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「友達としか思えない男」からの好意を無下に断ってはダメ。「こんな私を好きになってくれてありがとう」と感謝しつつ、「(今はアンタに興味はないけど)困った時は相談に乗ってね」とひとこと付け加えて/一条ゆかり

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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昔、「うんちのついた棒でもヘビを追い払うのに使える」という名言をみて、「なるほど~!」といたく感心した覚えがあります。「使えるものは何でも使え!」というのが一条流(笑)。好きでもない男から好意を抱かれるのって、ちょっとうっとうしいときもあるけれど、男は男だからね。とりあえず末席でもキープしておくことが大事です。いつ繰り上がって、上席になるかもしれないので“男捨離”は慎重に。

 

こういう異性がいて良かったと思うのは、ご飯を食べに行くときですね。
女友達と食べにいくのと、男友達と食べにいくのでは、何となく違うのよ。モチベーションとか、気持ちの華やぎが。恋人ではないから、その人のためにおしゃれするってわけでもないんだけど、ちょっと服装の選び方も変わってくるし。

 

この前、昔、仲良しだった恋愛関係のないボーイフレンドと久しぶりにランチを食べたんだけど、すごく楽しかったの。男と会食する気分なんて、すっかり忘れてたけど、あの感じ、懐かしかった。彼の場合、もともとお気に入りの男だったというのもあるけれど、女友達とは会話の内容も違ってくるし、いい気晴らしになりました。一緒にご飯に行ける異性って、なかなか得難い存在だから、大事にしなければ。

 

ちなみに私のマンガ『プライド』の萌ちゃんは、ガンガン男を利用していましたね。とくにイタリア留学で苦労していたとき、萌ちゃんを助けていたマルチェロ。日本のアニメを愛する、小太りのオタク青年。いいように萌ちゃんに使い捨てられてましたね。すごくいいヤツなんだけどね。私もマルチェロとは、つきあわないだろうな~(笑)。

 


 

 

 

プライド」集英社文庫<コミック版>

 

取材・文/佐藤裕美

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