということは、これはケチではなくて、エコなんじゃないかって。自分のためにやるのがケチだけど、地球のためにケチるのはエコなんだなと、そのとき気づいたんですね。考えてみたら、ゴミを増やすのも嫌だし、リサイクルとか好きだし、私ってエコじゃん!! と。

 

それまで「私って、なんてケチなんだろう」と多少恥ずかしく思っていたのよ。ケチ=がめついというイメージだし、岡山県生まれの私にも、大阪人のドケチの血が流れてるんだわって。でも、温泉事件以来、堂々と人前で「私、ケチなんです」と言うようになりました。

 

「私、エコです」と言わないのは、私がそれを言われたら、なんかイラっとするから。なぜなら、この言葉には「私が正しくて、あなたは間違っている」という響きがあるんですね。今はやりの自粛警察と同じ。世の中、そういう人が多いのよ。自分が正しいと思って相手を非難する人。

 

私は「漫画家=非常識」という色眼鏡で見られる時代に生きてきたから、そういう正義面した人たちに、「おまえはおかしい」とよく非難されるタイプでした。だから、できるだけ人にそういう印象を与えないために、「エコです」じゃなくて、「ケチです」と言っています。

 

自分でケチって言ったら、もう最強だからね。誰も突っ込めない(笑)。自分のことを少し悪者にして楽になろうってことですね。そんな技が、大人なって身につきました。

 

 

一条連載_ill

天使のツラノカワ」クイーンズコミックスDIGITAL

 

取材・文/佐藤裕美

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